外伝03-FASE26-2@ どうか光れ たかが愛の歌よ 響け 窓を開けて放て(Fhoto)

▲銘刈庁舎内に入居しているモスバーガー

▲「とまりん」にはローソンが入居してる。いずれも自主財源獲得のための苦肉の策であろうが,本土資本の活用としてのプラスに帰結するのか,それとも普通に経済侵略に終わるのか?まだ答えは出てないはず。

▲国場に続き泊交差点のルビーまで撤去されて…とこれは勘違いでしたが,勘違いと気付くまでのしばらくの間の動揺は尋常じゃなかった。

2011.11
ぐぶり
さびら

(以下2枚,おまけ)
▲漁船にサンタクロース。あちこち変なものだらけな長崎の港にて。

▲大人ys子ども 雪合戦in石鎚山。2012とあるからには…毎年やってんのか?それは反抗期の子どもの深層意識を燃え立たせたいのか?松山にて。

【小論】セーイカ

[名称]
□ヤマトグチで言うソデイカ。国内の地方名では他に,アカイカ(兵庫・鳥取),タルイカ(京都・福井),ベニイカ(島根)。さらにシンジュウイカとも呼ばれ,その多様性から,あまり高級視されてはいないものの,広く日本各地で庶民に親しまれてきた食材と言える。
□海外では,その体型から Diamond Squid,または Diamondback Squid(ダイアモンド型のイカ)と呼ばれる。

[分類]
□ツツイカ目開眼亜目ソデイカ科。
□1科1属1種。特徴的な体型や袖状の保護膜から,他のイカと明確に区分される。
□分類学的には,に属する。ケンサキイカやヤリイカよりもスルメイカにより近い種類。ただし他のイカ類にはない特徴も多く,ソデイカ科として単独で分類される。

[体型]
□体長80cm以上,厚さ約5cm,体重約20kgの大型生物
□外套膜(体)
 筋肉質で砲弾のような紡錘形
□腕部
 第3腕を除きやや短い。第3腕の口側の保護膜は広く,支持肉柱が多数。ソデイカの名は,これが「袖」のように見えることから。
□ヒレ
 外套膜側縁全長におよぶ。左右を合わせると菱形を形成し,ヒレ幅は外套長の約70%。英名「ダイヤモンド型」はこのヒレを広げた体型に由来。
□頭部
 外套膜よりやや小さく両側に開眼型の目を持つ。

[分布]
□全世界の熱帯・亜熱帯海域を中心とした広い海域に生息。
□日本周辺のように暖流(黒潮や対馬暖流)の流れる海域では,より高緯度にも分布。国内では,北海道の北部に位置する利尻島に漂着した記録も有り。
□伊豆諸島海域では大島,八丈島,青ヶ島,鳥島で,小笠原海域では父島,母島,聟島で採捕

[生態]
□昼夜深浅行動が推測されている。昼間は深海に,夜間は表層付近に移動。
□一般に大きな群れは作らない。ただし,時折,夜間表層を数匹で遊泳する姿が船から観察される。
□平衡石や軟甲の解析から,寿命は約1年と推定
□東京都島しょ農林水産総合センターによると,冬期には卵巣は完全に成熟していないことから,主群は小笠原以南の海域で産卵するものと推定。浮遊卵塊は2月から6月に見られることから,小笠原海域の産卵はこの時期に小笠原海域に残っている群れによって行われる模様。
□同じく,胃内容物から判明する小笠原海域の主な餌料はハダカイワシ類,ホタルイカ類

※参照Web:東京都島しょ農林水産総合センターHP

[漁業]
□漁法は一本釣り,延縄,定置網。日本海側では主に水深100m前後で漁獲される。対して,沖縄,小笠原海域では昼間,水深300mから800mの深海で漁獲。
□釣り上げたイカはその場で解体,内臓やゲソを取り除いて冷蔵されることが多く,生きたソデイカそのものを見るのは漁師だけ。
□沖縄での漁期は11月から6月,3月が旬。
□上記漁期は資源保護のための取り決めらしい。7月からが産卵開始なので,翌年の漁のために卵を抱いたイカを捕らないよう配慮されてのこと。夏出産のイカが,冬前に約30cm,冬を越して1mに成長して後,初めて漁獲対象とする。
□小笠原の主漁期は1月から2月。