第十天@
Range(中環-ニッポン).Activate Category:香港ｼﾝ参次(A0) Phaze:蓮香復活
【本句】戦死者のハンカチ青しそれを振る〔東京家政学院〕 ★最優秀句
D：青はハンカチの色？景が見えて来辛い←下五「それ」が受けている
ハンカチに対し戦死者が重い。←青の印象が戦死者と繋がる。
「振る」より体言止めがベター
(手銭)一見雑に見える下五が逆にグッとくる。ハンカチは戦死者の遺品ととった。青の力を信じ切った作為がよい。青と死の響く中でそれを「振る」意味が重い。
※明代之前入居香港地区，历数代定居开业，落籍新地，遂转籍广东省广州府，今称广府人，前英政府及香港政府称之为“本地人（Punti）”。 清初复界后迁入者，清政府初给予客籍，享开垦者之优惠，即香港新界之“客家人（Hakka）”〔維基／本地人 (香港) 〕──(下線部)(明代以前からの居住者を)前英国政府と香港政府は本地人Puntiと呼んだ。
自然に港島線に並んでた
金鐘C1出口から中環へ。西行きのホームへどう降りるの？あ、途中のトイレも分からず──金鐘はもう異世界です──15分かかったけど東行きから線路を渡るのか。
東南アジアの人のたまり場が中環東側にあるらしい。
Pottinger Street
1640 砵典乍街下車
1643 德忌利士街
Maria’s Bakery
超群
630Aがこの前と荃湾を結んでる。
ここと対面美心烘焙所の間が德忌利士街。電車通りより南の東南アジアの女たちは雨だから集まってるように見えるらしい。
Pacificは日曜日休み！
潰しは？と見回すのは旅行のマンネリを打破する基本。懐かしの威靈頓街に台湾めいたティーハウスが出来てました！ちなみに隣にケバブ屋も？
今回初めて飲むタピオカティーを啄みつつ、ミニセントラルの一階で実質最終日の記録をまとめます。
──てな優雅なもんじゃなくてね。この奶茶を持って階段上がるには傘が挿せず、そこを狙って雨が注いで今濡れ鼠なので荷物を受け取る前に乾かしてるだけなんだけどね。
しかも、タバコを買い忘れたことを思い出して、実はも一度町に出たんたけどね。ちなみに探し回った割に結果として直線百mの德己立街にセブンとサークルワンがありました。
ヤバい。
ミニセントラルの一階はとても居心地がよい。窓外は雨、ものすごく集中できてしまった。明日は早いのに気がつけば９時！タバコ吸って寝ようぜ！
帰国前にもう一イベントあるのですから。
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［本日合計］
支出1300／収入1300
▼13.0[②167]
利益 -／
［本日累計］
利益 22／負債 –
九月二十三日(一祝)
0608 蓮香楼
魚と肉餅の釜飯
叉焼包
普洱茶 300
1637 ヌワラエリヤ
スリランカカレー リアルレッド550
2000(小倉南区曽根新町)しんこう 九州醤油味どんと揚げ 311
［本日合計］
支出1300／収入1161
▼13.0[②167]
／利益 22
／負債 117
［本日累計］
利益 -／負債 117
九月二十四日(二休)
1105 辰悦丸(しんえつまる)
ランチ・あらだき 550
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遅くなった。威靈頓街を急ぐ。
おおっ！「蓮香」の灯が点いているぞお！
0608 蓮香楼
魚と肉餅の釜飯
叉焼包
普洱茶 300
忘れてた。ここは開店間際は一応開けてるだけ。あり合わせのものしか置いてない。でも今回は時間がないので──
魚と肉餅の釜飯。脂身かと思うほどハムがぷよついてる。言ってみればスパムに近い。でも肉汁はスパムより遥かに出てる。どう作るものやら。
今回は最初から上に塩辛魚が載ってるのを選びました。これだけをチビリと齧ってみたけど、やはり単独ではダメ。チビリと齧った激辛塩気でハムと飯を食うのがベスト。
ガイドブック通りの行動を日本人観光客がとってる。スマホをみながら「これだこれだ」と腸粉を選ぶ若夫婦。最後に記念写真を撮って帰る女二人組。恥ずかしいぞ。こっちも一緒だと思われたくないぞ。
30分を回ってもマーラコーが出なければ包子系を考えよう。
この時間になると部屋の端の卓にたむろしてた給仕たちがやっと動き始める。つまり商品が開店し始める。
50分、腸粉登壇。
諦める。叉焼包。
下の方の小龍入りだったのか、熱々の熟々でした。甘く蕩けてる。なのに渋い滷味はくゆらせてる。このバランスは流石です。かつ、ここのは限界までジューシーなのか、裏紙に少し滲むほど包に汁が染み出してます。
叉焼をスイーツと捉えるこの感覚を、香港人はいつ想起したものでしょう。
なお、蓮香に通ってた当初を偲び(？)お茶はポーレイに致しました。どっちが何に合うかはよく分からないけど、多分、店の味覚の方向性によって同じ系統の料理でも違うと思う。
威靈頓街を帰る。二山越える、とでも言いたくなるアップダウンの激しい道が一本の道にしてるの感覚は面白い。
陸記がない？調べても閉店記事がない。うーん、スーパーでは陸記牌でティーバッグ売ってるわけだしな。買い忘れた……というかもうリュックにスペースないけど。
0732迷謎を発ち空港へ。
霧雨。
Pacificが開店しとる！
前回早朝に歩いた陸上ルートで機場快綫。0757乗車。
８時ジャスト発車。
下站青衣アナウンス。陸上へ。豆漿を開けたらやっぱり一気に飲んじゃった。
0808墓の丘撮影。0809青衣駅。
0817スケキヨ浦撮影。海上濃霧。荃湾も屯門も見えそうにない。
長袖シャツを腹に巻く。暑さに慣れてしまってる。機内は多分寒く感じる。
空港手前からの開発ラッシュは本物です。対岸も含め凄い規模の高層建築にクレーンが腕を上げてます。
0823機場。
機械でチェックインして列に並ぶ。これをやってないとえらく遅い列になることが最近多い。
パスポートの後ろを開いてドキリ。入国カードをホッチキスで止めるのを忘れてました。無くして出国できなくなる……というのはもう昔の話かもしれないけれど、試したくはありません。──ただ初日からそれどころじゃなかったもんなあ。香港にしかいなかったのに走り回った９日間でした。
しかしトニーレオンも老けたなあ。チェックインカウンターのMARTELL広告、この画像は今回かなり露出してた。62歳か。
空港内列車終点下車。0917
218ゲート。さて喫煙所は？付近のAI端末に質問してみるとすぐ脇にあるという。これは見つけられませんでした。謝々AI!!
行くと觀景台ObservationDeskという場所。AIにはスモーキングエリアと認識できても中国政府は眺めのよい場所としか認めてないということでしょか？
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しづかなる水は沈みて夏の暮 正木ゆう子
(略)光が絞られてゆく夏の夕暮れに、視覚よりも心が鋭敏になって、見えないものが見えてくる感じは、川原で何度も体験したものだったが、あの複雑な感覚を、鮮やかに十七音で切り取ることができるのだということに驚き、俳句はすごいと感動した。
同じころ、国語の教科書には長谷川櫂の〈春の水とは濡れてゐるみづのこと〉が載っていて、水には「しづかなる水」や「濡れてゐるみづ」があるのだと知った。いや、その事実はすでに体感していたはずなのだが、それを表現する言葉を知らなかったのだ。ゆう子や櫂の句によって、はじめて感覚に名が与えられ、絶えず流れて消えてゆく現実の瞬間が、永遠の言葉となって刻まれた。それは、手に触れているそれが「WATER」だと知った、ヘレン・ケラーの喜びに似ていた。〔後掲神野〕
犬の子を負ふた子供や桃の花 明治22年
うり一つだひて泣きやむ子供哉 明治25年
八人の子供むつましクリスマス 明治29年
※引用者注：何れも子規
(略)
［悪例］瓜の花母がいなくてさびしい子
［悪例］昼寝の子風を手招きしてをりぬ
その子にしか分からない感情を「さびしい」と簡単な言葉で代弁してしまったり、子どもの心などおかまいなしに、風を手招きしているようだと、自分の論理に引き寄せて比喩してみたり。
共感するふりをして他者の思いを代弁してしまうことは、他者を自分に置き換えて理解しているだけで、結局、他者を無視しているのと変わらない。一方、子規が子どもを詠むときの客観的な態度は、子どもの存在をありのままに肯定することにつながる。子どもには子どもの心や感覚があることを、尊重しているのだ。
写生とは、他者を尊重する態度である。〔後掲神野〕
神野紗季「もう泣かない電気毛布は裏切らない」文藝春秋，2023
visit japan入力を忘れてた！……のでバゲッジを待ちつつ登録してみると問題なく入りました。
1537地下鉄福岡空港行きシャトルバス乗車。あれれ？これなら行けるかも？
1552福岡空港駅地下鉄乗車。
16時ジャスト博多駅。コインロッカーに荷物を打ち込み1607BT４番のりばで113番待ち。のどぬ～るスプレーが尽きました。
左足の豆が悪化してる。
え〜来ないよ113。いや来た、1613発。
えらく人が少ないな。一応三連休最終日でしょ？
春吉1622。
なぜかイケました……。
1637 ヌワラエリヤ Nwara Eliya
スリランカカレー リアルレッド450
九月二十四日(二休)
1105 辰悦丸(しんえつまる)
ランチ・あらだき 550
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地下の一軒にはなかった。一階奥の飲み屋タイプの集積フロアだけど──ここに？
注文は通りましたけど。
ぶらパイを久しぶりに購入して名残惜しくも帰路につこうとしまして、コインロッカーを開けようとすると──開かない？何かロッカーの使い方に混乱してるのか入れるものを待ってるのかでずっと扉を開けたままにしてるカップルがおり、QRコードで三度やってみて「他の方法」で長い番号を入れたりしたけどダメ。
大きな駅だったのが幸いし、有人改札でロッカー担当に来てもらって強制的に開けると、QRのロッカーには他の荷物が入ってる??ここで説明抜きで手続き様式に一連の記載を求められ、本人確認書類まで確認させられた後「じゃあ今日はもう開かないんですか？」と確認すると、今から開けますとのこと。いやでもさっき別の人のが……と思って見てると、他の扉を開けてみせる。何と我が愛おしきリュックが姿を現しました。
担当の説明によると──施錠時に、さっきのカップルみたくバタバタ開け閉めしてる他の利用者があれば、その扉を施錠扉として認識してしまうことがあるらしい。つまりワシは今日、他の扉を閉めてしまったらしい。「ではなぜこの扉は閉まってたんでしょう？」「恐らく我々の誰かか他の利用者が親切で閉めたんだと思います」……でもそれなら支払いが済んでいるのは謎なままです。
このリスクに陥らないようにする方法は「物理的に閉めた扉の番号と操作画面の番号を必ず照合すること！」しかない。不照合の状態はそうそう起こらないので、なかなかやる気にならないけれど──そう言えば、ワシも旅行中には宿の部屋の扉を閉める時に、部屋のナンバーと鍵のそれを必ず指差し確認するようにします。二つの番号が違うことはまずないけれど、この儀式を通じてインロックのリスクを抑えてるわけです。
現状を冷静に捉えて、事態が混乱していれば出来うる限りそれが落ち着いて計算しうる状態になってから行動する。多分、外人の遊園地化しつつあるニッポンもその難度がジリジリと上がりつつあるのでしょう。ただ求められる行動原理は、単純なものでしかありません。
リュックにはパスポートも入ってましたし、あれだけ苦労して入手した茶葉やら薬類やらが入ってましたから──あ〜怖かったなあ、もう。
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