▲大窩,木陰のアルミ小屋。粗末な造りだが新しいようだ。
※後日評:これは寺院のようにも見えるが…?
▲時折見かけた古いタイプの家屋。水際にコンクリートを突き刺すように建つ。
▲生活感のある一軒家。少し奥まった辺りには何軒かありました。
このバランスは,香港市街の貧困層救済として移住開拓をやった時代があるのかも知れない。
▲集落の奥から湾を見渡す。谷がそのまま陥没したみたいな,ちょっと凄絶な風景。
▲集落奥で外海に続く道になったので,しばらく行くと岬に出る。家並みは減り,整備された緑地増す。小さな別荘も混じってるか?心地良く打ち捨てられた,浄土の風情有。
岬の脇からは,写真の小島へ続く防波堤の道。
釣り人,一人。
天,海,烈光。
廟には,にこやかな寺男のほか人影なし。
さて。戻るか。
帰りのバスは3系統あった。梅窩行,東桶行,昴坪行。昴坪行が山頂へ行くようだが,乗客がいないので諦めて東桶行に乗る。
13時25分,大窩を離れる。
やはり仏教中学の脇を通って峠へ。日差しが物凄くなってきた。
乗客20人ほど。今度はなぜか半数が白人で,車内に英語が響いてる。
峠近くの道脇に「聖域同登」と表示された石門を見る。山中に廟があるらしい。
13時半を過ぎた。
観光バスともすれ違う。大窩の駐車場には3台止まってたが,スケジュール上なのかさっきから頻繁にすれ違うようになった。
13時37分,「石壁監獄」というバス停。冗談じゃなくプリズンらしい。低層階まで窓に格子がはまってる。さっき海側に「リゾートホテル」と見たのがそれだったらしい。とんだリゾートでした。
山中に分け入る。が,「糖福懲教場」という施設に寄っただけで元の道に戻る。服役施設だらけ!
どうもこのルート,梅窩の路線より寄り道が多いらしい。13時50分過ぎ,まだ茶果州の島が見えてる南岸砂浜の道。
13時57分,さっき通った三叉路を東桶への道に入る。途中乗車の客が増え,いつしか車内は満員。急勾配の登り坂,バスは徐行路線を登る。行く手の山塊,霧覆う。
14時5分,峠を越える。海際に埋め立ての工業用地が一望。入居はまだ少ないらしく,更地目立つ。
左右の森に低灌木続く。植林の気配有。
上嶺皮。高層マンションが,いきなり山裾越しに20棟ほど見えて来る。やはり東桶が,ランタウでは飛び抜けた都会らしい。
整備された2車線道路に入ったころ,ケータイのアンテナもいきなり復活。
14時15分,MTR東桶駅に到着。
▲この時のルート(梅窩→大澳→東涌ルートマップ):グーグルマップ行程