残2.5h:歳の瀬や文珠菩薩と兎ちゃん
1312,天府公園から1号で2駅,文殊院にて下車。
やはりここも一応歩いとかねばのう。
1320,駅から北側の道に入る。白家塘街を東行。
「冒菜」とたくさん見かけるのは何だろう?
あと「兎頭」と書いてある料理は…やはりソレなの?
──今調べると,なぜか英語wikiがヒットした。…ええっ!シチューだとお!食い逃しじゃあ!
※ wiki/maocai
(Google和訳)「マオカイは、四川省の中国都市成都で生まれたシチューのような料理です。さまざまな野菜と肉や魚で構成されており、マラソースで作られています。」
兎頭が残る問題であるけれど──
「羊羮」みたいなもんで,「頭」に例えた何かなんじゃないか?などと抱いていた淡い期待は,実体験者の数々の記録で打ち砕かれたのであります。(★お食事中又はウサギ好きの人は,これ以上この件を追求されない方が…)
瀬戸内人なので魚の頭は目玉から筋まで舐めとる方ですけど…この目玉付で皮を剥いた頭はなあ…。
ちなみに四川では材料が品切れになるほどの大流行中だそうで。
※ 中国の怪情報/成都では見た目がこわーい兎の頭を食すっ!
残2h:今年の成都は無茶寒い!
食い逃しがこのように多々ある事実に,残り時間2時間にして気付かされたんですけど──いや!何を言うか!今回のテーマは辛味だからこれでいーんである!
▲1401やはり名物らしき(前回も見た)「張飛牛肉」──だから何なんだこれ??
1347。ちょうど銀丝街対面の「茶縁」という小さな蒙頂山茶の店を見つける。
蒙頂茶が買えた。竹叶青も考えたけど実際匂ってみて,やはりこちらがいい。産地は…ここで思い出した,雅安です。
店の気のいいおばさん曰く「今年成都特別寒!」とのこと。
▲1405中国名物スプラッター肉屋もこういう暗い道にあると…。
文化街を少し歩く。1354。
他と比べても,いかにも周囲との接続がない。作り物だからでしょう。ただそれでも周囲には,現代中国の町とは不連続な,微かな違いは感じます。
この界隈が記憶に刻まれてるのはこれのせいなんだろうけど…どうも深堀りはしにくい町です。
南には楞伽庵街という道。一つ西の道は金丝街。道の名前にはどうも惹かれるんだけど──
残1.5h:スーべリアジャケットでク
▲地下鉄切符売り場で前の兄ちゃんが着てたジャケット。今読むと全く理解不能な日本語らしきもの。
リュックを担ぐ。
1425,文殊院站から1号で2駅,天府公園。2号乗換で7駅,成都東客站へ。
天府の東の春熙路での乗降の方が天府より多い。1号だけの時代とは違うんである。
東門大橋というのは市内に府川という川が南北に流れててここを東大街が渡る橋のことらしい。
この次が牛王廟,牛市口と続く。いかにも歴史のありそうな名です。
ちなみに中医大省医院の3つ先に「一品天下」という駅。是非チェーンを出店してほしい。
1447,東客站到着。
1455,駅前広場。そうだ,重慶からの帰りにここへ,まだ回りに何もない頃に着いたんだった。今もものすごく賑やかなわけではないけれど,もう周囲は建物だらけになってます。
残1h:成都東初重慶北の今回初票読み
さて今回も票(チケット)読みの時間がやってきました。
「成都東站 G8717 重慶北站
Chengdudong→Chongqingbei
2018年12月30日15:48開 02車08B号
154.0元 二等座」
何と!あの万州北行きだそうである。万州…どこなんだそれ?
重慶着:元旦のチケット
北1号售票処。1748,重慶に入ってます。
これはまた久しぶりのえらく長い行列であります。40人位か?
ここの一階には大理石のきれいな広場。今だけなのかランタンが随所に据えられてます。この列にはまってたら,丁度その灯が美しく流れる時間になるでしょう。やったー!
買えた…。
明後日は元旦,夕方に貴陽入り。重慶時間はほぼ丸二日間取れたことになる。
しかし元旦は,旧暦のこの国でも客多いのね。ほぼ売り切れ間近でした。買っとく気になってよかった。
さて!前回3時間ほどつまみ食いしただけに終わった重慶の町です。