原句∶日からかさ浦風荒れてきてそれから 〔25th松山俳句甲子園(以下の章も同じ),開成〕
※沖縄台風∶巻末参照
先ず風が来ました。
大きくはないけれど、このところ続いた凪に近い日に比べ久しぶりの風でした。初日の宿泊が危ぶまれたけれど、幸い東横イン美栄橋では風のチェックなし。
国際通りはおろか、沖映通りのジュンク堂より東に行くこともなく,那覇を離れようとしてます。Covid中とはいえ我が沖縄滞在の相は全く変わってきました。美栄橋駅から東はビルとホテルで塞がれたけれど、その裏の古墓群にはこころがきっちり憑かれてます。

ふぃなゆん 第〇日
※ 「みなさーん、ガンジュー(元気げんき)ですかー! ガンジューがあれば何なんでもできる。いくりゅ〜、ティーチ、ターチ、ミーチ、ダー!」って、アントニオ猪木いのきさんみたいにかっこよく叫さけびたーい。
沖縄おきなわの数字すうじはユーチ(4)、イチチ(5)、ムーチ(6)、ナナチ(7)、ヤーチ(8)、ククヌチ(9)、トゥー(10)って数かぞえりゅよ。写真しゃしんを撮とる時ときも「ティーチ、ターチ、ミーチ」でパチリだりゅう。〔後掲毎日新聞〕
「本日非常に混み合っていますのでお早めに……」と福岡空港でアナウンス。
ええ〜??いーのか、混みあってて??と言いながら……我も旅立つ群れの中。
9月16日(金)。COVID感染者カウンターは沖縄県686人(昨15日753人)。
でも実際──到着した那覇の「ゆいレール」は超満員。
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那覇からコザへ。 この慣れきった 道で先ず 災難に遭いまして。 |
支出1300/収入1496
▼13.0[361]
負債 196/
負債 86/
[前日累計]
利益 86/負債 –
九月十六日(五休)
1231Rスリランカ
豆カレー(5辛,トッピング∶パクチー)400
1930ハイウェイ食堂§ 好久!
やぎ汁450
2000ジミー ジャーマンケーキ250
[前日日計]
支出1300/収入1100
▼13.0[362]
/利益 86
/負債 114
[前日累計]
利益 -/負債 114
九月十七日(六休)
[前日日計]
支出1300/収入1100
▼13.0[362]
/利益 86
/負債 114
[前日累計]
利益 -/負債 114
九月十七日(六休)
1054 まるなが
骨汁550
1428 山羊料理 南山
山羊汁大450
2000 コザベーカリー
ジャーマンクッキー,ワッフル250
[前日日計]
支出1300/収入1250
▼13.0[363]
/負債 50
[前日累計]
利益 -/負債 164
九月十八日(天)
てぃいち 第一日
やぎ汁とA&Wで対COVID

車内メロディがかなり新しくなってました。
民謡じゃない唄も増えてる。奥武山公園駅で曲名「大湿原」、県庁前駅は──エエッ??「ポケモンセンター」?見れば車内もピカチュウまみれになっとる。
あと……サキハマ牧志が無くなったのにも驚愕しました。

美栄橋から夜の前島を大体北行、500mほど。
まだあった!
──でも今から思えばこのパターンって、大体レトルトが疑われるけど……。とにかく沖縄本島でヤギを喰らいたくて。

膳が来た途端に……以前頼んで「汁だけやん!」と激したのを思い出した。
ただ……その汁が激ウマ!初日だからなのか、感動的に打ち震えてしまいました。──レトルトだとしても、汁だけは自前の何かにしてたのか?
カツオ出汁がガツンと効いた後に、ヨモギと山羊がずるずるずるっと追いかけてくる。

曰く──ヤギ肉は、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2、また、皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるのに役立つナイアシンやビタミンB6、動脈硬化を予防しストレスをやわらげる働きのあるパントテン酸そして、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンである葉酸を含みます。さらに、抗酸化ビタミンであるビタミンCやビタミンEを含みますので活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。〔健康と食物の栄養と効能/ヤギ肉の栄養と効能=食べて健康、免疫力up! | nag448
URL:http://nag448.info/wp/archives/14012.html〕


古波蔵交差点を越えて行く秋や

今朝4時頃、那覇防災の波浪警報の放送がありました。確かに風はあるけれど──さほどじゃないと感じますけと?
0842、美栄橋駅から乗車。
0849、壺川に下車すると……おや?小雨が降り出しました。

〇908、初めてでした。古波蔵交差点を陸橋で歩いて越えるのは。
北の空は晴れてる。なのに雨。南の空は黒い。要するに激しく荒天。

0918、この裏道はなかなか良いなあ……と歩いてるとサキハマ(古波蔵店)の裏でした。
初道、雨、リュック背負いだと30分弱かかっちゃいました。ふう。
0930の開店まで、店の軒先で一服。業務連絡が放送される大きな店の、朝礼に立ち会ってしまいました。店員7名。──つまり牧志店撤退は統合合理化だったのでしょうか。
今日は降水確率60%。明日には晴れる予報。好い勢い水じゃのう。──とこの時は思ってました。
原チャを借りて、0947出走。
台風を知らぬ蛙が骨を喰う

ふう〜。まだあった~!初めて長机に座ります。
1054まるなが
骨汁550
軟骨の塊!ここのは肉と硬骨の間の軟骨がほろほろと崩れ完全に食べれる。この歯応えはもちろん、ゼラチンとはまた違う味覚の素晴らしさ!軟骨だけをまとめて調理しても、当然そんなに旨くはないでしょう。
──肉片をキチンと調理しつつ、何でこんなに旨い軟骨汁が作れるんだろう?

斯く舌鼓を打つ間にも、台風は刻一刻と近づいていたようで──でも今日はコザまで、名護には明日入る予定でしたから、まあ早くチェックインする気なら多少濡れてもいいか、程度に思ってました。
台風を恐れることを知らない瀬戸内人の発想ですね。

■メモ:大正13年「沖縄台風」来る
本編タイトル・沖縄颱風は、適当に思いついただけたったんてすけど──この名前で恐れられた台風が、大正末期にあったことを知りました。
8月6日小笠原諸島の南西に現われた台風は北西に進み、紀州はるか沖で進路を西向きに変え、10日に沖縄本島北部をかすめて、12日には少し南に移り宮古島付近に到ったが,これよりそれまでの経路をほぼ逆進し、14・15日に再び沖縄本島を過ぎて、遂に大東島付近に引き返し、17日に北西に向きを変え、奄美大島付近を経て肥前五島の外側をまわり、20日に壱岐・対馬の間を、21日に隠岐を、22日に青森県を経て23日に千島に去る。6日出現から23日千島に去るまで18日間を要し、大東島・宮古島の往復に1週間かかった。〔後掲wiki/沖縄台風,作成者による気象要覧の要約〕

──何かの記録間違いじゃないのか?と疑うような進路の台風です。この時の気圧配置があれば多少分かるんでしょうけど──気圧の谷間を滑っていくのが台風、と素人考えで想像するならば、この時、谷間はどのように激変したのでしょう?
ただし、専門家の見立てでは、こういう「迷走」又は「滞留」が沖縄近海ではよくあるらしい。また下記によると、大正13の沖縄台風は、単に複数回近づいたのではなく台風の目が二度沖縄本島を通過したといいます。
沖縄諸島方面では台風が停滞し暴風雨が長びいた例は過去にもある。大谷東平博士の著書『台風の話』(岩波新書)には,日本の南方で長期間滞留した台風の例として,大正13年8月には沖縄東方で1週間停滞,同じく大正13年8月,沖縄付近で8~9日間停滞,昭和3年7月,八丈島南方で5日間停滞,昭和7年8月,九州南方で4日間停滞の例があげられている。なお大正13年8月,沖縄付近に8~9日間停滞した台風は,沖縄台風と名付けられており,同じ台風の中心が二回も沖縄本島を通っている。沖縄台風はまた,堀口由巳博士(1885~1959)によって詳細に解析され,そのエネルギーが計算されたことで有名である。(略)大谷博士によると,狭義の“迷走”を含む異常経路(広義の“迷走”)の例は,明治33年から昭和28年の54年間に35例あり,そのうち24例が8月に起こっている。8月は指向流が弱いためである。また異常進路はまとまって多発するのも特徴的である。〔後掲倉嶋〕
で──不吉な話が嫌いな方はここでページをお閉じ頂きたいけど──近年の夏の長雨の原因として、2021年に気象庁が提示したモデルがあります。

列島西からの偏西風は高く、東からのオホーツク海・太平洋高気圧は低い、という三次元での三パワーの衝突構造をイメージして頂ければと思います。またまた素人イメージですけど──雨雲は西からの偏西風に上から、東からの二つの高気圧に下から挟まれ、ニッチもサッチもいかない。さらに都合の悪いことに、東からの高気圧二つの間隙があり、これにはまり込んてしまうと──雨雲は、二つの構造の迷路下で地表に押し付けられて動けなくなってしまう。
雨雲あるいは台風にとっては、
沖縄近海、将来的には日本列島海域は気圧の三次元迷路、場合によっては袋小路になってしまう。かつ、それは大正13年に偶然起こった「思い出」ではなく、令和以降の異常気象の基調となっていくかもしれないらしいのです。素人だから知らんけど。



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