2009-07-06 10:49
[《8ケ月経過》台北でジーンズ]
うーん。
そろそろ何か起こってくれんと,書くことがなくなるんですけど――何も起こりませぬ。
体重は68~72キロの間を振り子のように行ったり来たり。体脂肪率は12~15%を行きつ戻りつです。
次の冬を考えても,体脂肪は何とか15を超えたいけど,この冬は越したしあんま焦らなくなってきました。
ただ…新型インフルがなあ。脂肪のない体は感染症に対する抵抗力が弱いってゆーし,毎日イソジンで鼻うがいは欠かさないよにしちょりますばい。
さすがにもー5月になると,薄手でもセーター着てたら目立つ季節になってきた。カッターシャツの下に,実はまだTシャツと長袖シャツを重ね着してるの。この体のまま夏が来たら困りますよね。――何とかせえ!
ちなみにこの前,自称「極端に冷え症」の女とどっちが寒がりか自慢しあうとゆー無意味なバトルをしたことがある。5月も終わるのにまだセーター着てるって言ったら,「流石にそれはオカシイんちゃう?」と引かれた。勝ち負けでゆーと勝ちなんだけど――やっぱりもー何とかせんとあかんで!
そんで。有給をいくつか取って休養してみました。
とにかく徹底的に眠る。タイで買った睡眠薬を投入して,朝から晩まで眠る。
マッサージを,足裏じゃなく全身の整体中心に受けるようにしてみた。按摩師によると上半身の特に首,肩,肩甲骨辺りがガタガタになってるらしく,事実痛みも出てきたからです。
徐々にだけど,夏の体が出来てきた。外気に触れても寒さを感じなくなってきた。一般的に汗が出るってのがこんなに有り難く爽快だとは知りませんでしたって感じ?
何とかだけど――夏が来ても大丈夫かな?って自信が出てきておりますです。
最近気がついたんだけど。
よく年取って口が変わるってゆーじゃん?
あれって…要は基礎代謝の減少に適した食生活に,無意識に味覚が調整されてくってことなのかなと思うわけ。
つまり,基礎代謝が落ちても若い時のまんまの食生活してたら太るのも含めて体の調子が悪くなる。軽くて満足感ある食事,即ち低カロで微量栄養素の豊富な野菜や豆類,未精製穀物を食うと体の調子が整う。体の調子が良くなる時の味覚を脳は「美味い」と記憶する。その繰り返しの中で,後者を「美味い」と認識するよーになる。これが舌が成熟するってプロセス。
普通の人は,このプロセスを意識せずに通過して「いやあ~オレも年かなあ!最近口が変わちゃってさあ~」って言ってんじゃない?
だとしたら。
これはわしが,体重半減の過程で経たプロセスと同じなんです。
年取って口が変わるのとは,わしのコレは違う!ってこれまで言い続けてたけど…確かに違うかもしれん。けどその違いは,普通の人が無意識にやる変化を物凄く過激に,かつ意識的にやったってことだけなんじゃない?
逆に言えば,意識的にやらなきゃ出来なかったってことで,そんだけわしには自然な調整機能が不足してるってことでもあるわけだけど。
――って考えてたら,スゴくスッキリ理解できた気がします。
なんだ…それだけのことか!!
それだけの違いではあっても。けどヤッパ,このプロセスを他人より意識的に通過した経験は,とても貴重だったと思ってます。
GWに行った台湾で,衣類のバーゲンやってるのを見かけました。
ぶらりと紛れ込んで見てたら。
ジーンズ。
3桁圏域に入るとともに忘れてた物体に目が行ってしまいました。デブってね…足を折った時と伸ばした時で肉がはみ出る量が違うから,あーゆー固い服着るのはヒジョーにキツい。着るならかなりブカブカのを着なきゃならんから,自然に作業ズボンみたいなのの方が多くなっちゃうの。
しかし今なら?ひょっとして?履けるんちゃう?
200元から安いのは150元以下。日本円で800円から400円だぞ!?安物買いで銭失っても知れてんぞ?
ムショーに欲しくなったんで店員さんに「買いたいんだけど何号か全然分からんのですけど?」と正直に打ち明けてみた。そしたらお姉ちゃん,丁寧に図ってくれてサイズは判明。ほんならイッてまえ!裾直しは日本でやるとして,ポーンと2本買っちゃいました。
宿に帰って即履き替えて,街に出る。
おお!!
わ…わし…今,ジーンズ履いて歩いてんぞ!
なんかムショーに感動でしたね!