▲フランクフルト駅構内。ヨーロッパの古風な構造ですが,地下の構成は意外に機能的な,新旧折衷の造り。
ちなみにこの街の歴史を調べてみると,これが半端じゃない。――6世紀初頭,フランク王国軍がゲルマンのアレマン族を激戦の末に破り,追い出した後の一帯に「フランク族の渡渉点」という意味で命名されたのがフランクフルトなんだって。つまり始まりは国境の砦。文献にその名前が登場するのは794年,カール大帝が召集した王国教会会議の開催地として。日本では平安京でウグイスが鳴いた年ですね。
政治的な意味を持つのは,フランク王国が3分裂して843年に成立した東フランク王国の都になってから。
14世紀以降は大市が有名になり,地中海と北海・バルト海の間の交易の中継地となり,商業地として名を馳せ初める。
▲Zum Gemalten Hausのパティオにて。開店直後なんで客はおじいちゃんが一人のみ。朝からここの名物リンゴ酒をチビチビやってる幸せなひとときを過ごしておられました。
▲おまけ。街によって形式は違うけどドイツの街角にはこんなゴミ箱があちこちにあって,とにかく嬉しいのは灰皿備え付けであること。嬉しいんだけど…ゴミに火が燃え移る心配とかも,ちょっとだけしてしまう。
§SixWord:遊び場でひとりきり,1970年も,きょうも。