Range(長洲島).Activate Category:香港シン一次(08-2) Phaze:雞魚

献句
が翳は島から島へ蒲公英
✺✺✺✺✺✺✺✺

【本句】我が影は後へ後へと曼珠沙華 〔灘B〕※蒲公英 ほこうえい:タンポポの漢名。 漢方で全草を健胃・解熱・浄血・催乳薬などに用いる。
※※イサキ 雞魚(ガイユイ、広東語:gai1 jyu4、北京語:ジーユー)
日中は海底近くに潜んでいますが、夜にはエサを追ってかなり浮いてくることがあります。 食性はプランクトンや甲殻類などの動物性のものを好み、大型の個体となるとフィッシュイーター化します。〔後掲釣りハック〕

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長洲大石口石刻

日本から持ってきたタバコが尽きました。
洪聖宮へ。天后から左手の道。ad.中興街。1236
長洲大石口石刻。案内板に年代不詳とある。
中興街を進む。天后背後の岩山部を望む。

中興横街の居住区

中興横街の緩いS字の緩い日だまり

中興横街へ右折。1244
中興横街の福徳宮外観

福徳宮。右手に焼却炉。一間。
中興横街の福徳宮祭壇

神像は石。三本の酒のほか供え物多数。
中興横街の福徳宮の充実した供え物

ad.大菜園路?
大菜園花園という公園。
大菜園路で迷う。

行き過ぎてる?公園手前を左折北行。左手西へ湾曲。
中興後街公厠。この後ろが「長洲洪聖廟児童遊楽場」となっている。だからすぐそばのはずです。
中興街35の階段を登る。

ワンブロック西から北東へ右折。ad.中興街35。S字の階段。それっぽいぞ。
ここだ。洪聖廟。方向は海を向く。

一段高い台の手前左手に金爐。
最右聯「光緒紀元◯次乙庆冬十月
四瀆分王位鎮長洲遺勝蹟」
右聯「拱来洲島旋環自成福地」
左聯「◯◯海天近咫共沐恩波」
最左聯「千秋頌堲澤周南海慶安瀾」

入口扁額上の海上演舞画

内側扁額「英霊千古」
右聯「仰鏡涵波相對西山氣爽」
左聯「焚香入座咸欽南海神靈」
洪聖宮祭壇

祭壇左脇に神名が書いてある。右から
「千處有◯處應
  消災童子
 東宮太子
  散禍童郎
 萬家祈祷萬家靈」

本尊左手従神の散禍童郎

猫耳から触手が伸びてる。
御本尊の東宮太子

眉が濃い。
本尊右手従神の消災童子

気軽に話を聞いてくれそう。
消災童子の供え物

。気軽にお食事できそうだからか?
この人にはなぜか酒と油が供えてあります。
右手にお二人、(右)華光先聖と(左)先鋒貴人。どの名も全く知らないなあ。
本祭壇右脇の達筆過ぎて読めない右聯には「光緒元年仲春吉旦立」とある。
あと入口右手角にお一人。右聯「門司福海宇」左聯「官守徳洲寰」とある頭をからネコ耳を生やしてニンマリの神様。記名なし。
猫耳ニンマリ神。こういう人はスゴく良いヒトか、詐欺師かのどっちか。

よし。もう一丁行くか!
1338。さっきの花園に戻って東行。ad.大菜園道155號。
宣道會長洲堂。
右に龍仔村道。次だな。右折。ad.龍仔村47。
1350。勝平楼手前を左折。ad.龍仔村71號。
龍仔村の階段道より家屋群

龍仔村の階段道に吊るしてある自転車2台。チャリダーなのか?

尾根道に出た。左折東行。1355
──この道は確かに閑静な小径でした。

PeakRoadへ

案内板。やはり天后へは下りなのか……。

建道神学院
南氹道へ右折。これまた登ってくるのか?と悲しくなる坂道を下る。
坂下の屋根から覗く海の光

着きました。Nam Tam Tin Hau Temple 天后廟
右聯「宋代林氏老慈母」
左聯「福建莆田大聖人」
ゲート右に福徳祠
右聯「神恩施大化」
左聯「厚徳保群生」
その内側には「南氹観音臺」と文字。
本殿正面の海

本殿
右聯「聖徳著千秋光昭四海」
左聯「母儀垂萬世澤及八方」
南氹天后本殿祭壇

重建碑文によるとはっきり分かっているのは1968年の「重建」で「清統一志者也長洲南氹天后廟之建立歴百餘年」とぼんやり16C頃を臭わせてあるだけです。
南氹天后遊巡座席

ただ遊巡はあるらしい。神座が展示してありました。通りがかった……というかこんなところまでおびき寄せられた外国人をからかいに来たオバチャンに訊いたので、一応間違いない。
帰ろう。1422
雇先国籍はインドネシア、フィリピンなどが挙げてある。

尾根道の別荘的な界隈に海外雇人の広告。
ad.PeakRoadと初めて知る。
PeakRoadへ犬の散歩に勤しむ青少年

1435左折。下る。
ad.HillSideRoad

HillSideRoad。坂道マニアには溜まらないかと。

平面になる。ad.山邊道22號。
あれ?登り始め地点?ならば……間に合うかなあ?1444
戻ってきた天后宮前付近の路地裏

1450長洲懐舊童年小食
1.是日蒸魚(ジンユー)450
「ジュンイユー」と発音しても通じず、お客も含めて黒板メニューを指差し確認して大騒ぎする破目になったけど……とにかく注文できました。
魚二種を見せにきてくれた。こっちの名前は?と訊くと
「ジンユー」──敏魚というので選ぶ。アラ min3yu4?──あれ「ジン」じゃないか?金魚か?そんなの食べないよな?
イトヨリ → 红三 1斤約34元,金线鱼
サヨリ → 针鱼
マグロ → 金枪鱼 jīnqiāngyú
シラウオ → 银鱼 yínyú
長洲懐舊童年小食の是日蒸魚(ジンユー)

とりあえず喰う。
やや歯応えがあるけれどアラほどは硬くない。ホロリと崩れるけれどタイやカレイほど身が崩れない。骨は小骨が多いけれど、噛み砕いてしまえるほど小さくはない。一度歯茎の裏に突き刺さりそうになって──あ、この痛い感じは覚えがある。
イサキ……かな?
一匹目のジンユーさんの片面の身を剥がした状態

二匹います。
薬味はやや粗く切った生姜と、タップリのネギ。ソースが見えないほどですけど、どうやらこのネギが油を吸ってるみたい。
白身で端正なのにガッチリした身にオイスターソースがガッツリ染みます。その後ろには黒豆の硬質な旨味が漂っていて──
二匹目の「ジンユー」さん

やはり支払い時に漢字を教えてもらう。色々口で説明してくれましたけど……頑として書いてもらう。

書いてもらった魚の名前……を実は帰路の船でようやく調べました。

「雞魚」?そしたらガイユーじゃないの?
 【雞魚】 中国語. 標準和名「イサキ」のこと。〔ぼうずコンニャク URL:https://www.zukan-bouz.com/sp/aka/%E9%9B%9E%E9%AD%9A〕
コトヒキ | 魚類
花身鯻、花身雞魚、花身仔 Jarbua terapon, Arrow bass, Creacent-banded tigerfish
〔ぼうずコンニャク URL:https://www.zukan-bouz.com/sp/syu/%E3%82%B3%E3%83%88%E3%83%92%E3%82%AD〕

大興堤路の一番賑やかな付近にて

大興堤路の一番賑やかな付近にてもう一枚だけ

1545発?もうその時間にはなってたので、一人だったら諦めたと思うけど──前のカップルがダッシュするので、またしても駆け込み。最後の一人でした。なぜか窓際が一つだけ空いてて、現在海を見てます。
やっぱり香港島南西側には原発があるように見えます。

船内広告。4月から大型ゴミに貼るラベルが公式導入される。

香港島北部のビル群

香港島北部のビルが見えてきました。島から帰ると夢幻のようです。
香港島フェリーターミナルから出港する船の黒煙

香港海事博物館
1730まで開いてた!

ギリギリで出口へ。なのになぜか「サヨナラ」と日本語で送り出されました。
1738荃湾行乗車。MTR中還地点からは15分弱を見ておくべし。

荃湾緑楊坊はまだメリークリスマス……ってもう十日も前だぞ?

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