油煳干青∈8長沙&烟台:四周目1∋糟酸麻蒜

長沙西南角4・5周目。そして翼は烟台へ。
~(m–)m 本・次編の行程 m(–m)~
GM.(経路)

長沙老城南西角道別写真集

[前日日計]
支出1500/収入1500
負債 0/
[前日累計]
     /負債 6
§
→一月五日(六)
1036味蒸美蒸菜館500
1122大米先生(登仁橋巷店)500
1510空港の蒸菜500
2030宮廷桃酥250
[前日日計]
支出1500/収入1750
負債 6/
利益 244/
[前日累計]
利益 244/
§
→一月六日(天)

いきなり浮気して黄興広場で下車

▲イケメンを起用してるけど唐揚げの樽持たせてファックユーされても…。

ムム。本日もいつ降ってもおかしくない霧。0813,宿を背にする。
 0818,五一南東角,大米先生の筋に入ってみる。八角亭社区とある。大米そのものは成都や重慶中心のチェーンらしい。ただ,この時間は早飯対応らしく品数が少ないから,やはり昼にここだろな。
 0822,新概念小吃連鎖 華南紅小吃という店を覗くけど,うーん…ここは長沙土着の匂いがない。品数というか麺だけしかない。スルー。
 0840,地鉄1号で…今回三回目かな?南門へ向かう。
 やはり,今のAPN設定だと百度地図に位置を拾われてるらしい。──と地図を見てて心変わりした。一駅,黄興広場で下車する。

民西路の東西ラインです。0854。
 この道は黄興広場の地下を潜る構造になってます。そこまでして優先されてる歩行街ってのも珍しい。

▲0901化竜池北入口

,この奇妙な立体交差点を少し東行,化竜池という門から南行して,東南ブロックに入ってみる。
 観光用っぽいけどこの道しかないらしい。

言い換えれば10年後の姿

▲0902化竜池2。まあ文化街

畳の,最近よくある文化街。西とは違って明らかに作り物で,往来もほとんど無い。
 でもこういうものを造り初めたってことは,長沙の行政側か市民がこの老城の貴重さを認識の水面に置き始めてるってことかもしれません。

▲0905化竜池3。北京胡同でよく見かけたレリーフ。

字に突き当たる。0906。
 これが大古道巷。すぐ西には歩行街が見えてる。少し賑やかそうな東へ左折。

▲0908大古道巷1

しだけ古い家並み。2軒のみ飯屋,超ローカルに賑わってる。イートインがないので見送るけど,まず間違いなく旨そう。
 ただこの状況は…周囲を再開発地で取り巻かれた跡地という感じ。おそらくここにも南西や北西角と同じ老街はあったけれど,今やここだけが生活臭を残してる,ということでしょう。
 言い方を変えれば,北西・南西角の10年後の姿がコレ。

首巻き装着,修文街へ

▲0912大古道巷2

長沙糕点──「長沙老舗ケーキ店」の前を南行。0916。
 ここはもう何もない開発地の間の層抜け道です。ただT字から歩行街へ抜ける辺りに少し問屋街。
 前回,一度ここまで入って「何もないな」と引き返した記憶がうっすら蘇る。
 歩行街南端に出た。0923。
 霧雨。底冷えしそうです。首巻き装着。
 0932,四周目。やはり登仁橋巷からですけど,今度は修文街から東行する。

▲0934修文街1

──?登仁橋巷から修文街?
 後から地図を見ると驚くのですが,地図上はブロックの中の行き止まりになってるこの修文街(→GM.)へは,なぜか登仁橋巷からこの時入れてます。写真で見る限り普通の細道で。

▲0935修文街2

だ,やはりひっそりしてて,居民区という風情の通りです。行政上,社区扱いなのかもしれません。
「枝道からやはり南墙湾巷へ出て東行。」とメモってます。この「枝道」も地図にはない。でも次の写真のとおり,ホントにあります。

四周目はやや感動鈍め

▲0937修文街3。南墙湾巷への枝道

941文廟。
ここ南行してみよう。西文廟坪巷。修文街へ出ただけ。東行」
というのが当時のメモ。
 サラッとスルーしてますけど…「文廟」?!──それって長沙学宮の中心域にあるものだったんじゃないか?それを偶然目にした好機だったのでは?
 もちろん地図にはない。
──四周目でやや感動が鈍くなってたんだと思う。旅行においてこれ以上怖れるべき病はない。あな不覚!

▲0940南墙湾巷

の写真の商店の木造建築なんかも,材質はともかく間取り,道から一段高い段差──学宮の一部の残存だった可能性も捨てきれない。
「長沙府学宮遺址」の図面が今も入手できません。もしお持ちの方は,これら地図にない路地の見聞とそれとの照合作業を行えるはずです。あと数年の間は。
 下の写真で覗きこんでる路地の壁とかも,いかにも何かの建物の古跡のように見えませんか?

▲0944再び出た修文街から路地を覗く。

早足!何が起こったかというと

▲0944再び修文街2

黎家坡巷へ早足で入る。
 何が起こったかというと,尿意である。0945,学宮門正街から道を尋ねつつ上黎家坡巷まで行ってしまう。

▲0952上黎家坡巷の市場にて

所(トイレ)から出て来てみたら,なかなか良い市場の中にいました。
 早飯の店はなかったけど生活感はある。おそらく西南角で一番賑わう界隈がここなのでしょう。

▲0953上黎家坡巷の市場2

外人に道訊いてあからさまに失望するな

る。そのまま南行。
 0954,小橋子巷。うーん何でもなかった。成人用品店はあったけど。
 南行して車道に出た。右折東行。西湖路。東に楼閣みたいのがあるけど道沿いは建材店ばかり。

▲0959小橋子巷

城南西端がここになる。
 1003,楼閣前のT字の北東角から入る。──だからわしに細かい道を訊くなって!てゆーか「分からん」と答えても外人と見破れずに失望の表情を浮かべるのは止めて!
 ここは古潭街と表示されてる?
 1008。いややはり学宮正街に続いてた。北行。
 梅公館旧址はプレートはあるもののアパートのゴミ捨て場になってました。──ここはネット情報もヒットせず,どういう施設だったのか分かりません。でも,周りに似たような建物の形跡もある。位置的に港湾施設が並んでたのではないでしょうか?
 下黎家坡巷を北行。
 1031,トイレを追って死ぬかと思ったけど(てゆーか…また??)車道を渡り──朝飯!少し早いけど衣铺街の様子を窺ってみよう。