外伝01-3மதுரை【Crazy for Meals Fase-2】The previous day:博多駅からサワナポーン空港の宿まで

※ மதுரை:マドゥライ(タミル語,英語: Madurai)。インドのタミル・ナードゥ州中南部の都市。マドゥライ県の県庁所在地。ヴァイハイ川河岸に発達した古都。人口102万人を擁する州内第2都市。

2014/12/27
3K510
FUK 1040 BKK 1340

2014/12/28
UL405
BKK 0725 HRI 0920
UL405
HRI 1020 CMB 1105
UL2935
CMB 1230 IXM 1325

2015/01/01
UL2936
IXM 1125 CMB 1225

2015/01/02
UL882
CMB 0701 BKK 1155

2015/01/05
3K509
BKK 0215 FUK 0930

▲バンコク・スクンビットの夕暮れ

 バンコクの空港,15時。まずはOchayaのドリンクを一杯ひっかける。
Taro Milk Tea 100(40B)
 機内食を含むサービスカットで低料金を実現してる最近の航空会社も困ったもので,今回初めて使ったジェットエア(コード3K…数字が入るのってどうよ?)は機内食はもちろん荷物を預けるフィーも別料金。
 そういうことで,通常手を出すことのない「オチャヤ」の甘甘ドリンクをつい買ってしまう。
 激甘ミルクの中にタロ芋がずっしり響く濃厚味。期待通りです。これ一発で一気に空腹が消えていきます。
 明日のマッタラ・ラージャパクサ国際空港行きまでのバンコクトランジットとなる。明日のインド行きは7時発,宿は空港近くに予約済(グレート・レジデンス)。荷物はとりあえず空港のレフトラゲッジに預けて…とりあえず市内に向かう。
 体調的にかなりずっしり疲れてますので,時間もないし,あんまりはしゃがずに海外空間の試験運転といきましょう。
 にしても以前ガラガラだったこのエアポートリンクも,ホントに利用者増えたなあ。今は完全に満員御礼状態。香港のエアボードエキスプレスと同じですが,ただ,生活者の姿はあまりない。かなり人家の増えたこのエリアの庶民はバス利用?
 バンコクはまさに「アガリ」状態の街。

 気温は日本の秋口か?
 半袖は寒いが長袖は汗ばむというビミョーな暑さで,皆さんの服装は多彩。
 ただ現地人はほぼスリッパです。
 パヤタイ下車。MRTカードを整理袋から引き出す。もうバンコクは地図すら用意してきてませんです。

 再認識だけど…タイのおかまはスゴい!
 道端で顔を真っ白にしてる純白のワンピース姿を発見。どんどん白粉を塗りたくってるその顔は,完全なるお父ちゃんであります。もうこれ以上ないという位の典型的なるオヤジ顔が,首から下はお花畑の少女なんであります。しかもその眼はもう真剣そのもので,自らはどこかに残っていると信じてるらしき美少女に何パーセントかでも磨きをかけようと白粉を叩き続けるその姿は…鬼気迫ると言うも愚かなり。
 ある意味感動を覚える怖さ…というかスゴさです。確認ですが…なりたいとは思わんけど。

 車内アナウンスのタイ語が,やはり起き抜けの寝ぼけ眼のお姉さんが喋ってるみたいにまったり響く地下鉄内。
 ラッシュ時,座席なし。車両の連結部の空いてる空間でケータイを打つ。auはやはりバンコクでは接続せず。

▲ぶっかけ飯(シーロム)のライス,雛肉スパイシー炒めみたいなの,キャベツの酸っぱ煮

 タイでは結局,これが一番旨い!ぶっかけ飯(シーロム)
ライス
雛肉スパイシー炒めみたいなの
キャベツの酸っぱ煮 600(35B)
 やはりこの屋台は旨い!
 雛肉は,最初骨を出してた時代もあったけど,皆さん見てると噛み砕いて食べるんだと思う。するとえもいわれぬ旨味が出てスパイシーな味わいと絡みつく。
 キャベツの方にはスパイシーさはなく,まったりと酸っぱい。我ながらいいチョイス!スパイシーさが酸っぱさでそのたびに昇華していくベストマッチぶり!
 やっぱり旨い店のぶっかけ,これに勝るタイ飯はないぜよ!

▲ぶっかけ飯のチキンホーリーバジル炒めらしきもの,グリーンカレー,ライス

 との感激に引きずられて,久しぶりのウォールストリートでの按摩(キングス:最初にタイマッサーに痺れた店)の後,もう一件同じタイプの店へ。
ぶっかけ飯(シーロム)
チキンホーリーバジル炒めらしきもの
グリーンカレー
ライス600+ライス少量
50=550(1250)(40B)
 これまた大当たり!前からここのテイクアウト客が多いのは気になってたけど,こんなにウマかったのか!!
 おかずは定番ながらいい!

 ホーリーバジルは典型的な基本味を外さず,それでいてあの素晴らしく気高い香りと,鶏肉のさっぱりと淡い肉質とを見事に作り出し,結果としてやはり予定されたマリアージュを産み落としてる。
 グリーンカレーはもはや言う言葉なし。典型的なタイ料理ながら,日本で食わせるあの味と決定的に違う。おそらく,この上なく優しいココナッツの海中から不意に出現するスパイスの荒々しさに,日本のは手心が加えてある。本国の場合はそれが容赦ないんだろう。

▲亜明蟹肉麺のポークヌードルとレモンビーチジュース

 日本的に爛れた街シーロムは,こういう時間がない時は便利ではある。
亜明蟹肉麺
ポークヌードル
レモンビーチジュース 300(1550)
 有名店らしい。壁に来店した有名人の写真がズラリという,まあよくある有名店の面構え。一度は入ってみよう,というかこういう時しか入る気にはなりそうもないしなあ。
 麺はそこらの味。湯は化調風月。
 ただ意外にも,レモンハーバルティーが馬鹿旨!前にもどこかで感動した気がするが,酸味と漢方味のバランスが非常にいいんだと思う。
 しかしこのレモン以外のハーブって一体何なんだろう?レモングラス?

 一通りの堪能を終えて空港へ折り返す。
 ブッキングクーポンに「3~4番ゲートでホテル名の看板を探せ」と書いてあるから探し回ってたら,看板もなしにしゃがんでるオヤジがそうだった。何やねんそれは?
 バンを独り占めして宿へ。確かに近いがちょっと歩けないビミョーな距離。
 空港周辺は既に以前の荒野ではない。工場だけではなくてかなりの数の郊外型店舗と住居があるようでこの時間でもすごい交通量です。
 挟域バンコクは確かにアガリの街かもしれないが,シーラチャ辺りまでを含む「大バンコク圏」が生まれつつあるのではないか!?…てな予感を持ちました。
 行かないけど宿から10分歩けばセブン有。
 5時発の空港行き便があるらしい。モーニングコールもお願いできました。
 翌早朝,部屋を出たらポーターが既に階段に座って待ってた。

▲ ココナッツ髭のお菓子

 街中で購入したココナッツ髭のお菓子150(1700)
 朝飯代わりに食したが…これも宜しい!
 最初はどうにもカスカスした味の髭が嫌だったのに,ココナッツの果実本来の薄くふくよかな味覚,水餅の餅米香,さらに中心部にわずかだけあるドロリとした蜜のようなアン,いずれも砂糖以外の自然で淡い甘味が混ざり合っていくハーモニー。
 これでお茶が飲めたらなあ!タイの宿って湯沸かしがないんだよなあ!
 さて。ベンガル湾を越えよう。

[日計]
消費1800/収益1700
    /負債 100
[本日累計]
    /負債1103