Range(利東-元朗大井).Activate Category:香港シン参次(51) Phaze:林氏鲩魚

Range(利東-元朗大井).Activate Category:香港シン参次(51) Phaze:林氏鲩魚 大井横洲

献句
石の脳が遺りて此の海路
【本句】漱石は脳を遺して稲光〔名古屋A〕
D:脳は作品?←東京大医学部に保管。ドキッとする感覚。
稲光は外、脳は中←都市伝説的な不穏さ
稲光は先の方が?←下五で重み
遺して?脳があるのは単に事実では?
(星野)漱石はアンドロイドまである。小説とも解釈できる。蘇りも。
(堀田)取り出してる瞬間?何十年も経って稲光は解釈的に無理がある。屋内だからリアルを欠く。

[本日合計]
支出1300/収入1350
    ▼13.0[②164]
負債 50/
[本日累計]
利益 -/負債 183
九月十八日(三休)
0717 海蓮茶楼
肉団子
焼きそば(イーミー)
壽眉茶 300
1053林氏小記
面醤蒸大油鲩魚飯62HK$ 450
1532 新駿皇
E.鼓汁蒸魚450(1200)
1730 Cherikoff 車厘哥夫 カステラ150
[本日合計]
支出1300/収入1350
    ▼13.0[②164]
負債 50/
[本日累計]
利益 -/負債 133
九月十九日(四休)
▼▲

今朝0719の福來頓ガジュマル下

雲は少し出てる。ただ予報によると昼は猛暑。傘は置いていく。
海蓮茶楼の肉団子

0717 海蓮茶楼
肉団子
焼きそば(イーミー)
壽眉茶 300
例のお姉様がエラく笑顔で迎えてくれまして、完全に覚えられてるみたい。
今朝の海蓮茶楼入口

とことん地味に行っている。
肉団子は、実は肉ではなく蒲鉾あるいはハムでした。小さな皿にオイスターソースがタプタプで入ってるのに実に切れにくく、最初の一口目までがやや長い。あと、湯葉の羽根みたいなのが付いてて、元々肉を覆っていたのかどうか不明。
海蓮茶楼の肉団子 どアップ

味は、蒲鉾とハムの間の香港らしい味覚です。魚介は感じ取れないけれど入ってるかもしれない。生身の肉にはない穏やかで整っているのに強烈な「肉味」がじんわりと染みます。胡椒が少し感じ取れますけど他は全く分からない。あと湯葉をちょっと齧ると、ハムの汁を吸ってるのか、意外なアクセントになります。
海蓮茶楼のワゴンが行き交う

焼きそばも、実は焼くのではなく蒸してるようです。確か遠い昔、90年代の西安学生食堂で売られてた安い「焼きそば」がこんな味でした。これが「不味い」のではなく、おばちゃんが叫んでる「イーミー」としての美味だったことが分かるまでワシは四半世紀かかったのか……。
海蓮茶楼の焼きそば(イーミー)

小麦粉麺からやや離れた味に思えるのは調理ゆえかホントに小麦粉じゃないのか、判定できませんでした。ただソースは、少なくとも調理には使ってない。色は「焼きそば色」なので最初に染みこませてるのか、浸してから蒸すのか不明。ただじんわりと、香りが立ち上って軽い歯応えの麺を捕まえる、味わえば味わうほどに炒麺とは全くかけ離れた一品でした。これが香港飲茶に登場すると、こんな美しい味覚になるのか。
海蓮茶楼の焼きそば(イーミー)どアップ

具はほとんど入ってない。卵はなく、葱の代わりに白菜か青菜の端のようなものが混じる。マッシュルームに似た小さいキノコも入ってる。微妙に味覚に影響してるはずですけど、ここもよく分かりませんでした。分かったのは、意外にも壽眉と合うこと。
今朝0811の福來頓ガジュマル下

今朝0816の福來頓アパート

75周年記念中共旗がはためく高架坂

中共旗が一回り小さい香港の旗を挟んで風にはためく。
中共旗-香港旗-中共旗はためく。荃湾駅前通り

トイレを借りついでに綠楊坊の奥へ寄ると、英記茶荘(荃湾)がありました。三階(マックの階)の左側エスカレーターを上がった先でした。 S28-S29號舖──ってここになるのか?
荃湾駅北東はやや古めかしい区画

この場所のユーロピアンカフェはなぜかモーニング有しか選択できないらしいので、スタバのエスプレッソとする。なぜ香港のってこんなに美味いんたろ?
荃湾のスシロー表示には「寿司郎」と漢字になってて、最初見た時、少し考えてしまいました。

0856荃湾からMRT。金鐘乗換、銅鑼湾Dへ出る。
利東の魚をもう一度食べておきたい。ついでに見逃した観音へ伺っておきます。
利東 (広東語)
lei6 dung1 レイトン

 香港島から香港仔海峡(中国語版)を渡った鴨脷洲にある最初の駅。玉桂山(中国語版)の山麓に位置し、出入口は片方は地底トンネルで水平移動のみで可能だが、もう一方はエレベーターによる垂直移動となる。駅識別カラーは「オレンジ」。
 省人化のため有人窓口(客務中心)はなく、タッチパネル式の自助客務機(セルフ式精算機・チャージ機)やオペレーター通話機能を備えた資訊台が代用として設置される。〔後掲wiki/利東駅〕

銅鑼湾景隆街から4Cに乗る。間に合ったかと思ったけど客が揃い次第出発らしい。’0939発。
銅鑼湾から島南へ抜ける路線の景観は好きです。ビルの間を目まぐるしく抜けてトンネルに入り、抜けると緑がワッと広がる。
あれ?香港仔に行っちゃうのか?高架は降りてるけど……とにかくアバディーンの海。螺旋を登る?天后前。
皆さん降りるので降りる。ならば観音よりここの天后を見ておこう。
0953

香港仔のビルの谷間にて

香港仔天后の横断歩道対面から
香港仔天后入口正面から

上「天后古廟※」右聯「玉簡瑶函[丶/贋]盛朝之寶筏」左聯「霞帔雲鬓普四海以慈航」
※「同治十二年仲冬重修」
の添書あり
篇額に「同治十二年仲冬重修」

右手後方角に上「門官閣」とある役人顔。左手後方角は上「土地閣」とあり多分土地公。ただ像は新しい。
延々と擲筊し続けるおばさん。

左壇「財[日/巾]星君閣」

左壇は「財[日/巾]星君閣」。やはり新しいけど照明プラス目がイッてる感がマックス。
中央媽祖

中央媽祖も新しいのが4体。中央の赤い顔のが最古でしょうか?
中央の赤い顔の媽祖像

あと、左手端に虎爺がある。1007
ちゃんと柱に背中を踏ませてます。
中央媽祖向かって左手の柱下の虎爺

ということは──逆(右手)にもいます。これは両脇に置く前提で造られてる。
中央媽祖向かって右手の柱下の虎爺

右壇「華佗閣」

右壇は「華佗閣」??三国志の名医です。黒髭。
本殿前で擲筊(ポア:占い)を止めないおばちゃん

おばちゃん、まだ擲筊してます。余程の願いがあるらしい。
入口内側同治2年添書

入口内側の篇額「海国深安」の添書は「同治二年仲夏穀旦立」とさらに十年古い。
香港仔の高架下をくぐり海側へ抜ける地下道にて

確かこの渡船だった……と目で追って渡し場を見つける。

地下道から海辺へ。1030
2.5HK$。八達通で乗れます。客十人。いや駆け込みで十四に増えました。
渡船に乗り込む。八達通読取機は船の客席手前にありました。

天空から雲が消えてる。風があるのが救い。
やはり「合和地産」看板の正面から右手南行して着く。
1038
海峡に浮く陸地のような船の群

華底街から鸭脷洲大街へまず右折。
美美小厨は既に満席?しかも高い。冬菜蒸紅彩魚78HK$。
既に行列の美美小厨

もう一軒も満席。なのに記憶に残った第一目標のこちらは──無人??どうなってる?でも間違いはない!
例湯は「暫停供應」となってる。
林氏小記の面醤蒸大油鲩魚飯

1053林氏小記
面醤蒸大油鲩魚飯62HK$ 450
 鯇魚は主に広東での呼称。読み:ワンユイ、広東語:waan5 jyu4。ベトナムでは草のコイを意味する Cá trắm cỏ(カー・チャム・コー)。

ソウギョ(草魚、Ctenopharyngodon idellus)は、コイ目コイ科クセノキプリス亜科に属する中国原産の淡水魚。日本では水草を食害する事で知られていて環境省が生態系被害防止外来種に指定している。(略)原産地・中国では、淡水魚の中で最も多くの量が養殖・出荷されている。植物プランクトン食のハクレン、動物プランクトン食のコクレン、淡水生巻貝類などを食べるベントス食のアオウオとともに「中国四大家魚」と称される。〔wiki/ソウギョ〕

林氏小記の面醤蒸大油鲩魚飯どアップ

 微かな臭みと淡白で滑る歯応え。二匹出ましたけど身はかなり薄く、小型の幼魚なのかもしれません。
 ただ、噛み締めると脂をかなり帯びていて、それだけでも十分美味い。
 ところがここにオイスターソースに加え、生姜粗微塵と豆。この豆が、一粒を魚肉とともに口に入れるだけで──香ばしいというか香気が弾けるというか、素晴らしい働きを見せます。
林氏小記の面醤蒸大油鲩魚飯も二匹目へ

生姜もですけど、何か産地か違うのでしょうか、他とは全く新鮮味が違うこともあるらしい。
 11時半になっても数人。常客ばかりらしい。やはり皆さん、魚食ってます。そりゃそうだ。
林氏小記の黒板メニュー書き

利東の魚屋にて

利東の通りにて

▼▲

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です