FASE85-3@deflag.utinaR409withCoV-2_BA5#九月の今帰仁がざらついてきた\ 諸志焚字炉

」▼▲
1206三叉路。仲宗根から続いた道が唐突に途絶えます。▼▲左折。

与那嶺集落内の道

与那嶺農村公園の先の水路に沿って右折。農業用水路らしいけれどがっちりした構造です。
与那嶺〜今泊間を伸びる農業用水路

右手に丘。ペンションGUSUKUの看板を見て左折。すぐさらに左折。曲がってからさらに左折。
諸志の集落内を行く1

諸志の集落内を行く2

1220あった。諸志の焚字炉。

 焚字炉は字を書いた紙(字紙)を焼く炉で,別名惜字炉ともいい,1838年(道光18年,尚育4)来島した冊封使林鸿年が,文字を敬重し,字を書いた紙を敬うことを説き焚字炉を設置させたのが始まりで学校や番所などに設けられたという(沖縄大百科事典)。
 諸志の焚字炉は字諸志48-1番地の集落内の道路と道路の角にあり,小さな石造物のためなかなか気が付かない。〔案内板〕

諸志の焚字炉のある場所

(続)高さが約90cmで,幅は約60cmの方形となっている。側面は4面のうち道路に面した部分のみが確認され,紙を入れる約12cmの円形の穴がある。地元ではイシドゥールーと呼び,また「髪」を焼いたとも言われ今後さらに調査研究していく必要がある。
 焚字炉は村内では,現在のところここ一ヶ所ので,県内でも数少ないといわれる。〔案内板〕

焚字炉の側面円窓

確かに焼却施設にしては煙突に当たる場所がない。
焚字炉の屋根石

墓室内には第二尚氏王統の北山監守(今帰仁按司)の二世(介紹),四世(克順),五世(克祉),六世(縄祖),七世(従憲),そしてアオリヤエなど三十名余が葬られている。一世の韶威(今帰仁王子)は首里の玉陵に,三世の和賢は今泊の津屋口墓に葬られている。〔運天港海岸墓群・大北墓案内板記述〕

※前掲∶FASE78-2運天編

1245今泊海岸東側奥・津屋口墓と思われる場所を再訪

最奥∶「玉城門中之墓」横に「ナーファーヤー一門」

奥から「玉城門中之墓」横に「ナーファーヤー一門」
岩に穿った墓になっている。
中程の古墓

その手前に入口に榊を備えた古い岩墓
中程のものが相当古そうです。岩の切り方も精確に直線をとっている。
中程の古墓の開口部の方形状

一番手前墓の全体

一番手前は石垣のあるガッチリした墓。花瓶と湯呑のお供えあり。右手前に碑文。石棺と岩の接合部は精緻で,漆喰がつかってあるようにも見える。
手前の墓の碑文

碑は「墳墓記」という題名しか読めない。ただここに碑文を残す形式は運天港大北墓に相似しています。

浜を後にする。白波はまだかなり立っています。

1309 R115へ。今帰仁城を素通りして「クバの御嶽160m」の看板も過ぎる。何とそちらへ郵便配達のバイクが曲がっていきました。

クバの御嶽が収まる山

山中,今帰仁を去る

1318本部に入る。
北之方御嶽の絵馬

1325右折,北之方御嶽
北之方御嶽。指は入ってるけど構へん。こんなとこでした。

本部でガソリンを入れて──よし間にあったそ。
え?名前を書け?まだ客待ち?でも……お席はガラガラに見えるけど?
どーも,店内に流れるハワイアンミュージックのように,とてもゆったり時間の流れるお店らしい。
よいよい。Aランチグランプリ初代グランプリのこちらさえ食えれば──
1355レストランハワイ
Aランチ750
まずスープが来るタイプ。沖縄食堂でよく出る薄いコク深タイプ。でもそれをゆったり飲んでも……あ,やっと来た!
レストランハワイのAランチ

ビーフカツ,ハンバーグ,エビフライ,ナポリタン,生姜焼き,卵焼き,タコさんウインナー,豚天と確かに種類は豪華です。まあハンバーグは旨かったかも?
今の所,マイベストAランチはやっば「あやぐ」かなあ……。
レストランハワイのAランチ鳥瞰図

1458龍宮神の拝所
安和の岬近く。

かつて部間には,ジョウルンと呼ばれる小さな集落が国道449号線(旧道)沿いにありました。ジョウルンの拝所は岬の岩です。拝所はリューグ様とも呼ばれ航海を含め海に関わるすべての安全を祈願する神聖な場所です。現在の片側2車線の国道449号線ができる前までは,海岸から海に突出した岩場でした。〔案内板〕

龍宮神の拝所全体

正面ガジュマル。
碑は五つ。鳥居側に海に面して「宇天底神 百五十九の武神 天帝光明神」。小さく「太陽ん当の神々への御通し所」とある。
「酉ぬ方龍宮御門神」

二番目,ガジュマル直下に「酉ぬ方龍宮御門神」。小さく「世界の龍宮神に願立を通す神」。
九十度横を向いて「黄金軸の神 御光御水神」。小さく「黄金ガマ」。
「龍宮神」「御光弥勒神」「底神御水」三柱

海側に,海を拝ませる方向で右から「龍宮神」「御光弥勒神」「底神御水」。
不思議な拝所です。どっちを向いて拝んでいいのか分からない。

1530ふと入った屋部公民館前。ここにも東屋と拝所がある。工事車両のたまり場みたいな場所ですけど……。石はない。香炉二つ。

屋部公民館前の東屋,奥に拝所

屋部の拝所の中

1553宮里そば
ソーキそば400

やっと行けた宮里そばでソーキそば

ソウルフード的に支持層の広いのはやはりここに見えます。家族連れ,仕事中の一人連れと客層は多彩。学生や若い衆が多いように見えるのはやはり安いからか。
中南部のそばとはどうも違う。かといってトンデモなく繊細なのでもなくて,毎日食べれるユルい味クーターな出汁とぽっと灯を点すような小麦香,ぼさぼさっとした感じの歯応えです。
鳥瞰図

■まとめ:深海深層水 DeepSeaWater▼▲

この日のスーパーホテルで海洋深層水配合のお風呂に入り,特に第一湯の後の睡眠の深さで効果を思い知った。これまで全く信じてなかったんですけど……

海洋深層水とは、水深200メートル以深(太陽の光が届かない)の海水を指します。(略)
◇優れた清浄性
海洋深層水は、水深200メートル以深という非常に深い層に存在する海水です。
そのため、海面近くの水とは異なり、産業排水や生活排水の影響を受けず、きれいな水の状態を保っているのが特徴です。
また、水深が200メートル以深になると太陽光が届かず、光合成が行なわれません。
水中の酸素濃度が低く保たれているため、植物プランクトンなどの微生物が生息することができず、その増殖を抑えることができるのです。
海域によっては、海洋深層水の微生物や病原菌の数は、海面付近と比較して10分の1から100分の1程度であるという結果も報告されています。
◇ミネラル成分などの栄養素が豊富
海洋深層水は、ミネラル成分などの栄養素に富んでいることも大きな特徴です。
海洋深層水は、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分をはじめ、窒素やリン、ケイ素などの無機栄養塩類が豊富に含まれています。
◇低温安定性
海洋深層水は光が届かないため、海面近くの水と比べて水温が低く一定に保たれています。そのため1年を通して水質の変動が小さく、非常に安定している水です。〔後掲Tokaiグループ公式〕

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