將三百六十骨節、八萬四千毫竅、通身起箇疑團、參箇「無」字。畫夜提撕、莫作「虚無」會、莫作「有無」會。(略)若不間斷、好似法燭一點便著。
(読み下し)三百六十ノ骨節、八萬四千ノ
(現代語訳)
三百六十の骨ぶし、八万四千の毛穴、全身をもって疑い、「無」の意味を知れ。よるひるひきしめて、「虚無」にも落ちいらず、「有無」にもかかわるな。(略)油断がなければ、お燈明のようにパッとつくのだ。
〔魚返善雄・訳「無門関」角川ソフィア文庫,令和5(2023)年〕
將三百六十骨節、八萬四千毫竅、通身起箇疑團、參箇「無」字。畫夜提撕、莫作「虚無」會、莫作「有無」會。(略)若不間斷、好似法燭一點便著。
(読み下し)三百六十ノ骨節、八萬四千ノ
(現代語訳)
三百六十の骨ぶし、八万四千の毛穴、全身をもって疑い、「無」の意味を知れ。よるひるひきしめて、「虚無」にも落ちいらず、「有無」にもかかわるな。(略)油断がなければ、お燈明のようにパッとつくのだ。
〔魚返善雄・訳「無門関」角川ソフィア文庫,令和5(2023)年〕