[前期累計]
消費1800/収入2238
負債 438/
[前期累計]
/負債1922
§
5月6日(水)
1205 喜臨門茶餐庁(廟街)
快餐(3)菜甫又焼炒但 42HK$,600
1600車里コフ
シンジャン桃何とか
鶏尾飽
胡麻キャンデー450
1730 順徳人
貴族餐 C1馳名芝麻[火局]鶏 49HK$,600
2000ToastBox
Caya500
2100 [ロ嘗]麺
紹牌鮮蝦燕皮餃40HK$,200
[今期累計]
消費1800/収入2350
負債 550/
[今期累計]
/負債1372
§
間→5月7日(木)
紅[石勘]イミグレ,10持37分。係官まであと4人。
朝一番の九広直達に乗ったんで午前中に香港入り出来ました。
紅[石勘][立占]列車にて尖東[立占]へ発車。10持52分。この駅ではいつも列車選びに迷う。
とりあえず佐敦へ。
百楽が空いてたんで一気に4泊を決める。1520HK$を払うと時間は11持半。
清新洗衣公司へクリーニングを持ち込む。11持50分。ジーンズ,Tシャツ2着,靴下2足で26HK$。何と4時半には出来てるそうだ。7時まで営業してるとのこと。
それはいいんだがよ~!任務を済ませてしまうと急に我が身に気が戻る。腹減った…。このルートの時は広州[立占]で食っとかんと持たんな。
廟街の端っこに並ぶ茶餐庁が気になってた。いい機会なので,12持過ぎの一番賑やかな時間に,その中の一軒,喜臨門茶餐庁に入ってみる。
快餐(3)菜甫又焼炒旦 42HK$,600
(他の快餐)
1栗米煎石班
2紅酒[火会]牛尾
4香葱肉砕蒸豆付
5餐腸腿旦
6三[糸糸]炒意粉
なかなか家事を済ませてしまうと腹が減った…というのが入店理由ですが,コッテリと発酵した空気の茶餐庁ですし,客層が完全にブルーワーカーってのもなかなかグッド。そしてこういう店の常ですが…何よりお味がB級的に素晴らしい。
頼んだのは文字通り,チャーシューと卵の炒めもの。
でもチャーシューの焼きタレと肉汁が卵に微妙に絡まって──これ,意外なほどに良い!このデッカいチャーシューをいつのタイミングで放り込んだらこの味になるんだろう?
加えて…キャベツだろうか?何か自然な甘味を出す野菜の切れ端が微妙に混ざってます。なかなか工夫を惜しまない店みたい。
[女乃]茶は渋み系。これも英国紳士の本場的には絶対の邪道な味使い
侮りがたい大衆店でした。
13時過ぎにロンドン大酒店へ行くなんて無謀過ぎ!
ではあるのですが,そこはそれ旅行神のお導きと一人グルメのメリットで…何とか席を確保できました。
油菜
茶色い謎のお粥
ポーレイ
かなりの頻度になってしまうこちらでちょっとやったことのない取り合わせを試してみた。
野菜と粥──のつもりでしたが,これが意外にもそんなに外してはいないんでした。まあよく思い出せば,油菜って香港人は結構飲茶で食べてるしね。
しかもここのは…普通がこうなのかどうか分からんけども──かしわのそぼろを油菜に和えてある。そのそぼろには,かなりしっかりニンニクをきかせてある。これ単なる野菜炒めに似て実は全く非なるものでっせ?
こうなるともう,和えものではなくチャンとした中華料理。でもって──ポーレイにキチンとマッチします。というより…このマッチの仕方って他のアテでは味わえないんじゃないの?野菜の青臭さ,それもこの油菜のコリコリした茎の味わいと何ともマッチします。
粥と思ったものは…味わうほどに微妙なものでした。これは…栗,小豆とシナモンか?漢方じみた味ですがスイーツとしてもイケる。そしてポーレイとも,これまた奇妙な合い方をしてくれます。
飲茶って日本の固定観念よりはるかに間口ご広い。試せば試すほどに面白い深淵です。
※これは・・・福建的な何かだったのではないか?
順徳人 魚米至尊。17時半。
貴族餐 C1馳名芝麻[火局]鶏 49HK$,600
この店名は──読み下せば,順徳の人,魚,米を尊ぶのよし,というところだろうか?好い響きです。
事の成り行きです。ここには…悔しさも方向性も手伝って,行っとくしかないだろ?と思われました。
鶏の手羽先…にしては骨骨しいけど,どこの部位なんだろう?
とにかく,皮がプルプルにコラーゲンしております。ほとんどゼリー状と言っていい。けど肉からずり落ちることもないこの微妙さは,なかなかないと思います。
ただの鶏だけなのに…中の肉も極めて豊かで上質な塩気と脂を帯びてる。さすがに紹牌!ご飯が止まりませんどす。
──確か,この定食,ずっと前に食った記憶がある。何だこれ,チキンライスじゃないか!しかも骨だらけで身がないじゃないか!と大層ご立腹した記憶があるんだけど,鶏を生き物としてそのまま味わうなら骨があるのは当たり前。で,これだけ滋養ある鶏に他に何が要る?
前回一番怒ったのはこの点。──中華でも何でもないじゃないか!違う違う,この素材そのものをほんのりと際だたせるこの発想こそが順徳料理,すなわち[奥/И]菜なんでありました。いやあ我ながら恥ずいぜよ。
そのおひつのごはんがこれまた絶品。[保/火][イ子]ってほどじゃないんだけど,きちんと炊いてある。普通に毎日食える飯。そう書けばそれだけなんだけども,広州のモノの場合,それがどれだけ凄いものか。これはしみじみ食ってみないとわし自身忘れてしまいがちです。
威厳高く箸を動かす老人の姿が多い。ここは順徳人の店。
21時。[嘗]麺。
紹牌鮮蝦燕皮餃 [40HK$,200
熊本太平燕の源流をいざ確かめんとて入ってみる。
うーん。
という味でしたけど。
形態は熊本とは似てもよらない。中国の太平燕というのは餃子,というかワンタンのミニチュアみたいなもので,熊本よりもむしろ博多餃子を彷彿とさせます。あちらのほうがひょっとしたら大陸の影響を受けてるのかも。
歯触りは確かに面白い。うーん。