と訴えたいのです！
減量200日目を通過した今，これはもう確信。これら世のダイエッターから忌み嫌われてる３つの食材は，リスクではあるけど敵じゃない。
極論すれば──わしはこれらの当たり前の，嫌われ物の食材で減量してきたのです！
換言すれば，世の中のダイエットの敗因は，妙なダイエット食ばかり食って肉・砂糖・油を摂らないからなのよ。みんな避けるべき対象を間違えてる。
別にスゴい珍論じゃないと思いまっせ。何が高カロリーなのか，ちょっと注意深く観察してりゃ分かることッス。そういう悪役たちも最後に紹介するとして。，まず３つの食材のエンザイを晴らしてあげましょう。
時系列で言うと，まず食うべきと思ったのは肉(STEP9参照)。
確かにカロリーはある。バラ肉だと100g300kcal行く。けど，部位によっては中～低カロリーのものも多い。肩やモモ，ホルモン肉なら170～150kcalレベル，レバーや鶏のセセリなら100kcal，センマイなら80kcal。
わしらが食いたい「肉」ってのは，赤味の部分でしょ？脂味の部分をどうしても食いたくてたまらね～ってことはないはず。カロリーが低い部位の肉ってのは脂味が少ない。
つまり，美味い肉を食べようとすれば，カロリーは低くなる。
肉には栄養が満点です。そりゃそうだ，同じ哺乳類のカラダなんだから！香港・ハワイ・沖縄などの長寿国の食事には共通して肉が多いのです。
食い応えもこれ以上のものはない。満足できる食事は減量のストレスを解消する。
こう見て行くと，肉は優れたダイエット食なんである！野菜などに比べてカロリー管理上のリスクは大きいけど，肉を食べこなさないと減量は成功しない！
何よりも──そうしないと目標体重に着地できないじゃん。にわかベジタリアンでいくら痩せても，肉食を再開したらすぐリバウンドしまっせ。
砂糖についてもSTEP23で書いた。けども調べるとこいつ，
それどころか肉以上に頼りになる減量食なんです！
砂糖のカロリーはグラム当たり４カロリー。砂糖のスティック１本が４グラムです。10本入れても160kcal。
コーヒーにミルクのみ入れた場合と，砂糖だけ入れた場合のカロリーはどっちが高いと思います？ミルクだけだと微かに甘い感じで，こっちの方が太らない！と信じてた時期がわし自身あるんだけど──これがほぼ同じなんです！
さてそこで考えてみて──砂糖スティック１本入りのコーヒーは普通の味覚だとかなり甘く感じますよね？ではミルクをスプーン１杯入れたコーヒーは？どちらが味が変わりますか？
断然，砂糖でしょ？
プリン１個90kcal，シュークリームは170kcalです。ご飯を茶碗に普通に１杯で250kcalとすれば，プリンなら３個，シュークリームなら１個半食べれる。
つまり，その効用とカロリーを比較すれば，砂糖はかなりの低カロリー食なんです！
最近のわしは，１週間に１食はスイーツだけの食事にするようになった。この減量での経験では，確かにこれをやると体脂肪率は一時的に上昇傾向を示すことが多い。けど，特に体重減少が停滞してる時は，この一撃で何かの均衡が崩れるのか，
下降を再開することが度々あった。
そして何より，砂糖で確実に食後の満足感は高まる。また，精神衛生上も安定すると言われる。糖分は脳にダイレクトで入る唯一の栄養。
砂糖を摂らなきゃ減量は挫折する。こんな有用な食材が毛嫌いするのが理解できん。
油は大さじ１杯で50kcal超。
けど，言いたいのは砂糖と同じこと！
わしはマーブル加工のフライパンを使うから，炒め物でも通常油は要らない。一緒に入れる肉から出る油で十分調理はできる。
でも，カロリーの残量が許す限り油を使うようにしてる。
理由は簡単。その方が断然美味いから。というか，そういう理由で人類は昔からこの液体を愛用し，炒めるとか揚げるという調理をしてきたわけでしょ？
大さじ１杯で足りないような調理ってまずない。50kcalでこれだけ満足感が高まる調味料が他にありますか？わしの場合で言えば，上限1500kcalの1/30ですよ？
肉も砂糖も油も減量には欠かせない！
もっと言えば，どんな食材も完全に回避すべきではない。あえて言えば，揚げ物の衣とレトルト商品の添加物は嫌っていい。他の食材は，リスクとして管理していれば存分に食べるべきなんです！