外伝09♪~θ(^4^ )遠征編
♯廈門編第三日@禁断の厦門SMに驚嘆す! 禁断の写真集

▲「SM」シティの堂々たる表示。他意が分かったとしても,感性的に中国人は「それがどーした?」モードかもしれませんが…。

▲スターバックスの「中秋が終わるまであと3日」の黒板書き。中秋を愛でる心情も面白いけど,この出来はかなりいい感じで,思わず撮っちゃいました。

【続編】
 さて…カフカなるクリーニングの件です。
 今朝の約束だと洗い終わってるはずなので,不吉な予感にドキドキはしてたけど…カウンターに行ってみる。
「何だそりゃ」的反応。
 まあそれはかなり予測通りでしたが…探し回った挙げ句「直接電話しろ」とのこと。
 よって,もう一度今朝の9114に電話してみる。
「? 知らない」
 予想通り押し問答してると「110に電話しろ」との事。
 それはどこなんだ?日本なら警察の番号だけど…と電話してみる。
 いくら話しても,らちがあかない。ホテルの場所も知らないって?
 これはどうも…ホントに警察に掛かってるらしい。悪名高い中国公安…じゃないだろけどその隣辺りでしょうか?
 呆然として電話を置く。洗い物が無くなったからってホテル側が「じゃあ警察にかけてみろよ」なんて言うか,フツー?
 ところで…?僕はどうすりゃいいのかな?
 途方に暮れて15分も経った頃,カウンターから電話。
「ズボンが届いたよ」
 届いたよじゃねえよ!
 カウンターへ行くと「はい,あなたのズボンです」
 ですじゃねえよ!説明とか謝罪とかないのかよ!
 何がどうなったのか分からんが,想像するに…訳がわからないながら警察としても一応ホテルに一報入れたんでしょう。それが結果的に圧力になって,カウンターから洗濯係にきちんと探せと連絡が出たのかな?
 とか推量する気力も当時はなかった。ま,カフカ・ワールドですからね。とにかく洗ってはあるみたいだし,明日の厦門発に何とか間に合った。あとは…もう忘れてしまいましょう。

▲向陽坊の北海道戚風蛋餅

疲れたし 甘味一服 向陽坊
 てことで気分転換にちょっと再出撃。
世貿1階向陽坊(世貿1階)
北海道戚風蛋餅13元/150
依[サ/夫]蕾鮮[女乃]酪布丁(5階フードコート)
原来[女乃]酸布丁
 前者はカップケーキ。いかにも安っぽいんだけど,中身は極めて淡い甘味のカスタードクリーム。生地が昨日と同種の淡い焼き味だから,この薄い甘味が丁度よくマッチする。
 日本にありそうでない味覚です。じゃあどこの味かと言えば…ヨーロッパのも少し違う。あえて言えば東ドイツだけど,これはやはり中国系。マカオのプリンの系統と言った方が当たってます。
 この夕方に購入した福建茶に,実によく合う淡味スイーツでした。
 唯一難点があるとすれば…これのどの辺りが北海道なんだ?漢民族圏で「北海道」というのは日本人が感じない何か特別な意味を持ちつつあるようです。
 後者,[女乃]酪布丁の「原来[女乃]酸布丁」。プルプルの牛乳プリンです。と言ってもヨーグルトを混ぜてあるわけじゃなさそう。食べにくい位にふるふるな,この食感はかなりのもの。
 看板は台湾モノみたいな風情。けど,台湾ではあまり見かけた記憶がない。おそらくこのエリア産でしょう。
 薄く透明な独自性。そういうものがこの福建に存在することだけは感じとれた。けれど今は,次にどう攻めればいいのかすら見当つかない。
 何か全く未知の難物です,この土地は。

2日目の朝の月華沙茶面(鎮邦路)

▲路地裏市場を闊歩する買い物おばさん。じゃなくて市場を撮ろうとしただけなんだけど・・・。
 南国露出で撮ってみました。