をお届けするんだけど…何?博多はも~腹一杯?
そりゃ素晴らしい!博多をお腹一杯召し上るなんてアッラーの神に感謝歓迎雨アラレ!
てわけで懲りずに第2段ッス!
7/12(残高+546)
台北 日替定食(エビチリ)
463
福楽軒 中華飯 490
餃子 400
警固ヤキトン(薬院店)
煮込 300
ヤキトン 70
サラダ 50
計 1773
7/13(残高+273)
能古かもめ かもめ定食
500
同 小アジ南蛮漬け170
オクラ海藻野菜サラダ 50
ぞうすいの店お通
にらぞうすいセット500
計 1200
7/14(残高+573)
おきよ食堂 荒煮定食
420
自然食らうらう
日替定食 500
ハンゴウぞうすいの店山
鳥ぞうすいセット500
計 1420
7/15(残高+653)
青木堂 ボリューム定食500
泰元食堂 泰元定食1000
さち 日替定食 500
計 2000
(残高+153)
山笠見ないと夏が始まらんと!的な体質になっちゃってるエセ博多っ子なわしです。
昨年(2007年)は嵐の中の山笠!ずぶ濡れになったけど…これがカッコよかったのよ!季節外れの台風の中を滑走するハッピの大群!シビれました。
ほんでもって今年は有給2日取って4日間も博多三昧。(ヒマなんだろ?)ケツ出しルックの兄ちゃんが平気で闊歩する町を汗だくで食い歩きました。
それでも食いもんが変わってるからカロリー残高は余り返してしようがない!名物ヤキトンを食った挙げ句,最終日は泰元食堂まで。
鹿児島は出水の肉牛牧場が直営してるこの店,すげー肉を出すんだ!も~ホッペが5つ位ボタボタ落ちまくり!肉は魚ほど味が分かりにくいもんだけど,肉質がここまでいいと完全降伏。
韓国の影響を受けた歴史があるんだろけど,和食の感覚もブレンドされて日本には珍しい肉食文化が出来たんだろね。水炊きなんかの鳥料理も凄い。
やっぱ肉は博多ッスよ博多!
にしても…この泰元といいヤキトンといい,警固交差点の近辺はどうなってんだ??前に触れた王丸食堂もこの少し南。適当なコーヒー屋に入っても激旨。本屋まで良質なんだわ。
古地図を見て納得した──このエリアは古代から江戸期までは博多の中心。朝鮮との外交官庁の門前町から福岡城のそれへと続いた,奈良並の永き土地。
車で通り過ぎただけじゃごく普通の町。しかし歩くと──何とも香り高い。この匂いは,さらに南東へ,前に書いたインド料理のミランのある薬院や「らうらう」のある高砂まで続いてる。
中洲や天神に止まってるうちはまだまだ観光客だったのか──博多の懐はまだまだ深い。思い知ったッス。
さらに…今回衝撃的だったのは,ぞうすい。
この暑いのにオカシーんじゃねえの?!って思う?逆に…それでも食える美味さなのよ!
中洲の「お通」。本店は宮崎らしい。何十種類のぞうすいメニューからスタンダードのにらぞうすいを選んでみたが…も~駄目。ドロドロにとろけま~す。
鳥なのかカツオなのか?…とにかくアッサリ深い食感。
中洲にはぞうすい店がいくつかある。他の歓楽街にあるんだろか?酒飲んだ後これが食える博多人が妬ましい。
おそらく──これがホントに日本伝統の穀物の食い方。信長が立ったまま3杯かきこんで桶狭間へ出陣したアレを,博多人は食べ伝えるだけの感性を持ってたわけだ!
それと──お通のもそうだけど,ぞうすいなら白米より麦やヒエ,アワ混じりの方が断然美味い。
米を食え!って騒ぐ前に,日本人は穀物を美味しく食べる意欲をも一度持った方がいい。今から創る必要はないのよ。兵隊食としての白米に偏ってしまう前,この島にはそういう雑穀グルメが既にあったんだから。
もう一つ見つけた天国は,能古島。
博多湾に浮かぶ島。アクセスが良ければ天神から1時間なのに,この島を博多人は驚くほど素朴に残してる。
能古かもめって店目当で来たんだけど,もう超激旨。小アジの南蛮漬けを土産に持ち帰ったほど。
さらにここには何とコーヒー園がある!試しに港で飲んだら──激振!凄い味なんだわ!コーヒーってこんな旨いのか!
7月15日4時59分。今年も太鼓の音が響き,山が滑走した。
夏が来た。