▲中山路・黄則和食品の配膳コーナーを2階席より見下ろす。
システム自体はこんな共産主義的な風情です。ここに並ぶには,まず金額分の食券を,また別のカウンターで列に並んで購入して…となかなか一筋縄にはいきません。
中山(チョンシャン)から 958(ジウウーパー)で 湖北(フーペー)へ
もはや川柳の概念を超えてしまってますが,とにかく中山医院から958路で湖浜北路までバスに乗りました。この路線は途中から北行し,白鷺州公園,つまり東西に走る川の中洲を超えて北岸へ行くはずです。
湖浜中行というバス停で下車。歩き方等等にカフェストリートと書かれてる[竹/員][竹/当]路へ歩きました。
確かに。夕暮れ迫る閑静な河辺に小洒落たカフェが立ち並び…はいいんだけど,こりゃあちょっと,とゆーかかなり御高いぞ?市井の倍から3倍はするぞ?客曹も外人ばっかだぞ?
ドイツやイタリアの感覚で,その中では割と普通めいた店を探しまして,おっかなびっくり入りました。店名The Coffee Club。
踏み入った瞬間,失敗したと思った。店造りもシステムもかなりの割合でスタバのコピー…正規の繋がりはないだろから海賊版スタバというとこか?
美式珈琲
掌破[人/ヒ](ナポレオン) 計73元
ただ,品の方はスタバじゃありませんでした。それは一口でハッキリした。
正直,びっくりした!まあ値段にもビックリだったけど──中国大陸にあるまじき本格派ぶりにです。
アメリカンコーヒー(美式珈琲)は,まさに本場アメリカン。当たり前のように聞こえるけども,あの薄くお茶のようなスタンスの保ち方は,実はなかなか日本にはない。そこのところが堂に入ってる上に,普通のコーヒーにしたら弱過ぎるような,か弱い香りも好ましい。
そうだ。今思い当たったけど…アジアを植民地にした国にはコーヒーの美味い国はほとんどない。イタリアやドイツの植民地は数えるほどなんだから。▲The Coffee Club[口加][イ人/ヒ]比珈琲で美式珈琲(アメリカン)とナポレオン 掌破[人/ヒ]
ナポレオン 初めて食す [竹/員][竹/当]路(ユエンドンル)
ケーキはナポレオン。日本からの輸入なんかじゃ絶対にない。植民地時代に直輸入したタイプの一つだと思います。ウェハースにバタークリームと柑橘系のジャムを挟んだポロポロして食べにくい生地だったけど,味わいはスゴい!ウェハースはサクサクしながらホロリと口溶けてく。
バターが,しつこ過ぎず,香りだけで存在感を示してきます。これは…驚いたことにドイツで出会った天国バターのあの香りです。
この融合の中にジャムのアクセントがピシッと決まってる。
恐ろしいほどの完成度。こんなのを中国で食おうとは想像してませんでした。
ただ,この庶民価格との隔絶度も考え合わせなきゃならんな。値段さえ出せば,タイや香港ならこういうレベルは経験できるから──ガイジン価格が他より低いという事かも知れません。つまり食文化として定着しとるかどうかは自信が持ててません。
17時45分,L5で二市へ,BRT快速に乗り換えて火車[立占]へ戻りました。
黒面[サ/祭] 寒天洛神茶で一服
10元。読めもしないから最早韻を踏んでるのかどうかすら確認できんけど,とにかく中国初の黒面祭。この訳の分からん薬臭さは…やはり健在だなあ。厦門火車[立占]地下にて。
駅前の向陽坊にまた立ち寄りました。本日は
芝士火腿丹麦面包(熱加工焙[火考]類)
やはり違う。日本パンでも香港パンでもない。フランス本国的なんである…というのを予測してたんだけど…これは,デニッシュ生地はイタリア的でもフランス的でもない。確かにどちらかと言えば後者だけど,ここにハムを入れてしまう感覚は,胡椒餅の面包版以外の何物でもない。
何かしら独特の創造性が,この福建にはあるように感じたわけです。それは台湾とも香港とも違う何物かの影を感じさせてて。
▲厦門BRT火車[立占]駅の高架。市内を縦断するこの構造体,一見,高速に見える…というか実際高速なんだが,専用バス道。
ここをマイカーで突っ走りたいと夢見る厦門市民も多い。完全な想像だけど。
この店,実は中華餅でも売り出してて老婆餅はそれなりに有名みたい。つまり,日本に時々あるどっぷりフランスなのとお澄まししてる店じゃない。
⑤香港航空で出た鶏肉包と同じ印象です。大陸中国パンとでも言いたくなるような,包子の皮を面包に代えてみたらこんなに面白くなったよ!!みたいな遊び心に満ちた流れがどうも見え隠れする。
チャンネル法治天地
0900老舅新娘
テレビ上でジャッジ役の2人を挟んで右手の新娘と左手の老舅が正当性を戦わせる番組
何でテレビに出るねん!?