外伝17-102 胡同へ礼儀正しく蛇入る/胡同1/10=瑠璃厂街へ南行

~~~~~(m–)m~~~~~(m–)m~~~~~(m–)m本編の行程:Googleマップ(経路)~~~~~(m–)m~~~~~(m–)m~~~~~(m–)m

北京初食は庶民派フードコートで

平門から,とりあえず南の瑠璃厂街へ向かおうか。
 西へは前門西大街が伸びる。旧内城沿いの広い車道,ここに南新華路という車道が南へ分岐してる。
 この南への道を,素直に行くのは芸がない。西大街を少し東行。老辺餃子館という建物のある通りから──
 と思ったら?おお?結構良さそうな店があるぞ?
1211护国寺小吃
ぶっかけご飯15元550
(白米飯,①卵スープ,②青瓜とキクラゲの卵とじ,③インゲン豆と豆干の炒め,④茄子とジャガイモの麻辣煮)

▲和平門前でまずは昼御飯

般として,月並な中華です。いい意味で。
 白米飯に,トレーから何種かのおかずをぶっかけてもらう。システムはタイに似てました。それにしても大した賑わいです。
①卵スープ:卵に,ほとんど溶けてるトマトが浮かんでる。山東で西柿西和鶏蛋湯と呼ばれてたものですけども,酸味と卵の甘味がいずれもダイレクトに来る。深みを追ってない。変な技巧を考えてない。
②青瓜とキクラゲの卵とじ:広州でも天津でも驚愕したあの味覚です。やはり,じーんと来る味じゃない。いい意味で,です。ふわりと広がりそのまま終わる感じ。香りに抑制がかかって程よく止まる。
③インゲン豆と豆干の炒め:これも济南で飽きず食べてた一品です。豆の味覚に伸びがない。わっと豆味があって,それが去っていくのを止めない調理。おそらく八角が控えめかほとんど入ってない。

▲店内を振り替えると

茄子とジャガイモの麻辣煮:これが典型的でした。茄子も芋もぐじゅぐじゅに煮込まれ,真っ黒になってる。でも色の割に蛋白で,ねっとりした歯触りだけが残っていく。芋は大学芋のようにほとんど糸を引いてる感があります。
 とまあ──
 日本だと間違いなく一流の中華です。そして,日本人でも首を傾げず「美味い!」と頷ける中華。そういう意味で月並みなんです。広東,四川,貴州,山東,日本の中華と異質なそれらと違う。
 やや先走って言えば…日本の中華の源流を感じさせる中華。
 あと,どうも朝しか食べれないメニューが幾つかあるらしい。後に他の店でもそういう表示を見たけれど,早飯と午飯を完全に使い分ける,そういう感覚が,どうもあるようなのです。

さて。名にしおう北京胡同へ

▲余家胡同へ侵入

国寺小吃店の南側にゲートがあった。何の門なのかよく分からんけど,とにかくこれを潜って東行する。
 青少年美術館図書館前とある白大理石の壁の向こう,南への道が拓けた。
 南行──おおっ!あるがな,こーゆー道が!
 十字路。そのまま進む。余家胡同と表示

▲「余家胡同」の標識と通りの光景

949年ころには三千はあったといわれる北京の胡同は、1980年から2000年までの間に、およそ千五百が無くなり、今では数百しか残っていないといわれている。」
「胡同,這兩個字原是蒙古語的譯音。《析津志》載稱”巷通本方言”,是1267年元代建大都沿襲下來的,至今已有700多年歷史」~胡同の二文字は元々はモンゴル語。1267年に元朝のもとで作られたものが踏襲されていて,今は7百年の歴史を持つ。
※ ニューストップ > 文化・歴史 胡同:消えゆく、北京情緒溢れる町並み
※ 雷克斯是我/大陸.北京.余家胡同(中国語)

ラッキーに惑うラビリンス

▲道は細まり,青州のように門構えをくぐり始めた。

は,幅を狭めつつ東へ緩く折れていきます。
 折れたところを試しに南行。
 行き止まった。青州を思い出す。でも今日の天は蒼。
 同じような細道ばかりです。どっちへ行こう?

▲行き止まりというのは,こんなガチャガチャな雰囲気になってました。

調べても,まるで分からない。そもそもこの胡同を解説してる記事がない。
 ほとんどラビリンスです。元々の北京の胡同というのはこんなだったのかもしれません。ラッキーな初胡同でした。

▲どう見ても抜けられそうにない道。あと,この櫓は何だろう?

う一本先をも一度南行。
 かなり潜った。けど,やはり行き止まりでした。
 うーむ。1303,そろそろ真面目に抜けよう,と東北園胡同という道をたどる。看板のある大きな胡同です。
 南行。

▲胡同と蒼天!

▲ちなみにこの付近をGoogleマップの航空写真で検索すると,こんなとんでもないウソ地図が出る。どうやったらこんな表示に出来るんだ?

▲ぐんぐん折れる。でも,これでも人の気配が出てきました。

東北園シリーズから…さて,どこへ出たのかな?

▲赤い門,青い天

306,T字を左折東行。東北園北巷へ。
 この東北園●巷シリーズの道は,ここが元々「東北園」というブロックということか?今たどってるのはその内部通路?
 T字を右折南行。でも通り名は北巷のまま。もー何がどーなってるのか…。

▲北京胡同には公衆便所が多いけど──まだあった!ニーハオ・トイレ!

りいっぱいに子どもが駆け回り,進めない。
 でもようやく,人間界に戻ってきた安堵を得る。
 さて,どこへ出たのかな?

▲胡同に礼儀なぞ無しガキ群れる

[前日日計]
支出1500/収入1590
負債 90/
[前日累計]
     /負債 409
§
→九月二十三日(天)
[101天津発北京東四行]⇒
1211护国寺小吃
ぶっかけご飯15元550
(白米飯,卵スープ,青瓜とキクラゲの卵とじ,インゲン豆と豆干の炒め,茄子とジャガイモの麻辣煮)

[102胡同1/10=瑠璃厂街へ南行][103胡同1/10=瑠璃厂街前へ迷走][104胡同1/10=瑠璃厂街を南へ][105胡同2/10=八大胡同清真寺][106八大胡同実験小学][107胡同3/10=西交民巷]
1720新橋三宝楽面包店 XINQIAO SAPPORO BAKERY
ミルクフランスみたいなの
ロールケーキみたいなの500
[108胡同4/10=東交民巷と教会][109胡同からの帰還]
1838面兑
老坛酸菜面15元550
[前日日計]
支出1500/収入1600
負債 100/
[前日累計]
     /負債 309
§
→九月二十四日(一)