外伝03-FASE37@deflag.utina2610#photo
プランC写真集+11.16沖縄県知事選

▲「愛を見せ キスしてほしい」by詠み人知らず
 メインプレイスへの高架下に書かれてたんだけど──何があったんだ,書いた奴!?

▲「ちなみに修理したばかりなのでさわらないでください」byシーサー
 何にちなむんだ?

▲「不発弾の機内持ち込みはできません」by那覇空港
 う~ん。そんなこと分かっとるわい!と言えるような,必要な掲示のような。 

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■小レポ 2014.11.16沖縄県知事選
▲国際通りの横断幕

□開票速報(開票2%段階)
翁長 雄志[確]
(無/新)
6,425
仲井真弘多
(無/現)
5,443
下地 幹郎
(無/新)
2,181
喜納 昌吉
(無/新)
103
(c)NHK

□翁長氏勝利コメント「沖縄県民の皆様に心から感謝を申し上げたい。アメリカ軍の74%の施設が沖縄に集中するなかで,美しい海を埋め立てて新しい基地をつくることに県民は嘆き悲しんでおり,『もう勘弁してください』という切実な思いが今回の選挙にはあったと思う。普天間基地の国外県外移設,辺野古には新しい基地はつくらせない,オスプレイの配備撤回を1番の目標にしてきたので,しっかりと実行していくことに全力を尽くしていきたい。県民の心に寄り添い,県民の思いを大切にしながら,ぶれないで,県民に約束したことを実行し,私たちの子や孫に安心安全で,誇りを持てる環境を残していくために全力を尽くしていきたい」

□NHK当確解説概要
・アメリカ軍普天間基地の移設計画の賛否が最大の争点となった沖縄県知事選挙は16日に投票が行われ,計画に反対し,基地の国外や県外への移設を訴えた前の那覇市長の翁長雄志氏が,自民党などが推薦する現職を破り,初めての当選を確実に
・翁長氏は3期目を目指した仲井真氏らを破り,初めての当選
・NHKが開票所で行っている取材などの結果,翁長氏がほかの3人を大きく引き離す勢い
・NHKの情勢取材や,投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでも翁長氏が極めて優勢
・翁長氏は那覇市出身の64歳。那覇市議会議員や沖縄県議会議員などを経て,平成12年から那覇市長。自民党沖縄県連の幹事長も務める。
・今回の沖縄県知事選挙は,アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画の賛否が最大の争点。選挙戦で翁長氏は,共産党,生活の党,社民党,地域政党の沖縄社会大衆党に加え,一部の保守系の地方議員からも支援を受けて移設計画に反対を主張,去年の末に仲井真知事が行った辺野古の埋め立て承認の取り消しや撤回も視野に,知事の権限を使って,あらゆる手段で移設を止めると訴える。
・結果,支援を受けた各党の支持層に加えて,支持政党を持たない無党派層など幅広い支持を集めた。
・政府は今回の選挙結果にかかわらず移設計画を進める方針だが,計画に反対する翁長氏の対応によっては,今後のスケジュールに影響が出ることも予想

□ネット上の主な反応 パターン別
①快挙興奮系
「うおおおおー!!!これは面白くなってきた-!沖縄がカオス状態になるぞー!!!」
「やったー!これで米軍撤退!沖縄独立!」
②中国侵略系
「日共秘密党員の翁長が当選したから、沖縄はシナ領になる。」
「人民解放軍駐留への第一歩だ!」
「琉球人民共和国成立万歳」
③自民党躓き系
「自民 瞬殺w」
「総選挙まえにつまづく安倍ちゃんマジ笑える」
④心底心配系
「沖縄の人たち,本当にそれでいいのか?」
「戦争のはじまりや!」

□投票当日報道概要
米軍普天間飛行場の辺野古移設を争点とした沖縄県知事選の投票が始まった(16日,那覇市)=共同
 任期満了に伴う沖縄県知事選は16日午前7時から県内315カ所の投票所で投票が始まった。15日投票の竹富町(8カ所)の分を合わせ即日開票。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非を争点とした激戦は,16日深夜までに大勢が判明する見通しだ。
 立候補しているのはいずれも無所属で,移設の是非を県民投票に委ねるべきだとする元郵政民営化担当相下地幹郎氏(53),辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消すと訴える元参院議員喜納昌吉氏(66),辺野古反対を掲げる前那覇市長翁長雄志氏(64),辺野古推進の現職仲井真弘多氏(75)=自民,次世代推薦。仲井真氏以外は新人。
 県内は沖縄本島が朝から晴天,島しょ部は曇り。県選挙管理委員会によると,午前11時現在の投票率は12.83%で,前回同時刻を0.43ポイント上回っている。〔共同〕

□候補者基本情報
(届出順)
表明者名/出馬表明日/生年月日/年齢/性別/所属党派/新現元別/代表的な肩書き/備考
①下地幹郎(下地ミキオ)
/2014年7月31日
/1961年8月14日
/53
/男
/無所属
/新
/前政党そうぞう代表,元郵政民営化担当大臣
/そうぞうと維新の党沖縄県総本部が独自に支援予定

②喜納昌吉(キナ昌吉)
/2014年9月24日
/1948年6月10日
/66
/男
/無所属
/新
/前民主党沖縄県総支部連合会代表
元参議院議員 (1期)
/民主党本部・県連共に公認・推薦せず自主投票

③翁長雄志(オナガ雄志)
/2014年9月10日
/1950年10月2日
/63
/男
/無所属
/新
/前那覇市長
/社民・共産・生活の3党の県連,社大党,県議会会派県民ネットでつくる支援団体,名護市の稲嶺市長と市長支持派の市議ら,地元経済界の有志,自民党を除名された会派「新風会」所属の那覇市議らが支援予定,連合沖縄が推薦

④仲井眞弘多(なかいま弘多)
/2014年8月7日
/1939年8月19日
/75
/男
/無所属
/現
/現職沖縄県知事(2期)
/自民党推薦。県内の主要経済団体15団体のうち,11団体が推薦。宜野湾市長,豊見城市長,宮古島市長など27市町村長が支持。県内88企業・77団体が推薦。

□主な争点
『辺野古で違い鮮明 知事選4氏の政策比較』沖縄タイムス2014年10月23日

 11月16日投開票の知事選に出馬表明した仲井真弘多氏(75),翁長雄志氏(64),下地幹郎氏(53)の政策が出そろった。喜納昌吉氏(66)は告示直前に発表する予定だ。最大の争点となる米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設で,主張の違いが鮮明になっている。4氏の政策を比較し,論点をまとめた。

[仲井真氏]危険除去へ現実策
 昨年12月に辺野古沿岸の埋め立てを承認した仲井真弘多氏は,一日も早い普天間の危険性除去を達成するには辺野古移設が具体的で,現実的な方策という見方。普天間の5年以内の運用停止も政府に求めている。
 埋め立て承認では知事の裁量の余地は,ほとんどないに等しかったと振り返る。
 沖縄に基地が集中する現状や辺野古周辺に住む人たちの心情を取り上げ,18日の政策発表では「苦渋の選択だった」と表現した。移設反対の考えには「じゃあどうするのか,答えがない。普天間は放っておけと同じ表現」と疑問視した。

[翁長氏]米でロビー活動も
 翁長雄志氏は「建白書で大同団結し,あらゆる手法を駆使して辺野古に新基地を造らせない」と訴える。移設反対の民意が出れば,ワシントンに駐在員を置き,米政府や議会,国連へのロビー活動も視野に入れる。
 埋め立て承認を検証し,撤回や取り消しも可能とする。設計概要の変更申請を不承認にする可能性も挙げ,知事権限を生かす方針。普天間の解決に向けて「県外は駄目だから沖縄に置くしかないでは,民主主義国家としておかしい。普天間で事故が起きれば日米同盟は崩壊する。全国で考える問題だ」と指摘する。

[下地氏]民意に基づき行動
 下地幹郎氏は辺野古移設の賛否を主張せず「当選後6カ月以内に県民投票を実施し,結果に基づいて行動する」との公約を掲げる。
 下地氏は1996年日米両政府が普天間飛行場の返還で合意後,4回の知事選,5回の名護市長選を経ても返還が実現していないことを問題視。
「移設問題は選挙では解決できず,県民投票で県民の意思を明確にすることが必要だ」と主張する。
 移設容認の仲井真弘多氏,移設反対の翁長雄志氏には「いずれも過去の主張を変えており,政治不信を招いている」と疑問視している。

[喜納氏]撤回 取り消し強調
 喜納昌吉氏は,仲井真弘多知事による辺野古海域の埋め立て承認の「撤回・取り消し」を強調している。
 辺野古移設に反対する翁長雄志氏が,承認撤回・取り消しを「選択肢の一つ」と表現していることを「言葉ににごりがあり,スタンスが分かりづらい」と批判。自身を撤回・取り消しを明言する唯一の候補と位置づける。
 仮に撤回・取り消しが実現した場合の解決策では「普天間飛行場のヘリ部隊を暫定的に嘉手納基地に移駐させる案も合理的」として,一時的な県内移設を容認する姿勢も見せている。

□沖縄21世紀ビジョンを実現する会⇒翁長候補 公開質問状とその回答
※主要2項目のみ。回答は公式には2014年10月15日に記者発表で行われた。

A 普天間移設を「いつ,どこへと考えているか」を選挙前に具体的に示してほしい。
Q 普天間の移設については,オール沖縄で政府に建白書を提出し,その中で普天間基地を閉鎖・撤去し,県内移設を断念することを求めたわけです。
 今回の知事選挙は,埋立て承認に対する県民の判断が下されると思います。「NO」という判断が下されたときには,県民の意思を尊重し県民意志に基づいて,日本政府が責任を持って解決すべきものだと考えています。国外,県外移設を主張しています。

A 辺野古埋め立て承認を撤回しない理由
Q 現知事が,4年前に県外移設を公約して,昨年の12月に埋立ての承認をしたという意味では,公約に違反して県民を裏切ったことになりました。
 これは,知事本人がやった行為ですが,県民がそれに承認を与えたということではありません。
 今度の知事選挙で,「NO」になれば,地元の理解の得られない辺野古移設には反対する立場ですので,その選挙結果をもとに,日米両政府へ基地建設中止を求める等,ありとあらゆる方法や手段でもって取り組む必要があり,承認の撤回や取り消しも選択肢の一つであると考えています。

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(おまけ:翁長県知事確定を祝して!)
▲「決めたのね,大分に」by檀蜜
大分か鹿児島かと惑わせるのはともかく,決めた後までチェックされるのは,はっきり言おう,ウザいぞ!!――ちなみに鹿児島にもあったぞ!!「決めたのね,鹿児島に」
 それはともかく,どうせなら沖縄にこんな旗を立ててみませんか?
「決めたのね,
独立に」