▲プレートからの取り分けじゃない場合，写真の感じにライスの窪みにカレーを入れて混ぜ行く流派と，ライスの山の隣に混ぜ山を築く流派とがあり，ドラヴィダ料理界を揺るがす抗争の根源となっているが，後者は実力派でないと遂行不可能。
わしは未だ前者ですが，この方法のデメリットは，サンバルが汁っぽいと周りの山がこちらの意図以上に浸食されたり，時には決壊してしまうことであります。
▲写真は左下に決壊しかけてる状態。まだ完全には崩れていないが，ここをサンバル側が突破すると，葉っぱから零れ落ちてしまうというまさに大事故の一歩手前の図でありまして，こうなると右手を駆使してサンバルを押し止めつつ，ライスの土嚢を積み上げてゆくしかないのであります…って何必死で書いてんだろわし？
▲ああっ！下側のライスが葉っぱの崖っぷちギリギリを死守している！正に背水の陣！しかも一部は既に壁の下から染み出してきているぞ？ここを突破されたらもう後はないぞ皇国の興廃この一戦にあり！ずどどどど──。
▲おううっ！敵は下側一帯を突破，本隊は壊滅状態にあり，至急救援を請う！ががががが──
▲ プレートから取るタイプでも，カリーは兄ちゃんがバサッと上から無造作にかけていくから，いくら本隊が奮闘しようと無駄であります！──と何を気色ばってるのか自分でも分かりませんが，とにかくミルス食ってる時には一種高揚した状態になってますので，これはもう食べるしかない！
→ドーサのお点前編へ