外伝03-FASE34@deflag.utina2610
かりーつけてあげる

(嘉例つけてあげる)
[和訳]運をつけてあげる

[前期累計]
    /負債1003

11月1日(土)
0950 BOULANGIE CAFE petit dejeune(おもろまち)
モーニングプレート 550円 370
1100 メキシコ(伊佐)
タコス一人前
コーラ 400
1200 グランド食堂(グランド通り)
ほね汁 600円 500
1430秀の窯工房
ベジサンド100
1445 ジョーギ
ついに買ってしまった新都心ロール(チーズ)500
1730 konditorei cafe Regens
Weise Kase(ヴァイスけーぜ)250
[今期累計]
消費1800/収入2070
負債 270/
[前期累計]
    /負債 733

11月2日(日)
 9時半,サキハマで原付レンタル。
 いつも勘違いするが,ここは9時ジャストから営業。なお,ネット情報ではレンタルバイク店は奥武山やおもろまちにも増えてるみたい。ただ保険付きで48時間(ディポ抜き)5千円ちょいというこの値段なら近場の方がいい。

▲BOULANGIE CAFE petit dejeune(おもろまち)のモーニングプレート

 以前おもろまちから対面の開発中の辺りを見て未来を幻視したけど,まさにその場所に出来てた小さなパン屋で朝食とする。
0950 BOULANGIE CAFE petit dejeune(おもろまち)
モーニングプレート 550円 370
 パンはクロワッサンとアップルパイ,飲み物はブレンドをチョイス。
 クロワッサンはバターの香ばしいフランス風だけど,皮のサクサク感はきちんとイタリア風な,いいとこ取りの絶妙なパンに仕上がってます。
 アップルパイ,これは絶品でした。ストロベリーも気紛れっぽく入ってるんだけど,砂糖の甘味は非常に抑えたナチュラルなジャムになっててデニッシュ生地もサクサクと嫌みがない。
 ハードパンというよりデニッシュ系の美味い,まさにブランジェリーを名乗るに相応しい店です。
 珈琲も渋くも濃ゆくもない素晴らしい日常味のバランス感覚。
 店頭にはかなり工夫を凝らしたパンが所狭しと並んでてどんどん紹介されるから迷いに迷ってしまう,魅力に満ちたお店でした。

「琉球独立,ヤラソウスケ」
と連呼し続ける選挙カーに終われるようにバイクを北へと走る羽目になりました。
 那覇周辺は知事選の選挙カーだらけ。今バイクの前後を挟まれて,ついにやむなく待機してしまいました。

▲メキシコ(伊佐)のタコス

 11時。メキシコ(伊佐)へ。
タコス一人前
コーラ 370
 一つ目はほとんど何も考えずに食ってしまってました。
 やっぱ美味え!!生地がしっかり口に残ってくる,この確かな味わいはどうだ!!?
 二つ目。分量から言えば具の半量を占めるレタスのシャキシャキ感!これに対し,分量では非常に僅かなソボロのガツンと来る肉味,その両者のバランスが絶妙なのです。
 三つ目。サルサソースをたっぷりかけてみる。爽やかにキマるこの辛味が,生地と具をとことん鮮やかな陰影として味覚に焼き付けてきます。
 四つ目。ソースをごく少量にしてみると,やはり際立つのは生地の旨さ。チャパティのようなシットリした芳しさに合わさって,ポテトチップみたいな焼き味が生きてます。ネパールの焼きチャパティみたいな旨さに酔いしれてると…。
 ああっ無くなってしまった!
 二人前食いてえ!でもこのタコスだと際限なく食っちゃいそうで怖いわー!

▲グランド食堂(グランド通り)のほね汁

 12時。グランド食堂(グランド通り)。もう定番のコースになっちゃいました。
ほね汁 600円 500
 ブルーワーカー6人が全員ほね汁を啜る。わしも未だに…ここでほね汁しか食べてません。
 ちら見すると,皆さん粛々と箸で解体作業。手掴みで必死の形相にて取り組んでるのはわしだけだったみたい。
 しかし──どうやって箸だけであの複雑な肉と骨格を崩していけるんだろう?どうしてもわしは手でいってしまいます。
 お味は言わずもがなですが,やはりこちらも汁として楽しめる。豆腐や白菜は,グロテスクに濃ゆいこの汁とバシッと効いた生姜を受けてたまらない味わいになってます。肉そのものに匹敵する旨さだと言ってもいい。

 完全に死に絶えつつあるコザのアーケード街。
 土曜日の正午に浮浪者が眠りこけてる街です。

 konditorei cafe Regens
──の前を偶然に通れたのでイートインしようとしたら,ああっ!満席になってしまった!
 R58の大謝名の交差点を左折して右折と覚えておこう。
 パイプライン通りから那覇へ帰る。

▲秀の窯工房のベジサンド

 14時半,秀の窯工房へ。
ベジサンド100
 ここのサンドイッチって。
 もう本当に困ったもんです。この完成度で,なぜかいつも違うサンドが出来ている。このセンス,このバランス。

 14時45分。ジョーギ。
 ああっ!ついに買ってしまったぞ!あの大円柱をまるまる一本買ってしまった!一体どうするんだ,わし!
新都心ロール(チーズ)500

 17時半,konditorei cafe Regens。
 えっ?さっき満席だったのではって?恥ずかしながら──あまりの悔しさに引き返してきたわけです。
Weise Kase(ヴァイスけーぜ)250
 ザッハ系(特にTolfen)と迷ったけど「スタッフお薦め」のこちらにした。
 薄く芳しいクリームチーズのムースに,これまた非常に薄い味わいのヨーグルトを加えたタルト。タルト生地もサクリと,クリスピーながら柔らかな歯ごたえ。
 ここのケーキは本当に繊細です。
 どぎついアメリカンの沖縄ケーキと一線を画するスイーツ。こういう系統が人気を博しつつある味覚変化を少し寂しくは思いつつ,ナーヴァスな味覚に酔いしれます。
 この夜は,噂に聞いたハンビーナイトマーケットをついに見つけた。
 でもまあ,2つの空き地で活気のない市場で…ちょっとわざわざ行く場所じゃなかったかな?
 でもアメリカンなケーキとか売ってた店はあった。ただし一軒だけ。

▲ 琉球銘菓ちんすこうアイス。「銘菓」なのが「ちんすこう」なのか「アイス」なのか分からくしてる姑息さが好き。