m024m第二波m月円し翅展げゆくピアノの音m水部

~(m–)m 本編の行程 m(–m)~
GM.①水部站~②新洋巷手前
※②~③間は実際は通じてる。
GM.③新洋巷~④七天
(経路)

新洋巷 うねうね抜けてアンデルセン

▲1733屏山駅付近の交差点と残照

山乗り換え含みで3駅動いただけなのに,それなりに混んでて疲れにトドメが来ました。2線しかないんだから仕方ないけど。この町なら今作ってるように4路線は要るよな。
 あと,要ると言えば,この町はカフェを全く見かけない。福建省都という感じはあまりしない町です。

▲1809再び古田支路。この曲がりといい複雑な味わいの道です。

部站から地上に上がったのが1806。
 既に闇の気配がする。
 ただ,だからこそ気配は鋭敏に感じられます。水部站A站口から出る皆さんの足を追うと,どうも昼間通った西の建華支巷ではなく東の社区へ向かってる。
 社区の中を抜けて古田支路に抜ける道がありました。この流れは,けれど古田支路から先へも通れる気配です。

▲1810古田支路から北への路地

田支路に出てちょっと東に北への路地を見つける。
 地図では袋小路みたい。でも人の動きからはそうは見えない。入る。
 屈曲が続き,行き止まってるか否か最後まで分からなかった。でも,何という危うさもなく新洋巷に入れました。さらにうねうねっと辿ると──
 あら不思議!昼間の八味の対面に出てこれました。
 ただ,宿南対面にあった向太陽はなくなったらしい。なので,同じく福建名物のこちらのパンを買い求め,今度こそ宿へ。
1817安徳魯森 andersen bakery

▲1833新洋巷の暗がり

「え?蒲田に?」
(シンゴジラ)
が日本の蒲田ですけど
福建の莆田は
プーティエンと
なよなよした読みです。
ここからが福建の未知です。
[前日日計]
支出1400/収入1500▼14[114]
負債 100/
[前日累計]
利益  -/負債 667
§
→九月十五日(天)
0656万寿橋
拌面+扁肉8元370
1314 7+7 清小米套粥菜飯餐
豚耳とその辺りとシェンツァイのラー油炒め
豆干の大振り唐辛子とニンニク炒め
鴨血湯
ライス 500
1610亜文炝肉
炝肉+米飯15元370
[前日日計]
支出1400/収入1240▼14[115]
    /負債 160
[前日累計]
利益  -/負債 827
§
→九月十六日(一)



本歌:この星の毛虫に出会う毛虫かな〔洛南〕

炒兴化粉 莆田炝肉 莆田卤面

▲ネット上にあった莆田卤面の画像

田卤面館の写真付き貼り出しメニューには,見慣れたものと未知のものが混在してました。
皮蛋痩肉粥
鮮虾粥
炒兴化粉
蓮子猪肚湯
莆田炝肉
莆田卤面
海鮮卤面
香菇咸肉飯
 五番目の「炝肉」なぞは,だから想像もつかない物件。
 妈祖総本山がなければ足を向けたとは思えなかった町でした。
 ところでまだ身体の方は福州にいる,三日目朝。
 朝起きたら,スマホのアンテナ表示脇に「4G」の文字が出てた。これでwifiなしで繋がるモードになりました。
 0648,退房(チェックアウト)。まずは西へ,朝食に向かいます。昨日見つけた角の店です。

元末創業店で福建ワンタン

▲0701朝ごはんは扁肉

656万寿橋
拌面+扁肉8元300
 せっ?1322年創業??元末だぞ?店内はファーストフードっぽい新しい調度でハッタリかもしれんけど…。
 拌面の粉はやはり中国老店に相応しい激ウマ!多少ねっちょりしてる雰囲気で,香りが素晴らしい。
 でも扁肉の感激が勝る。ワンタンでも餃子でもないんである。柔らかな皮の中でカリリとした歯応えある肉の,ごく少量の煎餅みたいな感じの肉の歯応えと硬質な味わいが堪らない。

▲0710扁肉どアップ

っと広がってもいい一品ですけど,これをこの状態で供するのは難しいんだろう。いい朝飯でした。
 小姐が「今天下雨,刚刚下」と話してる。──今日は雨降りだ,もうすぐ降りだす。縁起でもない。それに俗語で「刚刚」と言われると「ガンガン降る」みたいで嫌な感じ。

地下鉄に千と千尋の水部から

▲0715「安平巷 拌粉干」

日と同じく,0713,建華支巷を南行すると,もう一店「安平巷 拌粉干」とある店が賑わってました。──後でよく調べると,扁肉よりもう一つ福州ローカル度の強い「太麺マロニー」のようなものらしい。どんな調味だったんだろう。
 0729,古田支路。ここの「五一澡堂」というのはどうやら銭湯らしい。今さらだけど,やはりこういうところがあるのか,温泉地福州には。

▲福州地下鉄の温泉広告

鉄の掲示にこんなのがありました。
「古三座 温泉古都 有福之州
“古三座”是福州温泉古迹
唐五代王审知(861-925年)建城時,民工在今湯辺和樹兜之間的荒地上,発現从地下涌出温泉,就以石围成不規則的”湯池”」
 唐の福州城建設時の温泉発掘譚で,その程度には古いわけです。その程度と言っても,道後温泉(聖徳太子時代)より少し新しい,というところ。
 24時間滞在です。二度目とはいえ色々とスルーしてしまってる福州でした。
 0740,地鉄水部のホームに「千と千尋の神隠し」のテーマが流れてる。どーゆー趣向?──と当時思ったのは,考えたら愚問でした。温泉が珍しい中国人には,あのストーリーは温泉物語,まさに水部のテーマなのでした。

▲中国の上映は2019年5月と意外に最近で,日本を遥かに越えるヒットだったらしい。

「m024m第二波m月円し翅展げゆくピアノの音m水部」への4件のフィードバック

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