「紹興，紹興，アサ〇ラ紹興～♪」みたいな，割と軽いノリで来てしまって，歩いてビックリしてるわけですが，実はここ，中国で最も魅力的な街なんだそうです。
それなりに街歩きにはウルサいわしが太鼓判を押しましょう。確かにここはスゴい！
▲紹興老城の運河に沿ってそぞろ歩く。
観光エリアから一つ裏手で外の人の姿も見えませんが，かなりいい味出してます。
▲同寸景。
日常生活で使われてる雰囲気でした。ただ，それだけに…夜とか酔って歩くと３割くらいの確率でドボンしそう。
▲運河沿いから入り込んでもこんな道が続く。しかも，かなり延々続きます。
▲結構うねりながら続く辺り，計画都市臭くないのが面白い。天津に似てます。
▲橋に佇むご老体。キマッてます。いい！紹興老城写真集，まだまだ続きます！
■ 名称
・旧称・会稽。
・春秋戦国時代，越の都にされた頃の名称は越池。
■ 歴史（考古学時代）
・越国の歴史は春秋戦国より更に遡るとされる。
・紹興の禹陵の研究には，古代聖王禹が活躍した時代は紀元前二千年という説も。
・余姚の河姆渡文化は，紀元前五千年から四千五百年頃のものとされ，その時代に既に越文化が成立していたとも推定される。
・最新の研究で，教科書の歴史にある黄河文明よりさらに古い時代に江南の地に文明が存在したことが確認されつつあり，その証査の一つ。
■ 歴史（古代）
・司馬遷「史記」曰く，越の起源は紀元前７世紀頃に遡るとする。
・その最も有名な王・勾践の活躍したのは紀元前５世紀。春秋戦国時代(770-476BC)に勾践が呉との戦いに敗れ政権の座を追われた後，「臥薪嘗胆」し復讐を遂げた故事の王。この勾践が都にしたのが紹興。
■ 歴史（中世以降）
・紹興の名は南宋時代(1127-1279) に改められたもの。
・現代史上も魯迅や周恩来など著名人にまつわる遺品も数多い。
■ 文化
・風光明媚な水郷名所
・現中国政府は国内で最も歴史的文化的に名高い都市として認め，近年「中国の最も魅力的な都市賞」を受賞。