言葉の大海に飛び込む@ことばぐすい


 質疑応答の存在は、

魅力の言語化が可能であり、時間内に納得を呼ぶような俳句

を要求する。競技性が、内容や形式を規定する。しかし、言葉の奥底は深い。緻密な言葉の連綿を分析的に繙くことにも、

言葉が織りなした世界を感覚的に享受することにも、相応の愉楽

が宿る。俳句甲子園という井戸を飛び出して、言葉の大海に飛び込む。

そこを泳ぐのは時に息苦しい

ことだが、泳がずにはいられなくなるのだ。〔俳句甲子園2023公式作品集 解説文◁26th松山 p55〕

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