外伝03-FASE39@deflag.utina2709#
ゆらり商

※ゆらり商
読み方:ユラリアチネー
解説:
【訳】さぼり商い
直訳は商売をサボっているという意味ですが、真意は違います。
例えば営業で仕事がない場合でもお客様とおしゃべり等して、ゆっくり構える事が大切。という事の教えです。

[今期累計]
支出1650/収入2320
負債 670/
[今期累計]
    /負債 146
§
9月27日(日)
0900 ブラウマンズ・ランチ・ベーカリー
A.M.プレート
グリル野菜のビーガンマリネサンド 370
1050 オキナワマキシム
ガトーオレンジ250
1100とん吉食堂(伊祖4)
骨汁定食 550
1300まんぷく食堂
あひる汁550
1400珈琲専科にーちぇ 南店(古波蔵390)
アメリカン
[今期累計]
支出1650/収入1720
負債 70/
[今期累計]
    /負債 76
§
9月28日(月)
▲ブラウマンズ・ランチ・ベーカリーのA.M.プレート

 恐れてた風は昨日にも増して強まるも,空には晴れ間も見えてる。昨日購入したカッパを携えては来ましたが,その登場までにはまだ今少し時間がありそうです。
 また道を間違えてしまった。けど,この間違え方は覚えてしまったのですぐフォローがきいた。入口の道が,それっぽいのが2本※並んでるんだよな,ここ。
※安谷屋から東への146号線と第二安谷屋から南への道。前者が正解。丸金ストア脇。→マップ
 何度目かの御訪問。少しずつ微妙に,だるまさんが転んだ的に進化してるこの店,開店1時間後にして満席,ラッキーな状態で何とか座れました。
 ブラウマンズ・ランチ・ベーカリー。9時。 
A.M.プレート
グリル野菜のビーガンマリネサンド 370
+本日の珈琲(イルガチェフ)
 今回のはホント,いい朝食でした。コーヒーも素晴らしいけれど,このビーガンは…本格的だと思う。ピクルスが有効に働いてるみたいで,酸味と生野菜の新鮮な苦味が綺麗に,また重厚に絡み合う。このレベルの高さって,どう生まれてきてるんだろう,この山裾の小屋の中で。
 雰囲気はもちろん抜群。机上の至高の一皿に,台風の荒天の空から気紛れな強弱を呈しつつ舞い落ちる陽光が揺れています。

※HP:http://www.ploughmans.net

▲ブラウマンズの入口付近

 那覇への帰路を取ろうとしてたら,パイプライン通りの一つ南に出たらしい。
 この辺り,本当に分かりにくい。というかもっと正確に言えば,どこも同じように分かりやすくて,そのくせアップダウンも激しくて見分けが付かないんである。
 オキナワマキシムに着いたのは10時50分。もう昼が近いがな。
ガトーオレンジ250
 名物ガトーウラソエとセットになって売られてるこのオレンジに,初めて手を出してみる。完全に松山chouchou(ネーブルロールにハマってる)の後遺症ですけど。
 ウラソエは…あれ?そう言えばまだ食ったことないかも。
 チョコの名店だけあって,これはイケました。アメリカンにドスンと甘く,しかしそれと均衡する渋味を帯びているカカオ使い。この後者が
あるからこそここに通ってしまうんどけど。

▲とん吉食堂の骨汁定食

 次の目的地は,意外にマキシムの近くだった。でもそれは結果であって,要するに分かりやす過ぎて迷ってしまった。
 要するにマキシムからハイウェイに出た道端。百メートルも離れてないけどバイクだとやや苦労する。なんだかんだで時間は十分に潰れた。
 とん吉食堂(伊祖4) 1100
骨汁定食 550
 自販機でチケットを買おうとしたら「あい,ちょっと待ってねえ,電源今立ち上げるからねえ」とオジイの慌て声。いーのかそんなんで?
 2012年にアカン警察で320円定食が取り上げられて名を成したらしい。今はあんまり千客万来ではないみたいだけど,まだまだ常連の他にグルメ客も多い雰囲気です。
 紅豚の骨を使ってるとの表示があります。部位は3種。
 肉も汁もうまい!!うっとり来る淡白にして滋味深い汁です。
 ついて来てた豆腐も自慢。
 とにかく一つ一つにこだわりが非常に強く,妥協を許そうとしない店らしい 。しかしそれならさっきのおっさんの緊張感の無さは何なんだ⁉

▲まんぷく食堂のあひる汁

 久しぶりのあひるです。
 進路を一転南東に転じ,大里へ直行。まんぷく食堂,13時。
あひる汁550
 確かこれ,最初ころに食って後悔し。それからずっと牛汁に切り替えたメニュー。やはり鳥なので細かいアバラの骨とかありますが,かなりトロトロに煮てるらしく細かいのは軟骨みたいに食べてしまえる。
 ここではやはり汁系だなあ。肉もそれなりには旨いんだけど,やはり漢方じみた不思議な薬臭さが何とも他に代え難い美味です。やっぱスゴいわあ~!!
 この汁の上澄みはやはり脂なんだろか?スゴく熱い薄い膜があっていつも舌を焼いてしまう。そうだそれも,遠ざけてた理由の一つ。
 あと隠れ主役のこの大根。汁が身に染みてブヨブヨ熱々の素晴らしい塊になってます。
 帰路,やはり峠のタバコ屋は無くなってるのを確認。カートン買いは国際通りに固定化されていきそう。

 14時。珈琲専科にーちぇ 南店(古波蔵390)。
アメリカ
 しばしうとうとしながら,回復してきた空模様の天から注ぐ木漏れ日遊ぶ重厚な机上にカップを転がします。
 ここの,何とも惚けたような優しい空気。やはりここには足が向いてしまう。

▲その夜の宿でのお茶