▲相変わらず不安をそそる南側谷エリアの農村風景
目録
【3回目】(研修4日目)
→行程:Googleマップ
1702,研修所発。西日強し。
本日がラストランとなる。しかも,もちろん今日も買い物が建前上の目的だから,今回は酒類も購入予定。昨日のように迷ってしまうと…
帰れるのか,門限1845までに??
とか思ってたらややペダルを強く踏んでたらしい。1710,たむらの十字路。10分もかからなかった。
しかし!本日はここはまだ始点である。またまた道に迷ってしまって,ここをさらに南行する。
▲愛妻橋。下は碓水川。
たむら交差点の南にもセブンイレブンが有りました。でもまだ止まる気にならない。
1712,バス停。
「恵みの湯」という看板を初めて見る。──もちろん目的は買い物なのだが,ここは
自称「温泉マーク発祥の地」。
どんな温泉があるのか,やはり気になるのが人情というものだ。
しかし──1715,愛妻橋。すごい谷をまたぐ橋に出ました。マップを見ても間違いない,温泉はこの向こうです。わし,ホントにこれ渡るのか?
▲愛妻湯の町磯部温泉郷「恵みの湯」
1717,「恵みの湯」到着。
※ 安中市HP/恵みの湯
いやあ,これはまたとんでもない迷い方をしたものだ。日々の勉学に少し疲れたようだ。熱い湯にでも浸かって,少し休んで明日に備えなければ。
ふと気がつくと,手持ちカバンの中にアカスリタオルとハンドタオルが入っている。さらに石鹸まで?
偶然だなあ。
昼間の勉学に集中しすぎたせいだろうか,不思議なことに,そこから30分強ほどの記憶を失ってしまっている。
1752。素晴らしく爽快な気分になりました。思った以上によいお湯…と書いてありました。湯田温泉の湯に似てるけど塩辛く,肌が締まる感じの湯で残湯感は全く異なる。それに妙な温感があって…と喫煙所で会った地元の方からお聞きした。
ここには是非も一度ゆっくり入湯したいものです…といったキワキワの話はともかく,帰路の妙義山を見渡す夕暮れ,これには見とれました。
西日本には絶対にない雄大さです。
▲帰路の愛妻橋から望見する夕暮れ
ところでしつこいようだが繰り返すけど,目的は入浴じゃなくて買い物なので,たむらに再訪して磯部煎餅を購入。
この絶味は胸を張って職場土産に出来る,わははは──と思ったんだけど,その夜の情報交換会で半分は酒の肴に消え,残り半分は…この煎餅はまさにウェハースで,バックパックの中で見る影もなく粉砕してしまった。
書き間違えた。スーツケースの中で粉砕してしまったのである。私は何日か泊まりがけというとバックパックしか思い付かないんだけど,もちろん研修なのでスーツケースを用意した。
スーツケースの中でなぜ煎餅が砕けるのか
,という問題は,何というか,未知の物理法則が作用していると思われる。
バックパックを担いでたのは一人しかいませんでした。皆さんはちゃんとした出張カバンを用意しましょう。
▲たむら交差点南西角の「温泉マーク発祥の地」看板
温泉でくつろいだ引け目もあって,というか入ってないんだけど(まだ言うか),帰路に初めて
ヤオコー安中店に立ち寄った。
皆さんに訊くと,買い物というと大抵このスーパーに来られてたらしい。大きな店舗で,ここで土産を買った方も多かった。この前を走る国道18号をたどってると,すぐ近くへ来るまでは,どこにスーパーがあるのか?というのどかな光景なんですが,郊外住宅タウン化しつつある安中ならではです。
ちなみにこの西すぐに「松風」という感じよさそうな長崎ちゃんぽんの店がある。ただ流石にここには入る時間も胃袋の余裕もなかった。
酒の種類に迷ってたら…おおっ?結構真っ暗になってきたぞ?
研修所にたどり着いたのは1838。
門限まであと7分
という滑り込みとなりました。土地勘が出来てしまうのも困ったもんであります。
【往路】(研修所送迎バス)
→行程(Googleマップ)