ヰ 紹興編・星期六7ヰ
仑橋直街\紹興老城水郷に三度遊ぶ

~(m–)m 本編の行程 m(–m)~
Googleマップ(経路)

位置確認するなら降車前にしようね。

スを降りたのは元培中学バス停。1350。
 位置を確認すると──てゆーか確認して降りろよ,とも言いますけど阿橋の衝撃に加え,半端に土地勘があるつもりになってて──環城西路と二環西路を間違えてた。まだ環城西路の西でした。
 実は秋僅(→星期六1ヰ 長橋直路まで)の学校近くだったんですけど,当時は気付くよしもなし。
 ついでだ。歩いちゃえ!
 勝利大橋渡る。

▲府山の西で川を渡る。シーサーのいる橋桁

国人にまず止めてほしいこと,と言えば歩道を原チャで爆走する件。
 何度もひかれそうになりながら,1401,内府山橋から府山西路へ右折南行。

▲府山西路の西側に連なるアバート

府山の西は何もない道です

西のアパート群は,棟番号の代わりに「梅」とか「春」とか縁起の良さそうな呼称をつけてある。
 ──としか書いてない。このアパートの西側にはそれなりに好いクリークの村の光景があるような気がしてたんだけど,侵入路も見つからないまま…
 1413,西園バス停。東の山手はそういう名前の公園になってます。集落のようなものはない。

府山・浜河路から反時計周り

▲環城西路の南の水路

城西路を渡り浜河路を南行。1419。
 川辺を東行。市場の裏道みたいな通り。川の水量は多く道の面まで1mない。
 上の写真は分かりにくいですけど,右手の階段状の部分の下が水路になってます。
 ただ東の川辺のような地場っぽさはない。

▲北へ帰る道

城西路を渡り直して北行。1425。人民西路に到達する。
 大教場という名前の通りに…迷うけど直進。
 1430,紹興博物館。

▲全市6759条河道。数の根拠は怪しい。

忘れちゃいけない仓橋直街

怖の水撒き車が,ジングルベルを響かせながら迫る。
 暴君の通過を待ちながら,考える。
 やはり人民西路に沿って行こう。これで府山を反時計回りに半周した形になりました。
 1435,府山直道。
 1439,仓橋直街。やはりここは入っとこう。左折北行。
 柯橋で満席だった次鶏打面(→巻末参照)ってのはやはり名物らしい。朱元璋由来と記載がある。
 あと…これは何だ?黄酒酸奶?(→巻末参照)

▲仑橋直街に入る。

ロに観光用ですけど,やはり美しい道です。
 中国に増殖しつつある文化街一般に比べても,まあ確かに文化街で観光客うようよ状態なんだけど,それなりに生活者の姿もある。古い町並みを取り壊しての文化街ではない感じです。上海老街のような風情をまだまだ留めてる。

▲ややひっそりとだけど生活者もおられる。

でもそれじゃ進歩がないから──古井巷

回はここですっかり満足してしまった結果,広寧橋その他の東側を失念してしまった。それほど好い道ではあるんだけど──
 ここに入り浸ると進歩がない。脇道はないかなあ…と探す。でもここは以外に侵入路がない。すぐ途切れてる,と見てとれる脇道ばかりです。

▲脇道を覗きこむ。

井巷?
 ようやく右手に侵入できそうな道を見つけます。道名も何となくそれっぽい。
 右折東行。
 かなり整備はされてますけど,雰囲気はいい。それに奥まで繋がってそうです。

▲それでも通れる脇道を発見

▲抜けれるらしい。

し行くと井巷という道にT字に突き当たる。この地点はパティオのような雰囲気になってて,井戸もある。
 公共性が高いと思われるこの場所に,四方から道を繋げた,という道配置のように読めます。

▲くすんだ白壁の向こうに高々と樹木

▲ランタンの道をゆく

ティオからは南行しました。
 素晴らしい道だと思う。
 位置的には東に繁華街・解放路,西に観光文化街・仑橋直街を有する中心部ブロックなんですけど,その奥地のような場所が,それでも残ってる。
 中国の町並みの現状からして,それ自体が奇跡のような事態です。

▲門を覗きこむと向こうに小さな橋がある

▲南の出口辺り。紅葉が美しい

▲洗車に勤しむ旦那さん

離脱!

出口には道横头と表示。これが道の名らしい。
 1459,東行。
 1580,富民坊へ再度北行。デジャビュがある。確かこの道が…。

▲再び脇道に入る。

▲解放路へ抜ける。

505,解放路に出た。供销大厦バス停裏でした。
 1521,お隣の紹興大飯店の軒先を借りてトイレ&タバコのご休憩を致しました後──1529,荷をピックアップ。
 名残惜しく宿対面の春蕾蛋糕…跡を再確認すると,小さな貼り紙を見つける。2018.03.01停止営業とある。
 さあ離脱です。解放路を北行。
 さらに長くなってる同心美食を見やりつつ県前街を右折東行。

■課題メモ:謎の次坞打面

 ググると,百度百科の記事以外には非常にヒットが少ない。日本語のページは一つ。
 ただ書いてある内容からは,かなり浙江的な端正・淡白な味に見えます。三度目にして食べてない!というのが悔しいので,メモっておく次第。
 厳密には紹興の食べ物ではなく,诸暨市次坞镇の面。だから他でも食べれるかもしれない。
▲百度百科の写真
※ Y!プログ/次坞打面 中国のラーメン(うどん)店
「鶏ガラをしっかり煮込んだコクのあるスープと細めの手打ち麺」
※ 百度百科/次坞打面
「次坞打面是浙江省诸暨市次坞镇的传统风味小吃。次坞打面与草塔羊肉、安华牛杂汤等齐名」
「次坞,是诸暨市管辖地处和杭州交界的一个镇,自从南宋小皇朝迁都杭州,有一个宫廷面点师因闯祸从宫中逃走,流落到次坞一带乡间后,打面」
──この続きに朱元璋の話も載ってる。長い話だけど,簡単に言えば「朱元璋もビックリの味」だったらしい。

■メモ:さらに謎の黄酒酸奶

 仓橋直街で見かけたものです。
「酸奶」は名高い中国ヨーグルト,「黄酒」は白酒,日本語で言う「老酒」(ラオチュー)の熟成した部類。
 だから分割すると分かるんだけど,合わさると?──調べてもはっきりした記事がない。ヒットするのはインスタとかの写真と,あと「ヨーグルトと黄酒を一緒に飲むと何が起こるの?」といった中国語Q&A。
「最近绍兴比较流行」といった解説からも推測するに…中国ですら最近出てきた食べ方(飲み方?)で,まだゲテモノ扱いの部類らしい。
 解説には,酸奶の蛋白質が老酒に作用して沈殿物を作り,これが独特の食感になってるという。
 というと要はモンゴルの乳酒では?──と見ていくと,そういう記事も出てくる。紹興の「黄酒酸奶」は見た感じ酸奶に黄酒を混ぜただけに見えるから,ミルクを発酵させた乳酒とは違うけれど,ヨーグルトがそもそも発酵してるし,乳酒はミルクに乳酒ほかのスターターを入れたものを撹拌して作るわけだから,本質的な違いはなくいわば「浅漬」の乳酒のようなものでしょう…か?
 ──何か,美味そうな気もしてきました。
▲インスタにあった写真
※【舌尖上的中国香黄酒中的绍兴味】_迈腾社区_汽车论坛-易车 ~記事はヒットするけど開けないプログ。以下は検索バー下への表示
「最近绍兴比较流行黄酒棒冰,黄酒奶茶,黄酒巧克力,黄酒酸奶等,就想着什么时候休息,约上几个小伙伴一起来一个寻找黄酒之旅!」
※ 糖酒快讯/酸奶和白酒能一起喝吗?酸奶是否能够解酒
「喝酸奶解酒是蒙古人常用的方法,确实有一些效果,一方面酸奶能够在人体肠胃粘膜上形成一层保护层,减少酒精对肠胃的刺激,也减少身体对酒精的吸收,从而起到防止喝醉的效果,不过比起酒后喝酸奶,其实喝酒之前喝酸奶更加有效。」
「也有人说酸奶和白酒一起喝会产生沉淀物,不易消化,确实,酸奶中含有大量的蛋白质,在遇到高度数的白酒后可能会使蛋白质变性,影响营养的吸收」
※ wiki/馬乳酒
「1日6~7回に分けて採取した馬乳に酒母(スターター)を加え、ひたすら攪拌する。数千回、時には1万回もかきまぜ、一晩置くと出来上がるとも言われるが、「原料乳の量」「スターター添加量」「気温」などで異なる。2日から3日この作業を繰り返すとより美味しいものが出来る。この時の容器は木桶、陶製の瓶、牛の皮や胃で出来たフフルという袋が良いとされるが、昨今ではポリ容器などで作る家庭も多い。フフルを容器にする作り方は袋を力強く押し潰し撹拌させる。」

▼▲

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です