/※5463’※/Range(徐州).Activate Category:上海謀略編 Phaze:提東里征収区

見なかったことにする路地奥

▲0945新生街。ここだけでも十分にやさぐれてるんだけど──

▲0951路地に入っていくと……一部に既にビニールシート！

路地奥に人影っぽいものが写ってて怖いから，見なかったことにしよう。
　えー，それはともかく新生路15辺りに来ております。凄い横道が増えてきたぞ──と百度地図を開くとまさにXで目星を付けた地点でした。

▲0953太い道が１本だけ。曲がりは多い

おそらくは提東里

▲0956こんな道でもバイクは全速！というか侵入者を威嚇してるのか？

途中，「提東里」という住所表示が一ヶ所のみ確認できました。だからこの時のエリアをそう呼ぶことにしましたけど……ホントはどこなのか，見当もつきません。
「新生街」の名前自体が文革で改称されたっぽいし……おそらくこの北の山賊「トラック溜まり」も元は同じ感じだったんでしょう。

▲1001一見すぐに行き止まりそうな道です。

▲1002路地奥は結構広い。

凄いところが残ってるものです。
　取り壊し，あるいはその手前みたいな家屋も多い。けれどほとんどはまだ実用されてます。

ほぼ死角のないおばあの監視網

▲1005明暗くっきりの道

▲1007両サイド煉瓦壁の道

右下のサボテンみたいな影が正体不明で不気味だけど，やはり見なかったことにして……
　それはそうと，ここを歩いてて困ったのは庭先の年寄りの視線。ほとんど死角がないほど佇んでるのです。
　これは日本の，生きている過疎地でも同じ。さりげなく自分の土地を監視する視線，これがある場所は，死んでない土地です。

電線に布団干してはいけません

▲1009重厚な煉瓦の剥き出しの赤

▲1007室外機がいつ落ちてきても文句は言えない。

てゆーか，その布団を干しまくってるのは電線ではないでせうか？
　いいえ，菜の花畑に眠ってるのは赤ン坊です赤ン坊です。畑で吹かれているのは赤ン坊です。布団を干してあるのは電線ですけれど。

赤黒いモップ状は正体不明

▲1010野に埋もれた風情の家屋。階段脇の赤黒いモップ状のは正体不明。

▲新生街最南端辺り

新生街19辺りに出た。
　化かされてるような25分間でした。このすぐ南は大橋に続く和平路，なぜここにぽろりとこんなエリアが残ったのか……。
　考えるよすがもありません。