って感じのわしのカラダに突撃!!!中間レポートなのじゃ。
8割に縮小するなんて,そーそー人間が味わえる変化じゃない。どうよ?羨ましいでしょ?(羨ましかねーよ!)
その前に,前の章のスイーツ以後1週間の体重と体脂肪率の推移を紹介しておきましょ。シュークリーム食べたのが1/27。
(日付)(体重)(体脂肪率)
1/14:111.0kg34.0%
1/20:110.0kg33.7%
1/25:108.5kg33.3%
1/26:外泊(未測定)
1/27:107.5kg33.7%
1/28:108.0kg32.1%
1/29:108.5kg32.6%
1/30:108.0kg32.2%
1/31:108.0kg32.9%
2/ 1:107.0kg32.4%
糖分の大量摂取は減量中のカラダにとってはやはり衝撃力を持つらしい。スイーツ食べた日から体重減少はピタリと止まった。しかしその分,体脂肪率の方は従来にない動揺を見せ,乱高下し始めたぬよ!しばらく破れないでいた33%の壁を軽々と突破。もう1/3脂肪人じゃないぞ!(まだ多いって)
体重は1週間5kg落ちては1週間止まるというパターンがある。そして,体重が落ちてる間は体脂肪率は止まり,体脂肪率が落ちる時は体重の減少が止まる。
体重の減少自体は今や当前。勝負は減少の内容です。つまり,筋肉を落とさずに脂肪と内蔵脂肪を落とすこと。
現在までの約30kgの減少体重中,20kgは脂肪,10kgは脂肪以外。歩きのスムーズさを思うと筋力は落ちてなさそうだから,後者は内蔵脂肪が主だろう。大体理想的か?
では,糖分摂取で体脂肪が減るのは?突然だけど,三位一体改革での財源の取り合いをイメージしてほしい。
カロリー管理は,カラダのエネルギー収支に緊縮財政を強いる。その時,脂肪と脂肪以外の関係はどうなるか?両者とも現行規模を維持しようとする恒常性を本能にしてるから,縮小する全体の中で互いを食い合う,要はゼロサムの関係。
ジャッジは総合調整役の脳。収支に余裕のない方が優位に立つ競争環境です。「お前の方が削れる部分をたくさん残してるじゃないか」と主張できる。
そういう競争の最中に,ドッと糖分が入るとどうなりますか?
道路特財が問題視されるのと同じ。「あれれ!アナタはまだまだ身入りがあるじゃないですか」と脂肪以外側が勢いづき,脂肪側は「し,しかし無人踏切の整備が…」とか何とかしどろもどろの弱い立場になるわな。当然脳のジャッジは「脂肪さん,今回は少し泣いてもらいますよ」となっちゃう。
科学的根拠はないんだけど…そんなに外れてない理解だと思う。要は揺さぶりをかけて両者の競争を激化させてやるってこと。脂肪や糖分を適量取らないと,脂肪側の発言力が優位なままになるのです。生命が体脂肪貯める本能を持つ以上,減量中の体内では,一般的に脂肪以外の側が立場弱いんだから。
最後に脂肪以外チームの監督から一言。「ファンの皆様の声援だけが頼りなんです!」
前置きが長くなってもた。カラダの変化です。
「なんか細くなってない?」と周囲に指摘されることがようやく増えてきた。▲1/4が近づいたこの段階でようやくです!他人の目なんてそんなもんで,大して鋭くはない。
「ウエストというものが存在するようになったじゃん」という凄いチェックも最近あった。面倒くさいので図っちゃいないが,ベルトの穴の位置は20cmは移動してる。
個人差や痩せ方の違いはあると思うけど,わしの場合,まず落ちたのは腹周り。次いでヒップと背中。さらに胸や肩,腕が落ちて,最近は太ももの縮小が著しい。
脂肪が▲20kgと書いたけど,これは脂肪重量全体の40%。余裕財源,つまりカラダのヘソクリは,そういう順序でそれぞれの部位にストックされてくんだろね。
ついでに,衣類の話。体重半減までに服の買い替えは避けられない。ただ途中の買い替えはどうせすぐ着れなくなるから1回だけ,つまり行程の折り返し点に近い今やることにした。
(後日談:これは甘かった。結局2回サイズ調整した。)
さっきのデータは,スーツの新調時に店員さんに測ってもらった。前から利用してた店。普通は以前の各部位の細かいデータを保存してるから,サイズの定期検診が割とお薦め。
ただし「何やってそんな痩せたんです?」と執拗に聞かれます。そんな時は一言,「色々あったんです…」とつぶやき,辛い過去が脳裏を駆け巡るのであった的に表情に影を落として目をそらすとダンディ。
映画を見てると尻が痛くなる。座り仕事を続けてると腰が痛くなる。
これまでは脂肪が補強しててそういう痛みはついぞ感じたことがありませんでした。
バイクの走り方が違う。えらく調子いいじゃん!と思ったら,当たり前だ。乗ってる重量が3/4なんだから。
こうした物理的な変化もだけど,体内の違いも甚だしい。
まず,汗がすぐ引くようになった。以前は1時間くらいは汗だくが続いて,頭痛に悩まされ,ひどいときは脱水状態で集中が続かなくなってたけど,今は疲れが心地よいという感じを久しぶりに味わってる。
眠りが深くなった。いわゆる無呼吸症候群で,イビキがひどかったんだけど,呼吸器系の周囲の脂肪が落ちたんだろ,今は全くなくなった。
半年に一度くらいの頻度で気管支の辺りがキリキリと痛んでた。ドッグの時に医者に聞くと,やはり気管支の周りの肉の圧迫が原因らしかった。これにも減量開始後お目にかかってない。
足裏の角質が薄くなってきた。手足の先までの血行が回復してきたんだろう。その証拠に,肉布団が脱げて体感温度的には寒くてたまらんのに,風邪を全くひかない。ひと冬に2~3回は寝込んでたのに,兆候すら見えないの。
最後に世界観──と言ったら仰々しいけど,特に足が動くので活動の負担感がまるで違う。今まで遠く感じてたり,行くのはしんどいなヨ~と思ってた場所までスイスイ歩いてしまえる。3倍は世界が小さくなった感じね。
何かに書いてたけど,日本人は太る才能がないんだって。すぐ病気になっちゃう。旅行先でも外人のデブは結果平気でスタスタ歩いてた。つくづく思うのは…日本人が太ると失うものが大き過ぎる。
減量開始100日目を超えてから,体重・体脂肪率のDBに新しいグラフを加えた。X軸に時系列ってのは同じだけど,Y軸に1日当たりの減量速度をとった。全期間と直近2週間の減量速度を折線グラフに落とす。
結果,当初の1日0.30kgからペースを落とし,0.25kg平均にダウンしてます。歩き始めてからペースは安定してきたけど,それでも4日で1kgペース!月4kgが安全速度とされるから,まだ倍の速さで暴走してることになる。
あと1か月で確実に2桁復帰。放っといても速度は落ちるだろうけど,幸か不幸か目標体重到達の予想時期は夏になる。最も痩せやすいと言われる季節。
気温の上昇と減量速度のペースダウン,どっちが強く働くのか?…楽しみ楽しみ。