Range(容奇楽園).Category:広東シン壱次(71) Phaze:七天容桂水道

保全第七日

Range(容奇楽園&細涌&立新勝利).Category:広東シン壱次(71&2&3) Phaze:七天容桂水道

献句
宴の街は蛙合戦 白き月
瓦礫の街の猟期終わる 鳥
一面の塵のまち 明日は種浸す

[本句]瓦礫の街は一枚の空ハンカチ干す〔今治伯方分校〕
D:上句で七文字も使う意味←瓦礫の悲惨さ
ハンカチの夏の季観と物寂しい秋っぽい季観のすれ違い
(中原)ガザ地区?日常のニュースからのイマジネーション。「一枚の」の塗り潰した感じがレトリカルな手法。七七五でも構わない。「は」はイコールではなく一旦止めて繋ぐ用途。モノがしっかり見えてる。
~(m–)m 本旅行の行程 m(–m)~
四鎮編四獣編対岸編
順徳よりも
さらに南。
五一節が災い
でしたけど
広東蜑民の影を
確認出来ました。
[本日合計]
支出1300/収入1320
    ▼13.0[②320]
負債 20/
[本日累計]
利益 -/負債 777
五月二日(五)
0830 龙磐酒楼(碧溪路店)
鉄観音
菜干猪骨粥
焦糖马拉糕 370
1128楽園酒家
ポーレイ
モツネギ焼き
ベトナム春巻 370
1757梁記粉铺
酸胃三星(河)粉 400(1140)
1816全早緑点
鍋貼250
[本日合計]
支出1300/収入1390
    ▼13.0[②320]
負債 90/
[本日累計]
利益 -/負債 687
五月三日(六)

 


今回の部屋61588(長!)は窓はあるけど換気が悪いらしい。2階だから窓を開けると蚊が入るし──
0545出走、セブンカフェで美式、0605始発の6号で海珠広場。
セブンカフェには豆漿のほかインヤン∶珈琲・紅茶ブレンド飲料まである!

7CAFEメニュー∶美式(アメリカーノ)8元 鴛鴦(インヤン)10元 なお12元はカフェラテとカプチーノ

北京路(地鉄6号×1)→海珠広場(地鉄2号×11)→广州南站(地鉄广7号×7)→北滘公園(佛3×6)→大良钟楼
0614五一(二日目)の広州始発地鉄

0611に海珠で2号に乗れれば最早らしい──けれど何だこの混み方!既に座れないどころか立てない!
これはもしかすると──
0717五一(二日目)の広州地鉄車内

①香云轩(香云纱园林酒店店)∶8時開店
は既にコミコミの可能性もある。それに今日の目的地はどちらかと言えば南国东路の
②龙磐酒楼(碧溪路店)∶8時開店
に絞るべきでしょう。391(最近∶順医三门診 下車)、302のほか3号で东乐路まで行きワンブロック歩く手もあります。最も行きたいのは东宏路の
③开心茶艺馆(昌裕花园店)∶10時開店
「下!下!」(降ります!)と忌まわしくも懐かしい怒声が上がってる。石壁、車内が殺気立ってきました。……気弱にゆっくり行くことにしよう。
0638美的大道行广7号乗車。人と路線の多さからここでは間違いやすい。前回もやったし今も7号を反対の燕山行きに乗りかけました。幸い空いてる──けどもう龙磐&开心の気分が固まってきました。东乐路で降りよう。
しかも?本日の目的地・文昌帝君(大福村)には
开心(徒歩600m)
→环市东南国路口(318路×19∶27分)
→桂洲乐园(1.1km)
→文昌帝君(大福村)
とかシュミレーションに耽ってたら──南洲??2号線を戻ってたことに気付く!下車。
7時。やっぱりコミコミの2号で再度广州南へ。フリダシニモドル。
まあ……お陰で8時開店に丁度よい時開になってまいりました。わはははは。
チャンピオンピザの象さんの気持ち。
0741ようやく北滘公園。
0747北滘公園。何か車内空いてきましたけど……?

佛山3号は地上を走るし表示もわかり易いし気持ち良い。この地鉄がもう少し南を網羅したらかなり足が伸ばせます。ただ破壊も始まるだろから最適な旅行期は短いだろけど。
伦教前の川は何だろう。ここを動脈にして街が出来てる感じ。ただここは工場の町っぽい。隣の、先日降りた荔村の印象からもこの辺りはもう新市街に改造され尽くしてる。
順徳人民医院。現・中国は思想的に若干イッてしまったまま持ち前の現実主義と新たに得たガリガリ亡者感覚と、この三者が何とも微妙にバランスを保ってる状態に見えます。前々からそれが危険という声は聞こえるわけだけど、このバランスをとる芸当も中国人民、あるいは中国エリートの何れかが会得しているらしい。とにかく面白い状況です。
さて东乐路。0805。A口から。
东贤居を南行。いやこれはビルの名か。还市东路。

0817ようやく順徳还市东路

面白くない道なので右手壁の後ろへ回る。ad.大围二街。この筋を隠すような壁。
0820結構ファンキーな大围二街

左手の市場は府又市場というらしい。バス停名から。
0820大围二街から東への路地。割と深そうな気配。

0823同じく大围二街からの東路地

0821
高架の東西路手前の祥乐路へ左折東行。0826
祥乐路。当たり前に騎楼のある路地です。

懐かしの──のつもりだったけどここはどうも初訪問でした。あるいは前回間違えたか、移転ニューオープンしたのかもしれない。店は新しい。
龙磐酒楼(碧溪路店)の茶器類

0830 龙磐酒楼(碧溪路店)
鉄観音
菜干猪骨粥
焦糖马拉糕 370
龙磐酒楼(碧溪路店)の最先端・飲茶マシン

湯沸かしの使い方が分からんかったけど、「水蓋加水」×→「煮水単击」のボタンを押すと、蛇口がククッと動いてポット一杯の湯を注ぎ元の位置に戻る。しかもポットは上に杯を逆さにしたような注水口がある。飲茶マシンである。
龙磐酒楼(碧溪路店)で何とか鉄観音を淹れる。

茶葉は急須の受けに入れるとあふれたから、多分カリタみたいな金属器具に入れると思うんだけど──とうも見当つかなかった。
温度設定も細かく出来ます。茶葉によって変えるんてしょか?

ポットの上部に湯を注ぐ大きさの穴が空いてます。

満席。隣を覗くと、水場で全部にまず湯を振りかける。急須の中にも湯を通す。しかるのちに
隣席を盗撮。ガラスのポットに急須を逆さまに置いて抽出した茶を最後の一滴まで落とすらしい。

龙磐酒楼(碧溪路店)の焦糖马拉糕

マーラーカオから先に来た。──どうも二段階に分けて注文するのが正解らしい。
黒糖の香の膨らみはかなり仄か。これは乏しいのではなくコントロールしてあるみたいです。その代わりに、黒糖の焦げ香のような苦味を帯びた味覚が強い。
龙磐酒楼(碧溪路店)の焦糖马拉糕どアップ

しかもその背後に、上に乗っかってる木の実らしい苦味というか臭みが重なってくる。淡い甘みのお菓子のふりをして、実は大人の味覚を宿す、狡猾なマーラーカオなのでした。
龙磐酒楼(碧溪路店)の菜干猪骨粥

粥は、これは始めて食べたと思う。非常にシブい味覚。メニュー名で言うと菜干とある、多分高菜かザーサイみたいな野菜の漬物の苦味&臭みが、骨っぽい肉汁の粥のそのままでは凶暴な汁の味覚を昇華してます。
龙磐酒楼(碧溪路店)の菜干猪骨粥どアップ

肉をすくうとこれは──沖縄の骨汁です。それで想像がつきやすくなったけど──骨汁の汁を粥にして菜漬系の臭みで中和する発想の粥、というのが原型だと思えます。それが、それ以上のところまで昇華、発展してしまった粥。
龙磐酒楼(碧溪路店)の菜干猪骨粥の肉塊どアップ

広東なのか順徳なのか、この臭い野菜の漬物という食文化には、昨日の包子以来惚れつつあるところです。
さてそろそろプレッシャーがかかってきたし、10時が近い。ついでに小銭を作って出る。
西行。今日はもう日差しがキツい。东宏路へ右折北行。
1007东宏路を北行

もう一店、なぜかとても記憶に残ってる开心茶艺馆(昌裕花园店)
──は休業中?
开心茶艺馆の──うーん少し解しにくい貼り紙……。

やむを得ぬ。腹が張ってしまってるし、南行へ移る。
1020广昌路の高架をくぐり南西角へ

街角で半袖に着替えるのに慣れてしまった──のは、ちょっと危険。1013
还市东路を南行。
1026还市东路バス停より西を見る。順徳市街はこの辺りより南はなお閑静てした。

318路の全行程(順徳市街・环市东南国路口〜容桂大道中∶高德地图)

1024环市东南国路口
318路が今通過しました……というタイミングなので少し座る。
順徳は、少し中心を外れればまだ静かな土地が多いなあ。
もうきた。1029乗車
1030車内より南方。やはり閑静、建設中のビルはあるけれどノンビリしてます。

五坊。確かイーオンのあるライン。川沿いに出た。行く手に山。ひとつうしろのじいさんがぐたぐだいうタイプらしいので、写真撮影をひかえることに。
×19∶27分
切り通しを抜けた。バス停・旧塞村。何て地名でしょう。通りも家も綺麗。
大吉村。
街路の豊かな通り。
バス停・嘉信城市花園。右手の巨大なマンション。
爺さんが降り──るのではなく、ワシの前席に移りやがった!何がしたいのかな?ただより撮影が難しくなる。
1057席移動を繰り返す爺様

右折。爺さんが左に移り、かと思うと右に戻る。危険度大。
スヌーピーが入口にいる公園。サイゼリアの入ったモール。悦然广场と書いてある。
容奇大桥からの行程(高德地图)

この前を左折南行。川を渡る。もうすくです。右手に巨大マンション。
容奇大桥。両側にマンション。しかもまだまだドンドン建ってる……。容桂水道という水路。
180度回頭後西行。バス停・容山邮局。
可可公寓。公営住宅ということでしよう。
左手にKFC。バス停・漁人码头南。そうは見えないけど?でも少し下町っぽいか?容奇市場というアーケードもある。この北が水路のY字になってます。川島路歩行街。ここまで目的地から2km強
1059道は左へ屈曲。この道自体はありきたり。百昌大厦。あと二つ。
車道またぐ。バス停・……街道办。次。
1108→桂洲乐园
(1.1km)
結構町中でした。容桂大道中。爺さんと一緒に降りてしまった。
1110容桂大道中下車

「北海道吐司」をウリにする采蝶軒の角を右折西行。
1114采蝶軒の東西道(路心街)を西行

公厠の矢印を辿ると結構な集落内に。路心街南ブロック。
でもとりあえず西へ向かおう。1119
1118トイレを借りに潜った集落内

1120トイレを借りに潜った集落内の市場

乐园酒家(路心街)
URL∶https://surl.amap.com/2DjMW8x1390F
1128楽園酒家
ポーレイ
モツネギ焼き
ベトナム春巻 370
楽園酒家でポーレイ、モツネギ焼きとベトナム春巻

全くの通りがかりでしたけど2階に上がると凄い広さの宴会場みたいな飲茶屋。香港の旺角ロンドンを思わせます。
茶は持ってきてくれるけど点心は自分で取りに行く。注文後のお届けはしてくれるけど。
楽園酒家のベトナム春巻どアップ

ベトナム春巻は、この名で呼んだら失礼なほど潮州の春巻。中の蛋白ながらバランスの取れた、大根、葱、ニンニクといった根菜中心の渾然一体な食感が素晴らしい。皮のむちむちで、かつしっかりまとまってて形を崩さない完成度。
楽園酒家のベトナム春巻の中身どアップ

驚いたのはネギ焼きで──下にあるかと思った飯が無かった代わりに、じっくり煮込まれたモツでした。調味料としては黒胡椒程度だけどその前に複雑に煮込まれてるらしい。
楽園酒家のモツネギ焼き どアップ

下に敷いてあるセロリと高菜っぽい、やはり菜漬のような臭みある野菜が、ホルモンの肉汁を吸い込んでる。ホルモンそのものよりこっちの旨味が凄い。ジーンと感激がこみ上げる味わいです。
楽園のモツネギ焼き どアップ

北京とかの煮込み(爆トウ)とはまた違う、このタイプの煮込み料理、広東のみならず南中国では始めて食った気がします。「酸菜炒大腸」というのがそれだろか?
楽園酒家のマイダン

楽園酒家のポーレイ

タバコも吸い放題、道ではガキが踊ってるし、ほとんど公園状態です。好い飲茶です。案内によると老舗らしい。
1205マイダン。
楽園の通路が広いので(?)踊り始めたお子様を止める者なし

楽園でポーレイ最後の一杯

民國32年(即1943年)順徳名厨梁降(肥降)創立了楽園酒家解放後、楽園酒家經歷公私合營及”歷史原因”改造、易名爲(桂洲供社第一食堂、桂洲供銷社飮食服務商店)。〔1F案内板〕

楽園の昔画像1

楽園の昔画像2

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