m072m第七波m泡立つ昏みを妈祖と呼びませうm教師新村

~(m–)m 本編の行程 m(–m)~
GM.(経路)

由緒正しき福徳正神でした

▲0858旗

!旗!旗!
 0855,柑仔市に入ってからずっと並び立ってるこの旗は何だろう。「柑仔市附龍廟」と文字があります。
 それはともかくだよ──

▲0901まだまだ掘り返されてる柑仔市ストリート

り全部が掘り返されてる!
 どうなってるんだここは。さっきの新華路みたいな地中深い堀り方じゃないけど面が広い堀り返しです。
 ただ並ぶ家屋は本格的に古い。現代中国の象徴画のような光景です。工事現場写真ばかりであいすみませぬ。

▲0903家屋は凄まじい年月を感じさせる。

の密度がさらに増えた。
 通りの湾曲部に到る。「附龍廟 福徳正神」の祠。旗が物凄い数になりました。左手に大樹と公厠,右手に焼却塔と全自動麻雀卓──ってそれはどういう取り合わせ?
 水路を越える。

▲0904湾曲。旗が更に増えた。

锅边糊:鍋の縁についた糊?

側からが参道の本道みたいな形なんだろうか?旗の並び方が整然としてきました。
 謎の深みに頭はくらくら,少し休みたくなってきた。朝チェックした料理名「锅边糊」を掲げる小店を見つけ,腰を下ろす。

鼎边糊,又称锅边糊、鼎边垂,福建省特色著名佳点,风味小吃。分为福州锅边糊和漳州锅边糊,一般与海蛎饼、虾酥、芋粿、油条、生煎包、猪血等配食,为当地早点佳品。其一直流传到海南、台湾等地。※ 百度百科/鼎边糊

▲漳州名物・锅边糊

926阿標特色锅边糊(微信:林秀玉锅边糊)
锅边糊300
 香港の河みたいなもんだけど,箸は用意されてない。ハサミで切って匙だけで食べる。
 きしめんとは全くちがう,米粉の幅広面の歯応え,それに絡んだ淡白にして濃い汁がなかなか良い。チキンベースのようだけど,やはり複雑な福建味。朝飯(二食目だけど)にはピタリとハマる。
 シェンツアイもやはり無料投入できるけどニンニクの粗い粉のようなものが置いてあり,これを加えると汁のコクがぐんと引き立つ。

▲0935新浦路

教師新村竹围市場

仔市南端に到る。0929,新浦路へ左折東行。
 漳州市芗城中学。
 バス停「教師新村」站。どんな村じゃ?
──と突っ込んでますけど,中国にはどうもこの名前はかなりあちこちにある。一時期,政策的に作ったものでしょうか?
 ここも寂しい,共産めいた通りでした。

▲こんな市場の片隅にもちゃんとQRコード

围市場?
 0940,トイレを借りに入ったら唐突に庶民的な市場でした。
 こういうとこにも微信のQRコードがバッチリ備えてあります。
 丹霞路を越えてさらに新浦路を東行。
「林内」?あ,これがRinnaiの漢名なのか。日本語の由来もそうなんだろうか?(答え:巻末)

漳州通の未確認生物

▲(再掲)浦頭街-浦頭大廟-浦頭橋
北の水路を越える。0950。「浦頭橋」とある。川沿いにさほど魅力なし。両側アパートだらけ。
──何と。まとめるまで気づかなかった。前章で追及した浦頭を通過してました。
※ m071m第七波mm柑仔市/浦頭の位置と現代までの変遷
 ただ,自分の感覚を信じるならば,そこには何もなかった。「0957,悦港路に右折南行してみる。何もない。」と続けてます。「悦港」という語感には感じるものもありますけど。おそらく無機質に埋め立てられた場所なのでしょう。何もなかったことが,それをかえって立証している,と言えないこともない……というのは繰り言ですけど。
 1005,水仙大街へ左折東行。
 1008,九竜大道を渡る。
「東行きではなく市内に集中しよう。ここはおそらく難易度が高い。」とメモしてます。何かある,という存在感は感じつつも歯が立たないエリアでした。

▲1009交差点

的地はここのバスターミナルでした。
 明日の「厦門悟村」行き0730発が取れた。24元。
 宿の最寄りバス停・長途汽車站からは,23路が来てるのをバス停の路線図で確認する。
 なお,「漳州通」(漳州カード)というのも,普及はしてないけれどあるらしい。しかしこのキャラは何なのじゃ?

▲漳州通のキャラになってる想像もつかない二体の生き物

■トレビア:リンナイは本当に林内でした

「林内」さんではなく,創業者お二人の姓の一文字目を合わせたものだそうです。

リンナイという社名は、創設者の林兼吉と内藤秀次郎から一字を取ったもの。当初「ナイリン」だったが、語呂が悪かった為、「リンナイ」に変更した。名古屋瓦斯(現・東邦ガス)の社員だった二人が、スウェーデン製石油コンロを譲ってもらったのがきっかけとなり、1920年(大正9年)9月に石油コンロ卸売業者「林内商会」として設立。

※ wiki/リンナイ