外伝09♪~θ(^3^ )写真集♯川龍村@第三次×第五日

▲「瑞記茶楼」。峠のバス停から降りて来ると,まずこの看板が目に入る。というかこれしか道標はないんだけど,小さな集落なんでさほど迷うことはない。

▲店の中で目につくのは,この列をなす鳥かごと盆栽。何でこんなにあるのかは知らんけど,客としては素晴らしい食の背景色です。時により少しウルサいけど…。

▲食器棚。一番下のケースに茶葉が入ってて,これを好きに点てるシステム。
気楽なようだけど,水が上質なだけに淹れる技術次第で口に入る茶のクオリティは雲泥の差が出ちゃうはず。
※瑞記茶楼:第二次初回・再訪

■ミニレポ:寿眉
寿眉
寿眉(じゅび、英語: Shoumei tea、中国: 寿眉)は白茶の種類であり、中国茶である。寿眉の品質の特色:
形状:大型で毛がふさふさとしているのが特徴です
色沢:緑白色
水色:透明感のある薄黄色
香気:透き通った香りで爽やかな味。
滋味:新鮮でやわらかく
葉底:緑色
福建省の代表茶種「政和大白種」、福県大白種などの芽を使い微発酵させるお茶です。名前の由来は、茶葉が大きく長寿の人の太い眉を連想することからこの名が付いたといわれています。特徴は、さまざまな葉が混ざっていますので、ほのかな甘みがあるもの、お茶の渋みを感じさせるものとありますが、いずれも飲み口が優しく白茶特有のあっさりとした甘い香りがあります。寿眉(じゅび)も解熱作用がある成分が含まれているので、暑い夏やストレスを感じたときにもおススメです。
上質なものを貢眉(こうび)、その他を寿眉と呼んでいたが、現在は貢眉がなくなり寿眉だけになっている。白毫の入っている量で品質が分かり、上質なものには白毫が多く入っている。

福建省政和県の特産で、この他に「白牡丹」や「寿眉」が白茶の品種に含まれる。
 白茶の生産はすでに一千年以上歴史があり、陸羽の「茶経」や宋微宗の「大観茶論」にも記載されている。
当時は生産量も少なく、皇帝の献上品とされ、一般の人には大変貴重な茶であった。 白茶は茶木によって品種が異なってくる。例えば、大白茶は「大白」、水仙は「水仙白」などと称する。
大白茶は別称「政和白毫」ともいう。収穫は春の収穫期に最初の新芽を摘み、この極上新芽を厳選して白毫銀針の規格外の茶葉を「白牡丹」、摘み終わった下の部分の柔らかい葉が「寿眉」として、3品種に分別されるのである。
 グラスに白毫銀針をひとつまみ入れて、湯を注ぐと、たくさんの細長い茶葉が上下に交錯して、鍾乳洞の石筍のように見えるので、飲む際はやはり透明のグラスのほうが見た目にも楽しい。日本茶でいう、茶柱がたくさん立ったようで、ハッピーな気持ちになれるのもまたいい。味は中国語の表現を用いると、香気清鮮、滋味醇和。効能は健胃と涼(体を冷やす作用)があるとされ、薬療にも用いる。
 現在では、福建省の特別な輸出茶として、香港の幾つかの有名な茶行(茶葉を扱う専門商社)で扱われている。これら香港の専門店では、赤いラベルのついた大きな瓶が店内ところ狭しと並べられてあり、実に壮観である。種類が多くて戸惑うが、白毫銀針は白いので見てすぐわかる。「極品白毫銀針」と書いてあり、500gで700香港ドルほどするから、かなり高価である。
 香港で飲茶を食べる際、まずお茶を注文する。おおかた日本人とわかると勝手に烏龍茶を持ってくることが多いが、烏龍茶やプーアル茶ばかりでなく、寿眉茶とメモして渡すといい。香港の人は、好みの茶2種類ほどをブレンドして注文しているようである。飲茶はお茶にこだわると点心も一層美味しくなる。
 因みに、白毫の発音は福建方言ではパイカオといった発音(北京語ではbaihao)で、英語表記ではPekoeとなる。すでに紹介したように英国紅茶のオレンジペコやピコーの語源である。
▲午前10時頃,[サ/全]湾の公園にて。よくやってる太極拳じゃなくて何か社交ダンスかエアロビみたいなことやってます。もちろん全員が全員じゃなくて報看の(新聞読んでる)方も。

▲同上。