外伝17-064 県西のソリスト四声なき風に/济南入り東関大街行き

~~~~~(m–)m~~~~~(m–)m~~~~~(m–)m本編の行程:Googleマップ(経路)~~~~~(m–)m~~~~~(m–)m~~~~~(m–)m

▲青州→济南間の車窓。中原と異なり湖沼を交えた起伏が続き,過去の堆積期を彷彿とさせる。

う~!やっと買えた。
 济南站售票处(駅のチケット売場)は昔懐かしいほどの混み具合。でも直行してよかった。明後日の朝の天津行きはかなり売れてしまってて,0820济南西発しかありませんでした。
 駅舎を出たのは1347。30分かかってます。チケットにこんなに時間使ったのは久しぶりでした。
 ところで济南西ってどこよ?まあ何とかなるか,地下鉄もあるみたいだし──とこの購入直後はのほほんとしてたんでした。


▲济南地鉄地図。この画像に騙されたんである!(実際には地下鉄は全く存在しない)

~~~~~(m–)m济南編~~~~~(m–)m

▲济南駅の南側正面

とりあえず飯!インゲン豆との遭遇

宿は駅前ですけど,駅を出てすぐに飯屋が数軒連なってた。そろそろ昼飯を食い逃すかもしれない時間です。
 まずは昼飯か。リュックをさげたまま,雰囲気良く客足もあり,外資チェーンっぽくない店に入る。
1356趣意兴快餐
インゲン豆の炒め
豆干の唐辛子煮
白米飯11.5元550

▲趣意兴快餐の昼御飯

近増えてきて大変重宝してます。おかずを選択する方式の店で白飯と二品を選ぶ。
 おおっ!旨いぞ!
 豆干は,ピーマンと木耳が入ってるのが異色ですけど,要するに唐辛子のあのしつこい味の煮物でした。でもこれ,そのしつこさとは別に,切っ先の鋭いタイプの唐辛子がピリリと後味よく決まってくる。貴陽のように辣を使い分けた波状攻撃が仕掛けてあるらしい。行儀悪くも※ご飯にかけてしまった。

※ 中国人の感覚からは,ご飯に汁をかける事よりも,碗を手に持って口をつけて掻きこむのが「汚い」と見えるらしい。

▲インゲン豆どアップ

れど刮目したるはインゲン豆!
 三枚肉が少しあるだけなのにこの芳香,この膜のような後味は──。
 最後の汁で気付く。ニンニクです!
 ──と確信的に書いてますけど,どうもこの後の経験から,これは調味も食材も認識できてない。味付けには八角が使われてて,その本格的な味覚を認知できずにいた模様。それとこの食材は,詳しい方は一目瞭然だと思います。長豆角(日本では「ささげ」と言われるらしい)でインゲン豆に似てるけど別の物※。

※ wiki/ジュウロクササゲ
 維基百科/長豆角(中国語)
 なお,この旅行では酸豆角(インゲン豆の漬物)ではないかと疑ってもいたけれど,次の長沙行で現物を食べた。それではない。→心食譜/酸豆角(中国語)

济南電脳世界で迷走

しぶりに中国タバコ「南京」を入手。駅前で吹かす。
 やっぱりこれうまいわ~。日本人にはチクリと来るネーミングながら,美味は美味である。


▲これはついでだけど…隣の七天(homeinn)のWiFiにまで入れた?

庭酒店济南火车站店。agodaではHanting Express Jinan Railway Station名になってたホテル。
 おかしい…。
 泊まれたよ漢庭。外国人不行(外国人は泊まっちゃダメ)が出なかった。しかもタバコもOKだよ。連泊もすんなり取れてしまった。
 しかも…テレビにはHDMIまで接続できた??次の写真を感激の余り撮ってしまった(スマホでスマホに写ったテレビを撮ってるから訳分かんないけど)。
 いかん、うまく行きすぎとる。

▲HTMLに入れた?

11路のバスに,駅前のバス停から乗車。とりあえず老東門という場所に向かってみた。1523。
 えっ?…と車内で気付く。百度地図の離線地図(スタンドアローンの地図)が開かない??
 他に情報ツールはない。土地勘のない町のバスで,これはツラい…というか何も分からんじゃないか!
 …いや,駅は条里制の城の西側のはずです。向かうのは城域の東。道名その他で判断可能かも?それと方位磁針はあるんだから──えっと?──今は経二路というところを走ってる。さっき通過したバス停は市法院。おそらく北にの高い建物がそれだろう。
 車内はぎゅうぎゅう。
 1531,高架下。北へ向かってる。
 長い名前のバス停。ダメだ,読みきれない。
 1532,順河西路を北へ向かってる。
 1534,北垣。
 1535,右折。少年路を東行。
 バス停名が聞き取れた!大明湖西南門。つまり城域の外縁。城域の西南ってことはないから,城の北にある湖から見て西南,つまり城域の北西角辺りのはず。
 観光地っぽい風情。
 大明湖路に入った。かなり下車あり。バス停名も大明湖。
 次のバス停は何とか医院とアナウンス。北にはまだ湖っぽい景観。というかバスが混んでて北しか見えん。
 1542,まだ大明湖路何とか?でも湖の位置からしてまだのはず。
 と思った直後の1543,来た~!老東門とアナウンス!…ってどこだか知らないんだけどね。
 1546,よし!老東門のバス停に降りれた!って,だからここはどこなんだ?

▲たどり着いた老東門のバス停。どこなんだ?

えっと?このバス停で得られる情報はあるかな?
 たまたまバス停に地図貼ってありました。──この後,何度か,济南の町中にに同じ地図が掲示されてるのを見たから政策的なものらしい。
 しばし眺める。…肝心の現在地表示がない!でも,バス停には次のバス停が東関大街だと書いてあった。その名前の通りが地図を見つける。老城域の北東角,思ったより北です。だから,ここもその辺りなんでしょう。ということは,大体西南方向に向かえばいい。
 知らない道を,バスの来た方向へ引き返す。
 うん。店並みにある住所表示は,やはり東関大街です。この辺りの風情自体は,やや寂しい感じの商店街というところ。

▲路地の市場。東青龍街。

青龍街という道が左手に現れた。1558。
 入ってみる。いや,単にカッコいい名前だったから…左折南行。

▲東青龍街は店舗がなくなっても南へだらだら続く。

場街でした。妙な蛇行を見せる。けれど濠側(西側)への脇道もない。
 出れないのでさらに南行。そのうち店も絶えてきた。
「東」を冠してるってことは?…とGoogleマップで「青龍街」を検索してみる。すると,道はヒットしないけど,こんな場所がヒットしました。──中国農業銀行西青龍儲蓄所
 城域の西側,東青龍街から城域を挟んで真反対です。つまり青龍街は,城全体の構造に関わる何かの役割を負ってるはずなんですが──。

▲お堀の橋

に出た。1604。
 老城を巡る堀の東側だろう。
 西へ渡る。
 意外に大きな堀です。幅25mはある。
 橋の道が山大南路。南北の道が黒虎泉北路,とこれまたいずれもカッコいい。

▲お堀

ったところで…迷う。
 南は街路樹の垂れ楊が多過ぎて,暗い。北は明るいけど,観光地・大明湖。
 城域中心は南側だろう,と南を採る。左折。
 ──ここを北へ行ってれば,すぐに西へ苗家巷→指揮巷と道が続く。これも奇妙な名の道です。
 実際は南へ進んだので,西への入り口・運暑街とまで1km近く濠端を行くことになりました。