[前日累計]
/負債 653
[日計]
消費1800/収益1800
[本日累計]
/負債 653
▲バスターミナルにて
うーん，好い朝であります。
聖ミナクシを一巡りしているうちに，ミナクシ西南角の小店で朝飯にしてみる気になった。９時半。
ドーサ
おからみたいなの
サンバル，ダヒ 300
昨日から通る度に，よく巡礼がたむろしてた店です。典型的な庶民店，英語はおろかヒンドゥー語さえ通じません。
サンバルも素晴らしいんだけど，この…おからみたいなのがムチャクチャ旨いぞ？
──これ何だ？皆さん，これでカレーを練って食ってるみたいだぞ？メジャーものなはずだが…？
豆の粉と，米も少し入ってるか？
カリーと混ざると，これらの自然な滋養ある甘さがスパイスとちょうどよく混ざり合って…。
とうなってる場合じゃなくなった！巡礼の一団が去り，ガキどもの好奇心に捕まってしまった！早く食って去らなければ…数も増えてきた。貪り食われてしまう。
つまり，どうやらこんなの食いに来る外人が珍しいらしい。そう言えば，昨日からやたらとガキに話しかけられてます。
▲街角のATM。こんな荒っぽさで営業してるので，確かに警備員がいないとまどちょっと恐い。
雨がちらついて来た。雨宿り気分で，西門からミナクシに侵入を試みる。
ミナクシ廟に入る所で「外人チケット！」と騒がれた。50Rs.？やっぱり払うのが普通なのか？分からんふりしながら後退し，そのまま逃げ切ってきた。雨も止んだから街歩きに軌道修正。
11時45分，Park Side Hotelに入ってミルス100Rs.てのを豪勢に食ってみようとしましたが…。
最初10分待てと言われた後，「ソーリー，ハーフナンナワー」と言い始めた。ガラガラなんで予約が入ってるようにはみえないし，ミタイがないのか，それとも何かの目的で店に合わない客と判断されたか…思った以上にやたら豪華な店内でビビってたのでこれ幸いと退散することに。(なので結局，ちゃんとしたレストランでの食事は今回もやはりありません。)
それでも新しいとこは開拓しときたいな…と入ってみたのが｡Sri Sabareesh。
駅前通りのとＫＪロッジ前の２店あるらしい。
Ｍｅａｌｓ 550（75Rs.）
ファミリールームは別にあるけど個人客は手前の４テーブル部屋に相席で押し込む方針らしい。
しかし御盆の方はなかなか豪華な品揃えでした。とりあえず品数が多彩！汁カリー３種（豆，サンバル，黄色いヨーグルトカリー），おかずカリー４種（ほうれん草，芋，人参玉ねぎみじん，アチャールっぽい茶色のやつ），付け合わせ２品（アチャール，カリカリシナモン），ダヒ（そのままヨーグルト），スイーツ（茶色そうめんココナッツ）…とこう書くとライスも入れて12品！
カリーは最初の，おかずはほうれん草と芋が本当に美味い！生々しいというかカリーの刺激に負けない素材の力を感じる。
これらと比べて，サンバルは大人しい。なんだけど，これらと合わせた下味として食べるとしっかりした味に変貌する。よく出来た御盆構成です。
ダヒのとこで最後のライスの山に小皿のヨーグルトをかけると，給仕が慌ててヨーグルトカリーをかけてきました。ああっ別にあったのか!!と焦るも時既に遅し！
でもこのヨーグルトカリーとヨーグルトのグラデーション，これがまた微妙な味わいで宜しかったのです。酸味と乳の香りのバランスが一口ごとに違って来る。カードライスの発展型みたいな味わい。
▲大通りのミナレット
15時45分，３食目となるHOTEL GOWRI GANGA Veg（本店）に突入しました！
LIMIT MILES 550（55Rs.）
あの茶色のおかずカリーはサンバルかダヒの段階で来るものらしい。玉ねぎをトロトロにしたカリー。確かにサンバルに合います。
ポリヤル（玉ねぎとナスの炒め）を時々合わせることの旨味も理解できてきました。カリーじゃないこの要素は，アチャールと同じくアクセントとして貴重みたいです。
ダヒは塩を入れるのが本来みたい。
サンバルの他に，ラッサム（ラッサン）をかけるステージもあっていいようです。まあこれ皆，まわりを盗み見て見よう見まねなんですが。
16時過ぎ， BALAS jigarthandaという茶店で，探してたマドゥライ名物の名を発見。
ジガルタンダ（小）100（40Rs.）（1500）
茶色かオレンジかと言った液体にアイスフロートが３つ。
濃いミルクの味なんですが何かカスカスした渋い味わいのもの（サルサバリラというハーブだとのこと）が後味を受けてます。結果，ミルクのの爽やかな味覚ではなくて非常に滋養ある感じの味覚を残していく。不思議なスイーツです。
BHIMAの南側数軒先にPOTHYSという衣料系４階（地下一階）の大規模店舗有り。緑色の楕円に「Ｐ」字の買い物袋をそこら中が持ってる状態。ただ中身は…ぎりぎり百貨店たりえてる感じ。マドゥライで唯一見た百貨店でした。
▲SRI KRISHNA SWEETS PRIVATEのミタイ
本日もこちらにお邪魔しました。
SRI KRISHNA SWEETS PRIVATE LIMITED
（本社：Sri Krishna Sweets Pvt.Ltd Coimbatore,India.Tel：91-422-2437777）
黒くて硬い羊羹みたいなの
茶色いゼリーみたいなの
定番の白のミタイ 300
ここのミタイは…どうなってるんだろうか!?
いや，苦情じゃなくて──スゴ過ぎる！
屋台で馬鹿でかい塊で売られてる茶色のぎらついたゼリー，この味は何だ？ういろうを賑やかにしたなまめかしい味というか…見た目より実体感ある歯ごたえです。杏みたいなほろ酸っぱい甘味。
黒い塊は黒砂糖のミタイだろうか？シナモンみたいな上質なまとめ方の味わいになってます。
定番白ミタイはさすがの一言！渋くまとまった味覚です。でも甘味としてもくっきりしたラインを見せてまして…。
本当にこの店のは間違いがない。適当に詰めて，と任す客も相当いるようでした。
明日が最終日になる。
今まで遠慮し続けてきたミナクシの金払う部分を全部見てやろうと思ってます。
西北角のコーヒー屋，今日で３度目の一杯をあおり帰着。
▲ 夜の街角。インドの夜も明るくなり，普通に出歩ける雰囲気になってきた。