外伝01-2मुंबई【20年後のバーラト】初日:インドで驚いたこと

※ मुंबई:ムンバイ(マラーティー語,英語:Mumbai),マハーラーシュトラ州の都市。旧:ボンベイ

▲「かんニくのしょくどう」。久しぶりのデリーで泊まった宿は韓国資本だったらしい。客も何かコリアンだらけ。
 部屋はまずまずでした。

機内食500

 静かです。
14時5分前,エアボートメトロ車内。あと…えーと?2駅でニューデリーに着きます。
 物乞いの包囲網をくぐり抜けることもなく,心配したアライバルビザもするりとゲット出来てしまって,ここまで来てます。この静かなインドってどうよ?
 あえて言えば…アライバルピザの申請書を書いてたら,何も断りなく隣のオヤジがわしのボールペンにヌッと手を伸ばし,自分の書類を悠々と書き連ねた挙げ句,同行者に又貸しなされて,わしがカウンターと何度か行き来してるうちにボールペンもろともにトンズラなされてました。他人の物はワシの物,なかなかインド的な出来事でした。
 さて,空港からニューデリー駅まで延びるこの地下鉄の車内の造り,これは恥ずかしげもなく香港のエアポートエクスプレスと酷似。150Rs.。「ワンファイヴ」と言われて1.5かと思ったわしの金銭感覚の麻痺は…脳が香港と混同してしまってるのと,前回のニューデリー滞在時,即ち20年前の金銭感覚を引きずってるのと,どちらから来てるものか?
 ただ,メトロのニューデリーから宿の目星をつけてるババールガンジまでは少し距離があるらしい。

 地下鉄ニューデリー駅から地上に出る。
 どうやら鉄道駅の裏,ババールガンジとは逆サイドらしい。鉄道駅との接続とか地下をくぐるとか,そういう便宜を図る構造はないようなので,鉄道駅を歩きで突破。
 別に切符はなくても皆さんどんどん入って行ってたので,鉄橋をまたいで表側へ。鉄道駅内は相変わらず雑然と人々が群れてる。物乞いや意味もなく声をかけて来る輩や意味とか超越して歩いてる牛とか,以前跋扈してた有象無象には出くわさないが,久しぶりのこの空気に圧倒される。
 20年ぶりのデリーなのです。
 初海外とその翌年の2度の訪印以来です。このバーラト(インド国名の現地読み)首都の独特のオーラは。ドギツくはないけどちゃんとインド。
 とにかく宿に入ろう。
 ババールガンジから一本裏道の…宿名スターリング・イン。韓国語があちこちにあるちょっとビジネスっぽい宿なんだが,この名がスターリンに由来してるなら,ひょっとして北系列なのか?
 とにかくチェックイン。さあ20年後のバーラトを歩くべし。

 一本裏道と言っても,一本入ると途端にゴチャつくのがこの国。
 ババールガンジに戻る道自体がまた入り組んでます。少し東に小さな祠があって,これを避けて小径が両側に周りこんでる。初手から迷った挙げ句,ババールガンジに出る。
 角のラッスィー屋へ。初めてのデリーでまずハマった店は…まだ堂々の営業を続けてます。ただし値段は20Rs.。(150kcal)確か20年前の10倍。
「マリファナラッスィー,マハラジャラッスィー!」と大声で歌い出した兄ちゃんが喧しいが…静静と鉄コップを口に運ぶ。

20年ぶりのラッスィーは,凶暴というより乳臭い。脂が乗ってるというのか,山羊じゃないかと思うようなパワフルな酸味と獣臭い香り

▲マサラ・ホットドック。こんなんが地下鉄の駅で売られてるという驚きと…この強い日差しの過露出!

 ババールガンジの西側出口まで歩いてRKAshramMargからカロルパーKarolBargまで2駅。

▲とりあえず食ったサモサとカリー

Ghaffar Market Beopar Mandal

Chaat corner
サモサとカリー 400

▲マサラサンドと甘いソウメン入り白水

カロスパー駅前
マサラサンドと甘いソウメン入り白水 300

▲ミターイ各種

ミターイ3店 600

[今期計]
消費1800/収益1950
負債 150/
[今期末]/負債 980

1月1日(水)