Range(中環).Activate Category:香港九次 Phaze:首頁&香港入り

HK9 総合目次
2-08 11香港入り
2-09 21名都花園→22崇謙堂→23老围→24栄園:銅鑼湾~湾仔
2-10 31元朗西邉村→32元朗山貝村→33Re赤柱→34金龍:銅鑼湾~観塘
(間奏)35通菜街の夜 36広告
2-11 41瑞記・鳳城・生龍→42皇都戲院:銅鑼湾・北角→43煙廠街:旺角・深水埗
2-12 51最終日

■フライトスケジュール
【行程 1】
香港エクスプレス航空 UO669便
 2019-02-08 1555 福岡空港発
 2019-02-08 1910 香港国際空港着
【行程 2】
香港エクスプレス航空 UO638便
 2019-02-12 1250 香港国際空港発
 2019-02-12 1710 福岡空港着

[前日日計]
支出1500/収入1230
     /負債 270
[前日累計]
    /負債1355
§
→二月八日(五)
1311牧のうどん
やわめん400
2135翠華
珈理猪扒飯500
2230トレボロン200
雲南緑茶
[前日日計]
支出1500/収入1100
     /負債 400
[前日累計]
    /負債1755
§
→二月九日(六)


摂氏7度→22度

▲1856香港空港内ターミナル間の無人列車にて

ンモアチェック,いいですか?」
と博多空港の手荷物検査のお姉さん。それ英語じゃないといかんのか?
──
 手荷物検査で「一回転してください」画像の人形マンガの中で,反応のある部分が黄色くなってる。それはチェック側のマニュアル映像を転用してないか?
──
 スタバの店員がみんなハングルぺらぺら。福岡側にもうそんなに韓国人が多いんだろか?
──
 Hkエキスプレスはボーディングの通路で渋滞。三度に分けて乗り込ませたのに…。で現在1554。
 手荷物の一部を,まさに手で持って事務員が運び込んでる?溢れたのか?いずれにしても定刻には飛びそうにない。
 福岡,7度と電光表示。

▲2119上環裏道の闇夜

港時間1850,香港着。
 1907,イミグレは2列程度の滞留。結構少ない。
 1914,バゲッジベルト5番。
 暑い!22度!
 1930,エアポートエクスプレス(列車)開車(発車)。
 1954,香港站着。G出口から出る。2024,常宿ミニホテルに投宿。

▲2123中環階段市場

夜は早く寝て明朝を早くしたい。列車移動は止めて上環までをひとしきり歩く。
 蓮香楼に寄ってみるけど,夜は注文料理の店になるらしい。期待した甘ものもなかった。
 三多麺店は本日休業。

ボッてんじゃーねーよ!(失笑)

▲2124中環階段市場のランタン

の中環は意外なほどにバリエーションがない。ただここの坂道は,夜の雰囲気はなかなかでした。
 今更と言えば今更ながら,この何度となく通ってきた石階段の通りの名前は,砵典乍街。通称は石板街。英語名はポッティンジャー・ストリート Pottinger Street。→GM.

▲2125砵典乍街北折口の歩道橋

典乍街の由来たるポッティンジャーは,日本語でググるとほぼホテル名しか出ない。香港初代総督の名前ですけど,人名としても他の同一姓が多い。
 語源の人物は,何とwikiに日本語では項目がない状態。
▲一番読んだイメージに近いポッティンジャー画像

国主義真っ盛りのイギリスの最前線行政官,どんな偉そうな人物かと思いきや──バリバリの叩き上げの実力者でした。
 アイルランド出身,記載はないけど家族数その他から決して裕福な経済環境ではない。15歳でインドに渡り東インド会社で実績を上げ,おそらくその辣腕を香港経営の嚆矢に振るうべく就任。

▲2127中環の街路樹とネオンの美しい混濁

※ wiki/enry Pottinger
「Lieutenant General Sir Henry Pottinger, 1st Baronet, GCB, PC (Chinese: 砵甸乍; 3 October 1789 – 18 March 1856), was an Anglo-Irish soldier and colonial administrator who became the first Governor of Hong Kong.」
「In 1804, he went to India to serve in the army and explored the lands between the Indus and Persia, travelling in disguise as a Muslim merchant and studying local languages, under the orders of Sir John Malcolm. In 1806, he joined the British East India Company and in 1809, he was a Lieutenant who fought in one of the Anglo-Mahratta wars. 」

▲なぜか夜遅くまでやってるとこが多い果物屋

それで,ハンバーガーって中国語で何て言う?

べるところがない。こういう時には──
2135翠華
珈理猪扒飯500
奶茶
 奶茶は,来る度に感動がある。味覚が記憶を常に上回る。
 どうしてこんなに香りだけのミルク香を抽出できるのか?紅茶の渋い香気だけをジョイントできるのか?お茶飲みの国でしか実現できない紅茶が,香港にはある。
 確実に,ポーレイやソーメイの感覚で紅茶を淹れたらこうなる,ということなんだけど,具体にそれがどういう技術なのか?という点にはなかなか近づけない。
 さて,奶茶の後は香港カレー!さあ来い!

▲2140ハンバーガー??

外初日は,そうは言ってもビビりが残っていきなり強気モードを全開にできない。
 なので,カレーが出るつもりの目の前にハンバーガーが置かれた時,あまりのことに絶句して抗議のタイミングを逃してしまいました。──メニューでカレーのページ開いて注文したんだから,分かるだろ?
 さて,「塞翁が馬」とは旅行者のためにあるような言葉です。このバーガーが意外にも──超本格的!!
 何で?パンズは,これ何て言うんだろ?カスカスなのにしっとりしてる。トンテキは流石の重厚さ,なのに淡白な赤身の味わいに絞ってある。
 つまり。世界一安直で不健康で不味いと定評あるアメリカン・フードと,その逆が通説の中華技法がビシッと融合してる?そういう印象を受けたんですけど──ホントか?香港一般にそんなこと起こってるのか?
 悔しいけど旨かった。うーん微妙な満足感。

▲結構旨い!

のお茶にも困ってしまう。恵康しか開いてないんだけど品揃えは貧弱。
 今回は陸羽印の雲南緑茶を購入してみた。同じメーカーの烏龍やプーアルは有名だけど,香港ではよくこの緑茶も並んでる。でも「緑茶だろ?」と避けてきてました。
 最初,分からなかったけど段々旨さが認識されてきた。柔らかい花のような香り。──なるほど,香港で好まれるのが理解できます。
 普通の中国茶とも日本茶とも異なる。新しい産地なのか?と思ってたら,ワシの知識不足だっただけで歴史は結構古いみたいでした。

■資料:茶の原初に近い雲南緑茶

 新しいのでは?とか,意外にも…と書いてきたけど,とんでもない!どうやらこの緑茶は,捉えによっては緑茶の源かもしれない緑茶でした。
 インド東部からビルマへの高地とされる茶の原産エリアに近く,地形も似通ってるわけですから当然といえば当然。
 そういう源流らしき味覚が,末端たる日本茶とはこれほど異なるのも驚きならば,中国史の最後の頁に近い香港でウケてるのも面白い。
※ 鈴茶堂HP/思茅 雲南毛峰(早春茶)
「滇緑(雲南緑茶)は中国国内でもあまり流通がない、珍しい緑茶です。雲南省で作られるお茶のうち、最も有名なものは普洱茶(プーアル茶)ですが、これは主に他地域や外国へ出荷されます。地元の人々は普洱茶ではなく、普段は雲南緑茶を楽しんでいます。長く地元消費用のお茶として認識されてきた雲南緑茶ですが、実は普洱茶に負けないほど美味しいお茶です。
 思茅はお茶づくりの歴史がとても古い地域です。雲南省の代表的なお茶、普洱茶は思茅にある普洱府にそのお茶が集積されたことから普洱茶と名づけられました。この地域には野生茶樹、人工栽培の茶園、過去に人工栽培の茶園として利用されていたけれども何十年と放置された古茶樹園など、様々なタイプの茶樹が豊富に存在しています。」
※ あるきちのお茶・旅行日記/中国茶の世界にようこそ2019(2)様々な名茶と買えるところ
「茶の原産地に近い雲南省は、原種に近い、大きな葉っぱの品種(大葉種。いわゆるアッサム種)が植えられています。
 アッサム種は渋みの成分であるカテキン(ポリフェノール)が多いため、渋みが勝ちやすく緑茶向きでは無いとされます(紅茶に向きます)。
が、このお茶は渋みの少ない芽の部分を中心に使うことにより、渋みを避けるとともにアッサム種ならではの特徴を引き出しています。」

■小レポ:香港de中国SIMとそのリスク

「聯通SIMに入れ替えてみたら,Wifi無しではやはり繋がらないけれどWifi下ならローミング無しで繋がる。通信業者に3G:CSLというのがいて繋げてくれるらしい。
 それと凄いのは…Googleマップが見れること!香港なら大抵Wifiはあるし,これは聯通SIMで過ごしてみる手か?」
──という試みをやってみてる。
 確かに1か月SIMを借りる必要はなくて便利だけど,次に大陸に入った時に繋がらない期間が長かったように感じる。
 よく考えたら,同じ中国領域内で金盾監視下だから繋がるわけで,そこでGoogle見てたら金盾にフォローされてる。つまりブラックリストに上がってしまう。
 ということは,こういう使い方はやはり長期的には危険。①中国SIM使用時は大陸でと同様に振る舞う(Google系は見ない。もちろん政治的発言やエロは厳禁)か,②従来通り1か月SIMか日本SIMの海外パックかを使うのが,安全なようです。よゐこっぽい物言いになりますけど。
 ただ,さらによく考えたら,①でも十分に旅行ツールとしては使える。地図はGoogleじゃなく百度の方がむしろ詳しいし,バス検索もサイトで可能。アクセスを大陸でと同じにすればいいだけです。

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