FASE99-2@deflag.utinaR412withCoV-2_BF5#北端を圧そふ白波 カラキ嗅ぐ\福樹之迷路

謝敷地区マップ(南北入口に一つずつ配置)

1059続いて謝敷集落。
ここには拝所マップがありました。根屋(ニーヤー)周囲にハーミンクヮなど6箇所。「伊平屋島が望めるフクギのトンネル」なるほどここは伊平屋島の東正面に当たる。
1106フクギの迷路とはよく言ったものです。外界とは隔絶されてます。

1109さらに分岐する路地はもうこんな感じの野道

1110「通れるんだろうか?」と危ぶむ細道を自転車を押し進む

1111お宅の庭先と赤屋根

1114高低二基の社計2

1112左手の,はっきりと主軸らしい道に折れると──ここらしい。パティオの山手にアルミサッシの両開き扉の社が上下に計二つ。
1116「夫婦井泉(ミートゥガー)」と「上ヌ井泉(ウイヌハー)」の看板

左手の道に進むと夫婦井泉(ミートゥガー)とある看板。その奥に上ヌ井泉(ウイヌハー)。
1118上ヌ井泉の水辺にて

古泉です。最近まで使われていたらしくコンクリートで相当補修してあるけれど,水源からの流路らしい大木の下の石垣は精緻。祠はない。
1120樹根を支えるように重厚な石積み

1121上ヌ井泉から振り返ると海。うっすらと伊平屋島の島影。

1124社への元の古道らしき石段

1125さらに少しフクギの道を進む

1128「ユゥフルガー」(看板あり)

1126少し南にユゥフルガー。実用性は低そうだけど古い。
1129ユゥフルガーから南の展望と東側の険しい山肌

謝敷の家屋の屋根瓦とフクギの樹影

1143與那節の碑。「与那の高ひらや汗はてど登る 無蔵に思なせば車とうばる」

1146「トイヌハヌウ」

その裏に社。手前に「トイヌハヌウ」と書かれた祠。さらに「大東国庄/天下リ安里世/エワン世主」。何れも全く聞かない神名です。
1148「大東国庄/天下リ安里世/エワン世主」

社正面(コンクリの鳥居下から)

社内は三つの香炉。塩・酒・猪口の供え物。
1151社内の香炉

1151与那節碑から南の与那トンネル方向

1156与那節碑地点からスマホ最大望遠で東方海上──伊平屋島をハッキリ見る。

1211辺土名集落のT字路

1211辺土名集落まで帰り着く。あまり風情がない代わりに三叉路が多い。
1212辺土名集落のT字路2

1214辺土名の大通りの「辺土名精肉鮮魚店」

1216辺土名集落の格子道地域

1218辺土名漁港付近。家屋根上に対馬のような置き石

1219学校裏手の民宿とスナック

あらら,また雨。
ゆいゆいに着く直前でバッテリー50%。25kmで40%なら30kmで半分行かない。風がなければ奥まで往復できる計算なんですけど──。

道の駅の「わあー家」で「猪豚ホルモン炒め定食」

1230(ゆいゆい)わあー家
猪豚ホルモン炒め定食550
店に入ると「近年猪豚が希少」とあり猪豚丼が……ない!のでこちらに。
軽い食感の豚肉という感じでなかなか好い。キノコを食べてる感じというか……。
1249猪豚肉どアップ

やはり止めといて正解。空はどんどんかき曇り,風もどんどん強くなってきました。沖縄で使うつもりはなかったネックウォーマーを装着。
1347奥間ビーチ入口から乗車
たんぽぽのビーフカレー

1450カレーの店 たんぽぽ
ビーフカレー(単品,4辛)550
外観のみすぼらしさ(失礼!)からは考えられないほど,店内は昭和の喫茶店風に凝りまくってる。内地なら雰囲気だけの素敵な「昭和の喫茶店風」不味い店の公算大だけど──ここのはまさに至高の沖縄カレーでした。深部の出汁の層がガチガチに腰が座った味覚です。
 辛さ「3倍」の解説が「タバスコの辛さ」とあるから日和りがちになるけど,自分には4倍で大正解。味くーたーカレーと辛さがピッタリ寄り添う。
謎のみじん切り漬物

 さらに3種出る漬物のらっきょう(8粒行ってしまった)と福神漬けはともかく,真ん中の槽の酸っぱ辛い正体不明のみじん切りをカレーに投ずると──さらに辛みが複雑な味わい深さに。ビーフもよく煮込まれた大切りがトロトロになって入ってるし……セットにするより純粋に味わえました。過去スルーしてきたのが悔しいほどであります。
最初に目についたあの変な「辛さに挑戦 カレー屋たんぽぽ」看板のある名護の路地裏

名護市営市場の中村製菓シュークリームは,斯くも左様に当たり前の見かけなのです。

 あと,中村製菓のシュークリーム。何度か食べるうちに新たな差違に気付かされる。中のクリームも然ることながら,生地が素っ気ないのです。よくよく味わうと塩気すら感じられてくる。全然スイーツっぽくない生地に,グデグデに甘いクリーム。──これはポーク卵の感覚に似ています。フランス本場の「シュー」chouxがどちらなのか知らないけれど,何となく沖縄で生まれたchouxなのではないか,と考えたくなります。
つまり沖縄スイーツは,アメリカンに甘いだけではないのではないでしょうか。
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