《’23.09南海岸》ムジャンケン・ナクチの日에서東莱・徳川\10th釜山二日目

献句
作を抱きて小鳥渡る海
【本句贋作を抱いて小鳥来る街〔横浜翠嵐〕
※来る:きたる

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take-out culture COMPOSE COFFEEで1.5千Wアメリカーノ

1025 take-out culture COMPOSE COFFEE
アメリカーノ
ここは何と1.5千Wでお菓子が付いてくる?この三倍もの開き──が売りなんでしょう。菓子は超安物で味がないけれどアメリカーノは結構飲める。近所の人は電話,もといチャットとかで予約しといて多量に取りにきてるらしい。まさにテイクアウトカルチャー。
あれれ?曇ってきたか?「敏感な人々」の「健康被害」はどうなった?▼▲
(徳川・亀浦市場)ナクチ!!(タコ)

1051まずはナクチのお鍋とナムルがやって来る

やっとるがな!やはり実質1030らしい。
1045 원조조방낙지 ウォンジョンチョバンナッチ
낙지 ナッチ  400

記憶より少し味が落ちたか?おばはん,火を切るのが早すぎたんじゃね?と心配したけど──食後は伝統の味の健在を納得しました。

最初,久しぶりでキョロキョロしてたんで英語のメニューを持って来られた。──開き直って写真バシャバシャ撮れました。
スープとナムルだけ先に置かれる。このスープは記憶がある。酸っぱい透明の汁に大根と人参。
おばちゃんがコンロに鍋を置く。

1053おばちゃんが鍋を混ぜに来る。

しばらくして蓋を取り出汁を加えながら混ぜる。
おばちゃんが火を止めたら出来上がり。「ビビンバブみたいに混ぜて食べるのだよ。では健闘を祈る。うはははは」みたいなことを言ってないとおもうけど──
ナクチ最初の1/3フェーズ

でもここでホントに混ぜると最後の楽しみがなくなるのは記憶にある。1/3ほどを掛け,まずはナクチ自体の食感を楽しみつつ喰う。
ややコチュジャンにまみれてきた次の1/3を掛け,野菜と絡めて喰う。
ナクチ最終フェーズ。鍋を残らず飯の上へ。

最後の1/3は鍋を傾け最後までを入れる。これには春雨が相当残ってる。パブを節約してれば半分以上は残ってるから,これと混ぜる。どこまでも混ぜる。
最終フェーズでのパブとナクチの融合状態

第一フェーズでは強かった汁気が,最終フェーズではかなり春雨とパブに吸われ,固くなってくる。こうなった時にナクチの出汁がどれだけ出て,どれだけコチュジャンと絡んでるかが(おばちゃんの)腕の見せどころなんですけど──ピタリとハマってる。焦げもせず汁が多すぎもせず,コチュジャンが程好く煮詰まってる。
下記の記述をみると,昔ソウルで食べて(辛くて)死んだ初食のナクチよりはるかに他の出汁や野菜を融合させた複雑味です。
韓国料理というよりも,これは釜山料理なのです。
出掛けに──チョバンナクチ店内風景

現在お店を守っているのが、3代目のファン・ジュンタルさんご夫婦。当時の味をそのまま維持しているという、ご夫婦は、釜山のナッチポックンの伝承者として、韓国伝統文化保存会から伝統文化保存名人として国から任命されたんだそうです。釜山市内でも数えるほどしか任命されないという、貴重なものなんだとか。3代目社長さんの奥さんは、「釜山では同じ味、食堂が何十年も続くことが少なく、(略)
ソウルでいう一般的なナッチポックンは、本当に辛いんだそうですが、釜山のナッチポックンは、ただ単に辛いというわけではないんです。というのも、薬味とナッチを炒めるだけでなく、釜山ではそこにユクス(ダシのスープ)を足し、鍋風に頂くんです。こちらのお店では、サゴル(牛骨)を3時間煮込んだ白濁スープをベースに、ニンニクやコチュジャンなどの薬味を加え、新鮮なタコ、エビ、コッチャン(ホルモン)、野菜などをいれ、お客さんのテーブルに運ばれます。〔後掲プサンナビ〕

※元祖チョバンナクチ[ウォンジョチョバンナッチ]の |韓国釜山グルメ・レストラン-プサンナビ URL:https://www.pusannavi.com/food/1198/
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モーテルCOCOはチョバンナクチの真裏でした。

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東莱の1号乗り場と4号乗り場はなぜか車道を隔ててる。

西の道路を渡って四号線。마남 minam 美南へ一駅──のはずが無茶苦茶プラットフォームが深い。
日本語アナウンスは「みなみ」と読んでる。
1154美南。一つ階を上がって3号で西へ。4駅。
1210 徳川下車。いやあ,やっと来れたなあ!
あれ?えーと?1か3の出口だったよな?
地下鉄の周辺図。右上の三重弧が書かれてるのが亀浦市場のブロック。





地下鉄の図にも市場の特徴的な地形・三重弧が落ちています。
1218 1番から出る。あれれ?いや合ってる合ってる,この尾根カーブを越えて下って──

三重弧の一番上の道をバイクが爆走していきました。

尾根弧の惣菜屋さん。地形的にでしょうか,何となく目印にしてしまう。

尾根弧から階段を下るとアーケード市場

亀浦市場の光景

亀浦市場のアーケード下

たまたま一席だけ空いた席にするっと座る。前の席の男女三人が百二十パーセントに出来上がって大声でゲラゲラ笑ってる。
구포원조소머리국밥 亀浦元祖ソメリクッパブの,まずはナムル類6種

1229 구포원조소머리국밥 亀浦元祖ソメリクッパブ
소머리국밥 400
忙しいらしくソメリだけがなかなか来ない。
ソメリのトッペギは泡立ってる状態でやって来る。

記憶よりあっさりしてる。肉質はゼラチンが多いけれど,かなりが汁に溶け出して歯ごたえは軽い。
구포원조소머리국밥 亀浦元祖ソメリクッパブの泡立ちがようやくおさまった소머리국밥ソメリクッパブ

白濁したスープがまるで豚骨です。この小間切れの肉はもしかしたら骨の周りをこそげ取ったような肉なんでしょうか?
クッパブのフェーズ!!

クッパブが予想を超えました。豚骨っぽいスープの軽やかな甘みに米粒がフワフワと浮き夢見るような美味です。
亀浦元祖ソメリクッパブ店頭。客は手前の店に断然入ってて……奥や手前の同じくソメリを出す店が可愛そうになる。

亀浦市場西側入口付近にて

亀浦市場の北東ブロックから対面北西ブロックへの横断歩道

1323。茶3号で12駅,終点수영 Suyeong 水営まで。海雲台行きで何度も通過してきたけど初めて降ります。
麗水も左だったけど,釜山のここも左の水営があったとされる場所です。右はどこだか分からないけれど,視点は半島側からのはずです。
연산を出るとローミングしようとどうしようとアンテナが全く立たなくなった。駅に着いた時しかアクセスできません。
まいいか。着いちゃったし,水営。1349
うーん3番かなあ。
並ぶ短詩群。全ハングルなのでワシには無理だけど雰囲気は──ソウルの北村に似せてるんでしょうか?

改札外に短詩が並んでる。
水営地下街。ここの商店街もなかなか大きい。

地上。1408수영로 Suyeong-ro スヨン路。705변길に左折。アーケード街が見える。
水営駅直上の交差点付近

アーケード南入口手前にて

アーケード南入口前にて2

アーケード入口にて

アーケード入口に수영팔도시장スヨンハルド市場と表示。左手にスヨン教会。右折。
1418Suyeong-ro725변길 スヨン路725巷へ

「TOILET」と指す同725변길に左折。1418
ダラケ・リーマンに再会
T字,左折。1423▼▲

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